今回は、斉藤辰夫さんの「豚肉となすの甘辛炒め」のレシピをご紹介します。豚バラ肉の濃厚なうまみと、とろとろに火が通ったなすの相性が抜群な、ごはんにぴったりのおかずです。豚バラ肉から溶け出した脂をなすにしっかりと吸わせることで、一口噛むごとにジュワッとおいしさが広がる仕上がりになります。
また、すりごまを最後に加えることで、フライパンに残ったうまみを余すことなく閉じ込め、風味豊かに仕上げるのがこのレシピの最大の魅力です。さらに、シャキッとしたみょうがの爽やかな香りと、赤とうがらしのピリッとした辛味が、甘辛い味付けの良いアクセントになります。
ご家庭にある定番の調味料で簡単に作れるため、毎日の献立にも取り入れやすい一品です。斉藤辰夫さん直伝の、シンプルながらも素材のおいしさを引き出すプロの技が詰まったこの甘辛炒めを、ぜひご自宅でお楽しみください。食卓が笑顔に包まれること間違いなしの絶品和食レシピです。
【斉藤辰夫さんのレシピ】豚肉となすの甘辛炒めの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes640
kcal20
minutes今回は、斉藤辰夫さんの「豚肉となすの甘辛炒め」のレシピをご紹介します。豚バラ肉の濃厚なうまみと、とろとろに火が通ったなすの相性が抜群な、ごはんにぴったりのおかずです。豚バラ肉から溶け出した脂をなすにしっかりと吸わせることで、一口噛むごとにジュワッとおいしさが広がる仕上がりになります。
材料
豚バラ肉(薄切り) 250g
なす 2コ(150g)
たまねぎ(大) 1/4コ(60g)
みょうが 2コ
赤とうがらし(種を除いて半分に切る) 1本分
すりごま(白) 小さじ2
サラダ油 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
【A】
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1+1/2
みりん 大さじ1
作り方
- なすはヘタを除き、ピーラーで皮をしまむきにして乱切りにし、水にさらして水けを拭く。たまねぎは繊維に沿って7~8mm幅に切る。みょうがは縦半分に切り、斜め薄切りにする。豚肉は4~5cm長さに切る。
- フライパンに豚肉を入れて弱めの中火にかける。脂が出て香ばしく色づくまで3~4分間焼き、取り出す。
- 2 のフライパンにサラダ油大さじ1を弱めの中火で熱し、なすを炒める。全体に油が回ったら、たまねぎ、赤とうがらしを加えて2~3分間炒める。
- ポイント
- 豚肉の脂が残ったフライパンでなすを炒め、なすに豚肉のうまみを吸わせる。
- 【A】を加えてからめ、具材がしんなりしたら、 2 の豚肉を戻す。しょうゆ大さじ2を加えて照りが出るまで炒め煮のようにし、すりごまを加えて混ぜる。器に盛り、みょうがを散らす。
- ポイント
- 豚肉から出たうまみを逃がさないよう、すりごまにも吸わせる。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (豚肉となすの甘辛炒め)
豚肉となすの甘辛炒めを美味しく作る3つの極意
豚肉の脂と旨味をなすに吸わせる
豚バラ肉は最初に弱めの中火で香ばしく色づくまで3〜4分間焼き、一度取り出します。この工程でフライパンには豚肉から溶け出した旨味たっぷりの脂が残ります。そこにサラダ油を足してなすを炒めることで、なすがスポンジのように豚肉の脂と旨味をしっかりと吸収します。
なすに豚肉のコクが移り、単なる野菜炒めではなく、奥深い味わいを持つ一品に仕上がります。焦がさないよう弱めの中火を保つことも、おいしさを引き出す大切なポイントです。
炒め煮の工程で味をしっかりと絡める
なすやたまねぎに油が回り、しんなりしてきたら酒、砂糖、みりんを加え、豚肉を戻し入れます。さらに、しょうゆを加えて照りが出るまで「炒め煮」のように加熱することが重要です。調味料を少しずつ煮詰めることで、豚肉となすの表面に甘辛いタレがしっかりと絡みつき、照りツヤのある美しい仕上がりになります。
水分を飛ばしながら味を含ませることで、お弁当のおかずとしても汁気が出にくく、冷めても美味しく食べられるようになります。
すりごまを使ってうまみを逃さず閉じ込める
仕上げにすりごま(白)を加える手順には、風味付け以上の重要な意味があります。フライパンに残った調味料や具材から出た旨味を含んだ汁気を、すりごまに吸わせることで、全体のうまみを一滴も逃さず料理に閉じ込めることができます。すりごまがタレと具材をしっかりと結びつけ、味がぼやけるのを防ぎます。
最後にトッピングとして散らすみょうがの爽やかな香りと相まって、こってりとした甘辛味の中に香ばしさとさっぱり感が同居する、バランスの良い味わいが完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
豚肉となすの甘辛炒めには、果実味が豊かで程よい酸味と渋みを持つミディアムボディの赤ワインがよく合います。特におすすめなのが、フランス・コート・デュ・ローヌ地方の「グルナッシュ」や「シラー」を主体とした赤ワインです。
豚バラ肉の脂の甘みと、しょうゆや砂糖を使ったこってりとした甘辛い味付けには、果実の凝縮感があるワインが調和し、料理のコクをさらに引き立ててくれます。また、赤とうがらしのピリッとした辛味やみょうがの爽やかな風味には、スパイシーなニュアンスを持つ赤ワインがぴったりと寄り添います。
冷やして飲む軽めの「ピノ・ノワール」なども、なすのトロッとした食感や和食の繊細な旨味を邪魔せず、心地よいマリアージュを楽しめるのでおすすめです。
保存テクニックと温め直し方
粗熱がしっかり取れてから、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存での日持ちの目安は約2〜3日です。なすから水分が出やすいため、温め直す際はフライパンで軽く炒め直すか、電子レンジで加熱してください。
お弁当に入れる際は、汁気が他の食材に移らないよう、すりごまがしっかり汁気を吸っているか確認し、隙間なく詰めると美味しくいただけます。冷凍保存はなすの食感が損なわれるためおすすめしません。
このレシピのまとめと栄養のポイント
斉藤辰夫さんの「豚肉となすの甘辛炒め」は、豚バラ肉のコクとなすのとろける食感、そして食欲をそそる甘辛いタレが絶妙に絡み合う、和食の魅力が詰まった一品です。豚肉を焼いて出た脂をなすに吸わせ、最後にすりごまでうまみを閉じ込めるという、無駄のない調理工程が美味しさの秘訣です。
みょうがのトッピングが爽やかなアクセントとなり、最後まで飽きずに食べ進められます。ご飯のお供にはもちろんのこと、しっかりとした味付けはお酒のおつまみとしても大活躍します。
フライパン一つで手軽に作れるうえに、冷めても味がしっかりしているため、毎日の夕食やお弁当のおかずなど、幅広いシーンで活躍する定番レシピとして重宝するはずです。
