プロの料理研究家である落合務さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、彩り豊かな野菜をたっぷりと使い、イタリアンの真髄であるアーリオ・オーリオの風味を存分に楽しめる「アーリオ オーリオ・トマトのホットサラダ」です。
トマトやブロッコリー、さやいんげん、キャベツといったバラエティに富んだ食材を熱湯でしっかりとゆで上げ、香ばしく仕上げたアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのソースにアンチョビやトマトを加えて炒め合わせた一品となっています。
それぞれの野菜が持つ自然な甘みや旨みが引き出され、アンチョビの塩気とにんにくの芳醇な香りが絶妙に絡み合うことで、おうちにいながら本格的なレストランの味わいをご堪能いただけます。温かいサラダとしてはもちろん、前菜やワインのおつまみとしても非常に優秀なメニューです。
手順自体はシンプルでありながら、絶妙なゆで加減やオイルとの一体感を生み出すコツがしっかりと詰まっております。ぜひ今回のレシピを参考に、ご家庭の食卓へイタリアンの本格的な美味しさを取り入れてみてください。
【落合務さんのレシピ】アーリオ オーリオ・トマトのホットサラダの作り方
Course: 副菜Cuisine: イタリアン2
servings15
minutes6
minutes285
kcal21
minutesプロの料理研究家である落合務さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、彩り豊かな野菜をたっぷりと使い、イタリアンの真髄であるアーリオ・オーリオの風味を存分に楽しめる「アーリオ オーリオ・トマトのホットサラダ」です。
材料
トマト 1コ(150g)
ブロッコリー(小房に分ける) 100g
さやいんげん(食べやすく切る) 60g
キャベツ(食べやすく切る) 100g
アンチョビ 5g(フィレでもペーストでもよい。なければしょうゆ小さじ1/2でもよい。)
塩 20~25g
【アーリオ オーリオ・ペペロンチーノ】
にんにく 2~3かけ(20~30g)
赤とうがらし 1本
オリーブ油 大さじ4(60ml)
作り方
- 鍋に熱湯2リットルを沸かし、塩20~25gを溶かす(塩分濃度1%強が目安)。ヘタを除いたトマトを入れ、湯むきして乱切りにする。同じ湯にブロッコリー、さやいんげんを入れて中火で2分間ゆで、キャベツを加えてさらに2分間柔らかくゆでる。(スパゲッティをゆでた湯の残りを使ってもよい。)
- フライパンで【アーリオ オーリオ・ペペロンチーノ】をつくる( ボンゴレビアンコ のつくり方 1 ~ 4 参照)。アンチョビ、トマトを加えて(はねに注意する)中火で炒め、トマトが少しくずれたら火を止める。
- 1 のゆで野菜の水けをきって 2 に加え、あえる。
メモ
- 落合務さんのレシピ (アーリオ オーリオ・トマトのホットサラダ)
アーリオ オーリオ・トマトのホットサラダを美味しく作る3つの極意
鍋に熱湯2リットルを沸かし塩20~25gを溶かして塩分濃度1%強のゆで汁を作る
このレシピのポイントは、野菜をゆでる段階からしっかりと塩分濃度を1%強に調整した熱湯を用意することです。
鍋に熱湯2リットルを沸かし、塩20~25gを溶かして塩分濃度1%強の目安をしっかりと守ることで、野菜の内部まで均一に下味がつき、水っぽくならずに素材本来の旨みや甘みを最大限に引き出すことができます。
最初にヘタを除いたトマトを入れて湯むきしてから乱切りにし、同じ湯にブロッコリーやさやいんげん、キャベツを順次くわえてゆでることで、効率的かつ美味しく仕上がります。スパゲッティをゆでた湯の残りを使ってもよいため、手際よく調理を進めるための工夫としても非常に効果的な手順となっています。
ブロッコリーやさやいんげんを中火で2分間ゆでてからキャベツを加えてさらに2分間柔らかくゆでる
このレシピのポイントは、野菜の固さに合わせてゆで時間を変え、それぞれに最適な食感を残すことです。同じ熱湯を使い、まずはブロッコリーとさやいんげんを入れて中火で2分間ゆで、その後にキャベツを加えてさらに2分間柔らかくゆで上げることで、火の通り具合を完璧にコントロールすることができます。
固い茎の部分や葉の部分が混在する野菜であっても、この時間差での加熱を行うことで、全体が均一に柔らかくなりながらもシャキッとした食感や豊かな歯ごたえをしっかりとキープすることが可能です。
茹で上がった野菜はしっかりと水けをきっておくことで、あとから合わせるソースの旨みが薄まるのを防ぎ、味のまとまりが格段によくなります。
フライパンでアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノをつくりアンチョビとトマトを加えて炒める
このレシピのポイントは、フライパンでしっかりとアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのベースを作り上げてから、アンチョビとトマトを加えてコクと酸味をプラスする点です。
にんにく2~3かけ(20~30g)と赤とうがらし1本、オリーブ油大さじ4(60ml)を使って風味豊かなオイルを作り、アンチョビ5gとトマトを加えて(はねに注意しながら)中火で炒めます。
トマトが少しくずれたタイミングで火を止めることで、トマトのフレッシュな酸味とオイルのコクが絶妙に融合したソースが完成します。そこにゆでた野菜の水けをきって加え、一気にあえることで、それぞれの素材にソースがしっかりと絡み合い、極上のホットサラダへと仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
アーリオ オーリオ・トマトのホットサラダには、キリッとした酸味と豊かなミネラル感を持つイタリア産の白ワインが非常によく合います。
例えば、ヴェネト州のソアーヴェや、シチリア州のグリッロといったフレッシュでドライな白ワインを選ぶと、にんにくやオリーブ油の香ばしさをすっきりと受け止めながら、トマトの爽やかな酸味と心地よく調和します。
また、軽やかなボディのイタリア産赤ワインであるキャンティなどを少し冷やして合わせるのも、アンチョビの旨みやトマトの風味を引き立てる素晴らしい組み合わせとなります。お好みのワインとともに、贅沢なマリアージュをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
アーリオ オーリオ・トマトのホットサラダを作り置き保存する場合は、粗熱をしっかりと取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で約2〜3日程度となります。
食べる際には、そのままでも美味しくお召し上がりいただけますが、電子レンジなどで軽く温め直していただくと、にんにくとオリーブ油の香りが再び立ち上がり、作りたてに近い風味をお楽しみいただけます。なお、時間が経つと野菜から水分が出る場合がありますので、食べる前によく混ぜ合わせてからお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
落合務さんのレシピによる「アーリオ オーリオ・トマトのホットサラダ」は、イタリアンの基本技術をふんだんに盛り込んだ本格的でありながら作りやすい一品です。
鍋に熱湯2リットルを沸かし、塩20~25gを溶かした塩分濃度1%強の湯で、トマトの湯むきやブロッコリー、さやいんげん、キャベツの絶妙な時間調整によるゆで上げを行います。
フライパンで丁寧に作ったアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノにアンチョビとトマトを加えて炒め、トマトが少しくずれたところで火を止めて、ゆでた野菜の水けをきって一気にあわせます。野菜それぞれの食感と甘みが、にんにく、オリーブ油、アンチョビの濃厚な旨みと見事に融合し、食卓を華やかに彩ってくれます。
おつまみや前菜、副菜としていつでも大活躍するおすすめのレシピです。
