今回は、イタリアンの巨匠である落合務さんのレシピをご紹介します。ご家庭の定番であるトマトソースパスタを、プロの確かな技とシンプルな材料で最高の一品に仕上げる作り方です。
市販のトマトジュース(食塩不使用)をベースに使うことで、驚くほど手軽でありながら、しっかりとコクと深みのある本格的な味わいを生み出すことができます。
特別なテクニックや難しい調味料は必要なく、にんにくの香り立ちやトマトジュースの煮詰め具合といった、基本的な調理のプロセスを丁寧に重ねるだけで、お店で食べるような極上のパスタが完成します。
ニンニクのみじん切りにひと工夫加えたり、仕上げに加える香りのアクセントとして青じそやバター、パルメザンチーズを絶妙なタイミングで合わせたりと、食欲をそそるポイントが満載です。
トマトの自然な甘みと酸味が引き立つソースに、茹で上げたスパゲッティがしっかりと絡み合い、一口ごとに豊かな風味が口いっぱいに広がります。いつもの食卓をパッと華やかにしてくれる、落合務さん直伝の絶品トマトソースパスタの魅力をぜひご堪能ください。
【落合務さんのレシピ】基本のトマトソースパスタの作り方
Course: 主菜Cuisine: イタリアン2
servings10
minutes15
minutes485
kcal25
minutes今回は、イタリアンの巨匠である落合務さんのレシピをご紹介します。ご家庭の定番であるトマトソースパスタを、プロの確かな技とシンプルな材料で最高の一品に仕上げる作り方です。
材料
スパゲッティ(1.6mm) 160g
トマトジュース(食塩不使用) カップ2
にんにく 1かけ
バター(食塩不使用) 10g
パルメザンチーズ(すりおろす) 15g
青じそ 10枚
塩
オリーブ油
【仕上げ】
パルメザンチーズ 適量
黒こしょう(粗びき) 適量
作り方
- 鍋にたっぷりの水と塩適量(湯の量の1%)を入れ、沸かす。にんにくは包丁の腹や耐熱のガラスボウルの底でつぶしてから、みじん切りにする。青じそは粗く刻む。
- ポイント
- むきづらい薄皮もつぶすことでスルリと取れる。
- 別の鍋にオリーブ油大さじ4とにんにくを入れ、強めの中火で炒める。にんにくが色づいて、香りがたったらトマトジュースを注ぐ。
- ポイント
- にんにくが焦げそうになったらトマトジュースを加える。
- 2 が沸いたら弱めの中火にして、水分をとばすように煮詰める。鍋底にへらで線が描けるくらいになったら、ソースの完成。スパゲッティを 1 の鍋で袋の表示どおりにゆではじめる。
- スパゲッティの湯をきり、ソースに加える。バター、パルメザンチーズ、青じそを順に加え、そのつど手早く混ぜ合わせる。器に盛って【仕上げ】用のパルメザンチーズをすりおろし、黒こしょうをふる。
- ポイント
- 香りはうまみ。仕上げに加える。
メモ
- 落合務さんのレシピ (基本のトマトソースパスタ)
基本のトマトソースパスタを美味しく作る3つの極意
にんにくをつぶしてからみじん切りにする
このレシピのポイントは、にんにくを包丁の腹や耐熱のガラスボウルの底で一度つぶしてからみじん切りにすることです。あらかじめつぶすことで、むきづらい薄皮もスルリと簡単に取れるだけでなく、にんにくの組織がしっかりと壊れて香りの成分が最大限に引き出されます。
別の鍋にオリーブ油大さじ4とともに入れて強めの中火で炒める際にも、香りが油にしっかりと移りやすくなり、トマトジュースと合わせたときのベースとなる味わいに圧倒的な深みをもたらします。
トマトジュースを強めの中火から弱めの中火で煮詰める
別の鍋にオリーブ油とにんにくを入れて強めの中火で炒め、にんにくが色づいて香りがたったら食塩不使用のトマトジュースを注ぎます。その後、ソースが沸いたら弱めの中火にして、余分な水分をとばすようにじっくりと煮詰めていきます。
鍋底にへらで線が描けるくらいのとろみ加減になるまでしっかりと水分をとばすことで、トマトの旨みが凝縮され、パスタの麺にしっかりと絡みつく濃厚でバランスの取れた絶品トマトソースが完成します。
仕上げにバター、パルメザンチーズ、青じそを順に加える
茹で上がったスパゲッティの湯をきってソースに加えたら、バター、パルメザンチーズ、青じそを順に加え、そのつど手早く混ぜ合わせます。香りはうまみそのものであるため、仕上げの段階でこれらの素材を加えることで、熱によってそれぞれの風味が最大限に立ち上ります。
器に盛った後にもパルメザンチーズをすりおろし、粗びき黒こしょうをふることで、全体の見栄えと味わいがキリッと引き締まり、最後の一口まで飽きずに楽しむことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
落合務さんの基本のトマトソースパスタには、軽やかな口当たりでありながらもフルーティーな酸味と豊かな果実味を感じられるイタリア産の赤ワインや、すっきりとした白ワインが非常によく合います。
特に、軽めのキャンティなどの赤ワインを合わせると、トマトの持つ酸味や甘み、そしてにんにくの香ばしさとワインのタンニンが絶妙に調和し、料理全体の味わいをより一層引き立ててくれます。
また、仕上げに加えた青じその爽やかな香りとパルメザンチーズのコクがワインの風味を優しく包み込み、食中酒として抜群の相性を発揮します。少し冷やした白ワインであれば、トマトのフレッシュなニュアンスをすっきりと流し込んでくれ、心地よいマリアージュをお楽しみいただけます。
保存テクニックと温め直し方
作りたてを召し上がっていただくのが一番美味しいですが、余ってしまった場合は、清潔な密閉保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安としては、当日〜翌日中には食べ切るようにしてください。
温め直す際は、フライパンに少量の水やオリーブ油を加えて弱火でじっくりと加熱し、全体を優しく混ぜ合わせることで、麺の食感を損なわずに美味しく再加熱することができます。
青じそは変色しやすいため、作り置きとして保存する場合は青じそを加える前の段階で保存するか、食べる直前に新しく刻んだ青じそをトッピングするのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、落合務さんによる基本のトマトソースパスタの作り方をご紹介しました。市販の食塩不使用トマトジュースを活用し、しっかりと煮詰めて旨みを凝縮させることで、シンプルでありながら本格的な味わいを実現しています。
つぶしてみじん切りにしたにんにくをオリーブ油で香ばしく炒め、絶妙なとろみがつくまで煮詰めたソースは、スパゲッティと絡んだときに最高のバランスを生み出します。さらに、仕上げの段階でバター、パルメザンチーズ、青じそを順に手早く混ぜ合わせることで、豊かな香りとコクがプラスされ、プロならではの仕上がりに。
器に盛った後のパルメザンチーズと粗びき黒こしょうのアクセントも食欲をそそります。特別な材料を使わずに、毎日の食卓がレストランのような贅沢なひとときに変わる素晴らしいレシピです。ぜひご家庭で挑戦して、その美味しさを実感してみてください。
