斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。秋の味覚の代表格である栗を贅沢に薄切りにしてカリッと揚げる、ユニークで味わい深い一品です。栗といえば栗ご飯や甘露煮、焼き栗などが定番ですが、本レシピでは薄くスライスして揚げることで、まるでせんべいのような新しい食感と香ばしさを引き出しています。
しっかりとした下ごしらえや水さらしによってでんぷん質を調整し、低温でじっくり揚げることで、栗本来の上品な甘みとカリッとした軽やかな歯ざわりが楽しめます。お茶うけやおつまみにもぴったりの、心躍る新感覚の栗料理です。
【斉藤辰夫さんのレシピ】栗(くり)せんべいの作り方
Course: おつまみ・デザートCuisine: 和食2
servings1
hour30
minutes6
minutes210
kcal96
minutes斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。秋の味覚の代表格である栗を贅沢に薄切りにしてカリッと揚げる、ユニークで味わい深い一品です。栗といえば栗ご飯や甘露煮、焼き栗などが定番ですが、本レシピでは薄くスライスして揚げることで、まるでせんべいのような新しい食感と香ばしさを引き出しています。
材料
くり 10コ(正味200g)
揚げ油
塩 少々
作り方
- くりの鬼皮と渋皮をむく。 焼き栗(ぐり)ご飯 の下準備参照。
- 2mm厚さ程度の薄切りにし、5分間ほど水にさらして水けをきる。水が透明になるまで2~3回繰り返し、でんぷん質をしっかり取り除く。
- バットに紙タオルを敷いて 2 を広げる。風通しのよいところで、表面が乾くまで1~2時間干す。
- ポイント
- 水分が残っていると揚げ時間が長くなり、揚げ色が濃くなりすぎるので風味が損なわれやすい。
- 160℃(低温)の揚げ油で 3 を5~6分間揚げる。触らずにじっくり揚げ、下に沈んで泡が出なくなり、表面が堅くなったら揚げ上がりの合図。
- 取り出して油をきり、塩少々をふって器に盛る。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (栗(くり)せんべい)
栗(くり)せんべいを美味しく作る3つの極意
でんぷん質をしっかり取り除く水さらし
2mm厚さ程度の薄切りにした栗を5分間ほど水にさらす工程は、水が透明になるまで2~3回繰り返します。この水さらしによって余分なでんぷん質がしっかりと取り除かれ、揚げたときに焦げにくく、綺麗な仕上がりになります。ひと手間かけることで、栗の雑味が抜け、すっきりとした上品な風味が引き立ちます。
表面を乾かすための丁寧な乾燥
バットに紙タオルを敷いて薄切りにした栗を広げ、風通しのよいところで表面が乾くまで1~2時間干します。水分が残っていると揚げ時間が長くなってしまい、揚げ色が濃くなりすぎて風味が損なわれてしまう原因になります。
この乾燥工程によって、油に入れたときの水分抜けがスムーズになり、サクッとした理想的な食感に仕上がります。
160℃の低温でじっくり揚げる温度管理
160℃の低温の揚げ油で5~6分間じっくりと揚げます。途中で触らずにじっくりと火を通すことで、栗全体に均一に熱が行き渡ります。下に沈んで泡が出なくなり、表面が堅くなったら揚げ上がりの合図です。低温で丁寧に揚げることで、栗の甘みがじっくりと引き出され、香ばしさと軽快な歯ごたえが両立します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
香ばしく揚げられた栗のせんべいには、すっきりとした緑茶やほうじ茶のほか、キリッとした冷酒や白ワイン(ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネなど)がよく合います。
栗本来の自然な甘みと、塩気、そして揚げ油のコクが、お茶の爽やかさやワインの豊かな酸味と調和し、お酒やお茶の時間がより一層贅沢で豊かなものになります。
保存テクニックと温め直し方
揚げたてのサクッとした食感と風味を損なわないよう、できるだけ早めにお召し上がりいただくのがおすすめです。すぐに食べきらない場合は、完全に冷ましてから密閉容器に入れ、湿気を避けて保存してください。
時間が経つと湿気やすくなるため、保存容器に乾燥剤を一緒に入れておくと、カリッとした質感を少し長く保つことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
斉藤辰夫さんのレシピによる「栗(くり)せんべい」は、栗の新しい魅力を発見できる素晴らしい一品です。鬼皮と渋皮をむいた栗を2mm厚さにスライスし、水さらしと乾燥を経て、160℃の低温でじっくりと揚げて仕上げます。
手間ひまを惜しまない丁寧な下ごしらえにより、栗の雑味がなくなり、カリッとした軽やかな食感と上品な甘みが際立ちます。仕上げの塩気が栗の甘さを引き立て、おやつや小さなおつまみとしても大活躍する、季節感あふれるおすすめのレシピです。
