斉藤辰夫さんの「彩りあじ南蛮」のレシピをご紹介します。南蛮漬けは、魚の旨味と甘酢のさっぱりとした味わいが魅力的な和食の定番料理です。本レシピでは、あじと一緒に、かぼちゃ、ジャンボピーマン、玉ねぎ、セロリといった彩り豊かな野菜をたっぷりと使用し、見た目にも華やかで栄養満点の一品に仕上げています。
特に注目したいのは、野菜をあらかじめ炒めて南蛮酢を加えるという手順です。これにより、野菜の甘みと旨味が引き出され、南蛮酢と絶妙に絡み合います。また、あじをじっくりと揚げ焼きにすることで、余分な水分が抜け、魚特有のクセのない仕上がりになり、南蛮酢がより染み込みやすくなります。
揚げたての熱いうちに南蛮酢に漬け込むことで、味がしっかりと中まで入り、時間が経つほどに深みのある味わいへと変化します。レモンと青じその爽やかな香りが食欲をそそり、さっぱりとしたおかずを食べたい時にもぴったりな一品です。
【斉藤辰夫さんのレシピ】彩りあじ南蛮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings20
minutes20
minutes450
kcal40
minutes斉藤辰夫さんの「彩りあじ南蛮」のレシピをご紹介します。南蛮漬けは、魚の旨味と甘酢のさっぱりとした味わいが魅力的な和食の定番料理です。本レシピでは、あじと一緒に、かぼちゃ、ジャンボピーマン、玉ねぎ、セロリといった彩り豊かな野菜をたっぷりと使用し、見た目にも華やかで栄養満点の一品に仕上げています。
材料
あじ(三枚におろしたもの) 4匹分
かぼちゃ 1/6コ
ジャンボピーマン(赤) 1コ
ジャンボピーマン(黄) 1コ
たまねぎ 1/2コ
セロリ 1本
しょうが 1かけ(20g)
レモン(輪切り) 約1/2コ
青じそ 10枚
サラダ油 大さじ1
塩 少々
揚げ油
小麦粉 適量
【南蛮酢】
だし カップ1
酢 カップ3/4
しょうゆ 大さじ4
砂糖 大さじ4
赤とうがらし(種を取る) 2本
作り方
- かぼちゃは種とワタを取って皮をところどころむき、半分に切ってから7~8mm厚さに切る。
- ジャンボピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、横に5mm幅に切る。たまねぎは縦に5mm幅に切る。セロリは筋を取り、斜め薄切りにする。しょうがはせん切りにする。ボウルに【南蛮酢】の材料を合わせておく。
- 鍋にサラダ油大さじ1を熱し、 2 の野菜を入れて炒め、油が全体に回ったら塩少々を加える。野菜がしんなりしてきたら 2 の【南蛮酢】を加え、煮立つ直前まで温めてボウルにあける。調理器具は酸に強い材質のものを選ぶとよい。
- ポイント
- 先に炒めて柔らかくなった野菜に南蛮酢を加え、湯気が出てくる程度に温める。
- フライパンに7~8mm深さに揚げ油を入れて165℃に熱する。 1 のかぼちゃを入れて揚げ焼きにし、取り出す。
- あじはそれぞれ長さを半分に切り、全面に小麦粉適量をまぶす。 4 のフライパンに入れて、じっくりと色よく揚げ焼きにする。
- ポイント
- あじを油に入れたら、1~2分間いじらずに揚げ焼きにして、泡が少なくなったら裏返す。これを3回ほど繰り返すうちに、余分な水分とともにあじのくせが抜け、南蛮酢が入りやすくなる。
- 3 のボウルに 5 を熱いうちに加えて全体を混ぜ、 4 のかぼちゃをのせ、レモンをのせる。そのまま1時間以上おく。
- ポイント
- 熱いうちに南蛮酢につけることで、あじに味が入る。かぼちゃもこのとき入れるとくずれにくい。
- 器に盛り、ちぎった青じそを添える。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (彩りあじ南蛮)
彩りあじ南蛮を美味しく作る3つの極意
野菜を炒めてから南蛮酢を加える
