斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。今回は、風味豊かな新ごぼうと旨みたっぷりのたこを組み合わせた、絶品のきんぴらです。新ごぼうならではの柔らかい食感と爽やかな香りは、定番の根菜とは一味違う魅力に溢れています。
そこにゆでだこの旨みがギュッと加わることで、いつものきんぴらがワンランク上の味わいに生まれ変わります。作り方はとてもシンプルでありながら、食材の持ち味を最大限に引き出すための丁寧な工夫が詰まっています。
ごぼうをピーラーで細長く薄切りにすることで火が通りやすくなり、調味料の味が素早く均一に染み込みます。さらに、たこは加熱しすぎないように後から加え、サッと炒めることで柔らかい食感をしっかりとキープします。
シャキッとしたごぼうの歯ごたえと、ぷりっとしたたこの食感のコントラストが絶妙で、箸が止まらなくなる美味しさです。仕上げに加える一味とうがらしのピリッとした辛みが全体の味を引き締め、お酒のおつまみとしても、白いご飯のおかずとしても抜群の相性を発揮します。
特別な材料を使わずに、毎日の食卓がパッと華やぐ斉藤辰夫さん直伝のアイデアが光る一品を、ぜひご家庭でじっくりとお楽しみください。
【斉藤辰夫さんのレシピ】新ごぼうとたこのきんぴらの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes145
kcal20
minutes斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。今回は、風味豊かな新ごぼうと旨みたっぷりのたこを組み合わせた、絶品のきんぴらです。新ごぼうならではの柔らかい食感と爽やかな香りは、定番の根菜とは一味違う魅力に溢れています。
材料
新ごぼう 2~3本(200g)
ゆでだこの足 100g
一味とうがらし 少々
ごま油 小さじ2
【A】
砂糖 大さじ1+1/2
しょうゆ 大さじ1+1/2
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
作り方
- ごぼうは皮をよく洗い、ピーラーで細長く薄切りにし、水にさらして水けを拭き取る。たこは薄切りにする。
- フライパンにごま油小さじ2を中火で熱し、ごぼうを入れて炒める。しんなりしたら【A】を加え、煮汁をからめながら、汁けがほぼなくなるまで煮る。
- 2 に 1 のたこを加え、ごぼうとからめながら軽く炒める。たこの縁が反ってきたら、一味とうがらしを加えて軽く混ぜる。
- ポイント
- たこは火を通しすぎると堅くなって縮んでしまうので、サッと炒める程度で十分。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (新ごぼうとたこのきんぴら)
新ごぼうとたこのきんぴらを美味しく作る3つの極意
ピーラーを使ったごぼうの薄切りと水さらえ
このレシピでは、ごぼうを皮をよく洗った後にピーラーで細長く薄切りにするのが大きな特徴です。包丁で切るよりも圧倒的に薄く均一な厚さに仕上がるため、炒めたときに火が通りやすくなり、短時間でしんなりとした食感に仕上がります。
さらに、切ったごぼうを水にさらすことで、アクがしっかりと抜けてえぐみが抑えられ、上品ですっきりとした味わいになります。水にさらした後は水けをしっかりと拭き取ることで、フライパンに入れたときに油となじみやすくなり、調味料の味がボケずにしっかりとからむようになります。
調味料を加えて汁けがほぼなくなるまで煮詰める手順
フライパンにごま油を熱してごぼうを炒め、しんなりとしたら【A】の砂糖、しょうゆ、酒、みりんを加えます。ここでは、ただ炒めるだけでなく、煮汁をしっかりとごぼうにからめながら、汁けがほぼなくなるまで煮詰めることが重要です。
甘辛い調味料がごぼうの繊維の奥までじっくりと染み込むことで、噛むたびに深い旨みが口いっぱいに広がります。水分をしっかりと飛ばすことで仕上がりが水っぽくならず、冷めても味がしっかりとした美味しいきんぴらに仕上がります。
たこを後から加えてサッと炒める加熱のコツ
ゆでだこの足は、最初からごぼうと一緒に炒めるのではなく、ごぼうの煮汁がほぼなくなった段階で後から加えます。たこは長時間加熱しすぎると、身が固くなってキュッと縮んでしまう性質があります。そのため、ごぼうとからめながら軽く炒める程度にとどめ、たこの縁が反ってきたらすぐに火を止めるタイミングが肝心です。
この絶妙な火加減を守ることで、たこの柔らかい食感とジューシーな旨みが保たれ、シャキシャキとしたごぼうとの素晴らしい食感のコントラストを生み出すことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
新ごぼうとたこのきんぴらに合わせるお酒としては、すっきりとした辛口の日本酒が最高のお相手となります。特に、キレのある冷酒や、ぬるめの純米酒を選ぶと、ごぼうの土の香るような風味や醤油と砂糖の甘辛い味付けを心地よく受け止め、口の中を爽やかにリフレッシュしてくれます。
また、ワインを選ぶのであれば、軽やかでフルーティーな白ワインや、程よい酸味を持つロゼワインがおすすめです。たこの持つ海の旨みとワインのミネラル感が優しく寄り添い、ピリッと効かせた一味とうがらしのアクセントとも心地よく調和します。
日常の晩酌を少し贅沢な時間に変えてくれるお気に入りの一杯とともに、ぜひ味わってみてください。
保存テクニックと温め直し方
作ったきんぴらは、粗熱を取ってから清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存します。保存期間の目安としては、2〜3日以内にお召し上がりいただくのがおすすめです。時間が経つと味がさらに馴染んで美味しくなりますが、たこの食感を損なわないためにも早めの消費が良いでしょう。
なお、保存状態によっては傷みやすくなるため、食べる際は清潔な箸を使用してください。お弁当のおかずや、常備菜としても大変重宝する一品です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
斉藤辰夫さんによる「新ごぼうとたこのきんぴら」は、旬の素材の美味しさを存分に引き出した和食の魅力が詰まったレシピです。ピーラーで細長く薄切りにした新ごぼうを香ばしく炒め、甘辛い調味料でしっかりと煮詰めることで、深いコクとシャキシャキとした食感を実現しています。
そこへ、火を通しすぎないように配慮して後から加えるゆでだこのぷりっとした食感と旨みが加わり、互いの良さを引き立て合う絶妙なバランスに仕上がります。仕上げに振る一味とうがらしのピリッとした辛みが全体の味を引き締め、最後まで飽きのこない味わいを生み出しています。
特別な技術や複雑な調味料を必要とせず、身近な材料だけで手軽に本格的な小鉢が作れるのも大きな魅力です。ご飯のお供としてはもちろん、お酒のおつまみや常備菜としても大活躍間違いなしの、日々の食卓に何度も作りたくなる心温まる一品です。
