今回は斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。和食の定番である「うの花」にたっぷりのきのこを加えた、旨味と香りが豊かな一品です。おからはヘルシーでありながら食物繊維が豊富で、日々の食卓に取り入れたい優秀な食材ですが、パサつきがちという印象を持たれがちです。
しかし、この斉藤辰夫さんのレシピでは、鶏ひき肉をごま油でしっかりと炒め、さらにしめじやしいたけといったきのこ類から出る豊かな旨味を豆腐やおからに吸わせることで、驚くほどしっとりとした仕上がりを実現しています。
にんじんの彩りと食感、仕上げに加える絹さやの鮮やかなグリーンが美しく、食卓をパッと明るくしてくれます。作り方も非常にシンプルで、手順に沿って丁寧に炒めて煮込むだけ。特別な技術は必要なく、家庭にあるおなじみの調味料で奥深い味わいが引き出されます。
おつまみやお弁当の定番としてはもちろん、作り置きおかずとしても大活躍する心温まる一品です。ぜひ斉藤辰夫さんのレシピを参考に、ご家庭で本格的な味わいをお楽しみください。
【斉藤辰夫さんのレシピ】きのこたっぷりうの花の作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes17
minutes185
kcal32
minutes今回は斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。和食の定番である「うの花」にたっぷりのきのこを加えた、旨味と香りが豊かな一品です。おからはヘルシーでありながら食物繊維が豊富で、日々の食卓に取り入れたい優秀な食材ですが、パサつきがちという印象を持たれがちです。
材料
おから 200g
鶏ひき肉 100g
にんじん 1/4本(50g)
しめじ 1パック(100g)
生しいたけ 2枚
絹さや 8枚
塩 適量
ごま油 大さじ1
【A】
だし カップ2+1/2
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ2
うす口しょうゆ 大さじ3
塩 小さじ1/2
作り方
- にんじんは太めのせん切りにする。しめじは根元を切り、小房に分ける。しいたけは石づきを除いて薄切りにする。
- 絹さやは筋を取り、斜め細切りにする。塩を加えた熱湯でサッとゆで、冷水にとって水けをきる。
- 鍋にごま油大さじ1を熱し、弱めの中火でひき肉を炒める。肉の色が変わったら 1 を加えて炒め、しんなりとしたらおからを加えて軽く炒める。
- ポイント
- おからを炒めることで味がしみ込みやすくなり、香ばしさも出る。
- 3 に【A】を順に加え、汁けがなくなるまで14~15分間煮る。煮上がったらバットにあけて冷まし、 2 の絹さやを加えて混ぜる。
- ポイント
- 汁けがなくなるまで煮ると、おからがしっとりと仕上がり、日もちもする。一度バットにあけて冷ますことで、味がなじむ。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (きのこたっぷりうの花)
きのこたっぷりうの花を美味しく作る3つの極意
おからを炒めて香ばしさと味のしみ込みを高める
鍋にごま油大さじ1を熱し、弱めの中火で鶏ひき肉を炒め、肉の色が変わったら人参としめじ、しいたけを加えて炒めます。具材がしんなりとしたらおからを加えて軽く炒めます。この工程を経ることで、おから特有の臭みが和らぎ、ごま油の香ばしい風味が全体に行き渡ります。
さらに、おからをあらかじめ油で軽く炒めておくことで、この後の調味料やだしの旨味がしっかりと中までしみ込みやすくなり、水っぽくならずにふっくらと仕上がる重要なステップとなります。
汁けがなくなるまでしっかりと煮る
おからにだしカップ2+1/2、砂糖大さじ2、みりん大さじ2、うす口しょうゆ大さじ3、塩小さじ1/2を順に加え、汁けがなくなるまで14〜15分間じっくりと煮ます。この時間をかけて丁寧に水分を飛ばしていくことで、おからが調味料の旨味を余すところなく吸収し、パサつきのないしっとりとした食感に仕上がります。
また、しっかりと水分を飛ばして煮上げることで、日もちが良くなるという実用的なメリットもあります。
一度バットにあけて冷まし味をなじませる
煮上がったら一度バットにあけて冷まし、塩を加えた熱湯でサッとゆでて冷水にとり水けをきった絹さやを加えて混ぜ合わせます。熱々の状態から一度バットに広げて冷ますことで、余分な熱が逃げて味がギュッと凝縮され、全体に均一になじみます。
さらに、仕上げに鮮やかな緑色の絹さやを混ぜ込むことで、見た目の美しさとシャキッとした食感のアクセントが加わり、完成度が格段に上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
きのこの豊かな旨味とおからの素朴な味わいが広がるこの一品には、軽やかでフルーティーな日本酒や、すっきりとした味わいの白ワインがよく合います。
特に、キリッとした冷酒や、果実味が豊かで酸味の穏やかな辛口の白ワイン(シャルドネや甲州など)を合わせることで、ごま油の香ばしさとうま味を引き立てつつ、口の中を爽やかにリフレッシュしてくれます。また、あたたかい緑茶やほうじ茶とも抜群の相性を誇り、ホッとする和の食卓を演出してくれます。
保存テクニックと温め直し方
保存する際は、粗熱をしっかりと取った後に清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。日持ちの目安としては、冷蔵庫で3〜4日程度美味しく召し上がっていただけます。また、小分けにしてラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存することも可能です。
冷凍した場合は、食べる分だけ冷蔵庫に移して自然解凍するか、電子レンジで軽く温め直してお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
斉藤辰夫さんのレシピによる「きのこたっぷりうの花」は、鶏ひき肉としめじ、しいたけの旨味がギュッと詰まった、風味豊かな和食の副菜です。人参の彩りと絹さやのシャキッとした食感がアクセントになり、見た目にも食欲をそそります。
おからをごま油で炒めてからだしと調味料で14〜15分間しっかりと煮ることで、パサつかずにしっとりとした口当たりに仕上がります。一度バットにあけて冷ますことで味が均一になじみ、美味しさが一層引き立ちます。
ヘルシーでありながら食べ応えもあり、毎日のご飯のおかずやお弁当、作り置きとしても大活躍する便利な一品です。