このレシピの大きな特徴は、ピーマン、玉ねぎ、セロリなどの野菜を先に炒めてから南蛮酢を加える点にあります。野菜を油で炒めることで本来の甘みと旨味が引き出され、かさが減って南蛮酢とよく馴染むようになります。
油が全体に回ったところで塩を少々加え、野菜がしんなりしてきたら南蛮酢を加え、煮立つ直前まで温めるのがポイントです。温かい南蛮酢を使用することで、後から加えるあじに味が染み込みやすくなり、まろやかな酸味を楽しむことができます。
あじは触らずにじっくり揚げ焼きにする
あじをフライパンで揚げ焼きにする際は、165℃の油に入れたら1~2分間いじらずにじっくりと焼くことが重要です。泡が少なくなってきたら裏返すという作業を3回ほど繰り返します。このようにじっくりと加熱することで、あじの余分な水分が抜け、魚特有のくせを抑えることができます。
水分がしっかりと抜けたところに南蛮酢が入り込むため、中まで味が染み込んだ美味しいあじの南蛮漬けに仕上がります。焦らずにじっくり火を通すのがコツです。
熱いうちに南蛮酢に漬け込む
あじを揚げ焼きにしたら、熱いうちに南蛮酢の入ったボウルに加えることが、味をしっかり染み込ませるための最大の秘訣です。食材が熱いうちは、温度が下がる過程で味が内部までぐっと入り込んでいきます。また、かぼちゃもこのタイミングで南蛮酢に加えることで、煮崩れを防ぎつつ、しっかりと味を含ませることができます。
最後にレモンをのせてそのまま1時間以上置くことで、全体の味が馴染み、奥深い味わいの南蛮漬けが完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
「彩りあじ南蛮」の甘酸っぱく爽やかな味わいには、白ワインやスパークリングワインが非常によく合います。特におすすめなのは、ソーヴィニヨン・ブランや甲州などの、柑橘系の香りとキリッとした酸味を持つ白ワインです。
ワインの爽やかな酸味が、南蛮酢の酸味やレモン、青じその風味と見事に同調し、あじの旨味をさらに引き立ててくれます。また、野菜の甘みとも相性が良く、口の中をさっぱりとリセットしてくれるので、箸が止まらなくなる組み合わせです。
冷酒や軽快な味わいの日本酒、例えば吟醸酒や本醸造酒などを合わせても、和の風味を活かしながら美味しくいただけます。休日のゆったりとした夕食のひとときに、ぜひお好みのお酒と合わせてお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
調理後、粗熱が取れたら清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。南蛮漬けは時間が経つほどに味が染み込み、より美味しくなるため、作り置きにも最適なメニューです。冷蔵で約3〜4日間保存可能です。保存容器は、酸に強いホーローやガラス製のものを使用することをおすすめします。
食べる際は、冷蔵庫から出してそのまま冷たい状態で美味しくいただけますが、お好みで少し室温に戻してから召し上がるのも風味を感じやすくなります。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、斉藤辰夫さんの「彩りあじ南蛮」の作り方をご紹介しました。定番のあじの南蛮漬けに、色鮮やかなジャンボピーマンやかぼちゃなどの野菜をたっぷりと組み合わせることで、見た目にも美しく、栄養バランスの取れた一品に仕上がっています。
野菜を炒めてから南蛮酢と合わせるひと手間や、あじをじっくりと揚げ焼きにして水分を抜くといった丁寧な工程が、本格的な美味しさを生み出すポイントです。熱いうちに南蛮漬けの液に漬け込み、しっかりと時間を置いて味を馴染ませることで、驚くほど味わい深く変化します。
レモンと青じその爽やかなアクセントが効いており、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても大活躍間違いなしの素晴らしいレシピです。
