今回は、料理研究家である斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。おもてなしや特別な日の食卓を華やかに彩ってくれる、贅沢な「車えびのさんしょう煮」の作り方です。車えびの旨みを最大限に引き出しながら、上品で香り高い一品に仕上げるプロの技が詰まっています。
えびを美しく丸めて形を整えることで、見た目の美しさはもちろん、火が均一に通りやすくなるという工夫が凝らされています。さらに、粉ざんしょうの爽やかな香りとピリッとしたアクセントが、えびの甘みや上品な煮汁の味わいを引き立てます。
作り方は決して難しくなく、手順に沿って丁寧に調理を進めることで、料亭のような本格的な味わいをご自宅で簡単に再現することができます。ぜひこの機会に斉藤辰夫さん直伝のレシピを試して、贅沢なひとときをお楽しみください。
【斉藤辰夫さんのレシピ】車えびのさんしょう煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings10
minutes5
minutes145
kcal15
minutes今回は、料理研究家である斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。おもてなしや特別な日の食卓を華やかに彩ってくれる、贅沢な「車えびのさんしょう煮」の作り方です。車えびの旨みを最大限に引き出しながら、上品で香り高い一品に仕上げるプロの技が詰まっています。
材料
車えび(殻付き。有頭) 8匹(200g)
粉ざんしょう 小さじ1/5
塩
【A】
だし カップ1+1/2
酒 カップ1/4
みりん 大さじ2
うす口しょうゆ 大さじ2
砂糖 小さじ2
塩 小さじ1/6
作り方
- 車えびは頭と背ワタを取り、丸く形を整えてようじでとめる。塩少々を入れた熱湯でサッとゆでて冷水にとり、水けを拭く。
- ポイント
- えびはクルリと丸め、ようじを突き刺してとめる。こうして火を通すと、腰の曲がった形に。
- 鍋に【A】を合わせて中火にかけ、フツフツと沸いてきたら 1 を加えて弱めの中火にし、落としぶたをする。4分間ほど煮て粉ざんしょうを加え、さらに1分間ほど煮て火から下ろす。
- ポイント
- オーブン用の紙を鍋の大きさに合わせて切り、中央に穴をあけて落としぶたに。煮汁が回り、弱めの火加減で効率よく煮える。
- すぐボウルに移し、氷水に当てて手早く冷やす。そのまま1時間以上おき、味をなじませる。
- ポイント
- ボウルごと氷水に当てて、一気に冷やすことで保存性が高まる。
- 汁けをきってようじを抜く。殻をむき、両端を切りそろえる。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (車えびのさんしょう煮)
車えびのさんしょう煮を美味しく作る3つの極意
えびの形を美しく整えて固定する下ごしらえ
車えびの頭と背ワタを取り除いた後、丸く形を整えてようじでしっかりととめます。このようにあらかじめクルリと丸めた状態で火を通すことで、加熱によって身が縮まるのを防ぎ、美しい腰の曲がった料亭のような仕上がりになります。また、火の通りが均一になり、形が崩れにくくなるという大切なポイントです。
落としぶたを用いた弱めの中火での煮込みと粉ざんしょうの投入
鍋に合わせた【A】のだし、酒、みりん、うす口しょうゆ、砂糖、塩を中火にかけ、フツフツと沸いてきたら車えびを加えて弱めの中火にします。オーブン用の紙で作った中央に穴をあけた落としぶたをかけることで、煮汁が全体にしっかりと回り、効率よく味が染み込みます。
4分間ほど煮た後に粉ざんしょうを加え、さらに1分間ほど煮ることで、香りを飛ばしすぎず上品で爽やかな風味をしっかりと行き渡らせます。
氷水を使った急冷と味をなじませる時間
煮上がったらすぐにボウルに移し、氷水に当てて手早く一気に冷やします。この急速な冷却により、食材の鮮度や食感を保ちながら保存性を高めることができます。そのまま1時間以上おいてしっかりと味をなじませることで、煮汁の旨みが車えびの芯まで行き渡り、奥深い味わいに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
車えびのさんしょう煮には、すっきりと冷やした辛口の日本酒がよく合います。特に、キレのある純米吟醸酒や本醸造酒は、車えびの上品な甘みと旨みを引き立ててくれます。また、さんしょうの爽やかな香りとピリッとした辛みが日本酒の風味と見事に調和し、口の中を心地よくリフレッシュしてくれます。
ワインを合わせる場合は、フレッシュでミネラル感のある辛口の白ワインがおすすめです。えびの繊細な食感と出汁の効いた和風の味付けを損なうことなく、互いの魅力を高め合う素晴らしいペアリングとなります。
保存テクニックと温め直し方
作った後は汁けをきってようじを抜き、殻をむいて保存容器に入れます。冷蔵庫で保存する場合は、清潔な容器を使い、数日以内にお召し上がりください。風味や食感を保つためにも、なるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。食べる直前までしっかりと味をなじませておくと、より一層美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
斉藤辰夫さんのレシピによる「車えびのさんしょう煮」は、素材の持ち味を存分に活かした上品で贅沢な和食の煮物です。車えびを丁寧に下処理して丸め、ようじで固定してから煮ることで、美しい見た目と均一な火の通りを実現しています。
だし、酒、みりん、うす口しょうゆ、砂糖、塩を合わせた煮汁で丁寧に煮込み、仕上げに加える粉ざんしょうが爽やかな香りとアクセントを添えます。鍋に合わせたオーブン用の紙で落としぶたをして効率よく煮含めたら、氷水で一気に冷やして1時間以上おき、味をしっかりとじっくりなじませます。
ひと手間かけることで料亭のような仕上がりになり、おもてなしや特別な日の食卓にぴったりの一品です。ぜひ手順を参考にして、ご自宅で本格的な味わいをお楽しみください。
