今回は、素材の持ち味を活かした温かみのある家庭料理で人気を集める、飛田和緒さんのレシピ「さつまいものレモン煮」をご紹介します。さつまいものホクホクとした自然な甘みと、レモンの爽やかな酸味が絶妙にマッチする一品です。
使用する材料は、さつまいも1本に、皮をむいて輪切りにしたレモン、そしてお砂糖のみと非常にシンプル。作り方も簡単で、切って水にさらしたさつまいもをお砂糖と一緒に煮て、最後にレモンを加えて風味を含ませるだけです。
日常の食卓を彩る副菜としてはもちろんのこと、お弁当のおかずや、ちょっとしたお茶請け、お子様のおやつとしても大活躍間違いなしの万能レシピです。飛田和緒さん直伝のこのレシピは、特別な調理器具や複雑な工程を一切必要とせず、どなたでも失敗なく美味しく作れるのが最大の魅力です。
ホッと心安らぐような優しい味わいは、一度食べたらまた作りたくなる美味しさ。常備菜として冷蔵庫にストックしておくのもおすすめですので、ぜひこの機会に飛田和緒さんの素敵なレシピをご自宅で再現してみてください。
【飛田和緒さんのレシピ】さつまいものレモン煮の作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes12
minutes230
kcal27
minutes今回は、素材の持ち味を活かした温かみのある家庭料理で人気を集める、飛田和緒さんのレシピ「さつまいものレモン煮」をご紹介します。さつまいものホクホクとした自然な甘みと、レモンの爽やかな酸味が絶妙にマッチする一品です。
材料
さつまいも 1本(240g)
レモン(皮をむいて輪切りにしたもの) 3~4枚
砂糖 大さじ4
作り方
- さつまいもは皮ごと1cm厚さの輪切りにし、大きいものは半月形に切る。水に10分間ほどつけ、ざるに上げる。
- 鍋にさつまいもを入れ、水をヒタヒタになるまで注いで砂糖大さじ4を加え、弱めの中火で10分間ほど煮る。
- 竹串がスッと通るくらいの柔らかさになったら、レモンを加えてひと煮立ちさせ、火を止めてそのまま味を含ませる。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (さつまいものレモン煮)
さつまいものレモン煮を美味しく作る3つの極意
水にさらしてアクを抜く
このレシピの重要なポイントの一つ目は、切ったさつまいもを水に10分間ほどつけてアクを抜く工程です。さつまいもは切った断面からヤラピンと呼ばれる成分やアクがにじみ出てきます。これをそのまま煮てしまうと、色合いが黒ずんでしまったり、えぐみが残ったりして、仕上がりの美しさと味わいに影響を与えてしまいます。
10分間しっかりと水にさらすことで、さつまいも本来の鮮やかな黄色を保ち、すっきりと澄んだ味わいに仕上がります。特にレモンと一緒に煮ることで爽やかな色が際立つため、このひと手間を惜しまないことが、見た目にも美しい一品を作り上げるための秘訣となります。
ヒタヒタの水で弱めの中火で煮る
二つ目の極意は、鍋に入れる水の量と火加減です。さつまいもがちょうどかぶるくらいの「ヒタヒタ」の水を注ぎ、大さじ4の砂糖を加えて弱めの中火で10分間ほど煮ます。水が多すぎると水っぽくなり、少なすぎると焦げ付いたり均一に火が通らなくなってしまいます。
また、強火で一気に煮立ててしまうと、さつまいもの外側だけが崩れてしまい、中は硬いままという「煮崩れ」の原因になります。弱めの中火でじっくりと10分間加熱することで、さつまいもの中心までしっかりと熱が入り、ホクホクとした理想的な食感に仕上がります。
砂糖の甘みもじんわりと染み込み、絶妙なバランスになります。
レモンは最後に加えて味を含ませる
三つ目のポイントは、レモンを加えるタイミングと、火を止めてから味を含ませる工程です。さつまいもに竹串がスッと通るほどの柔らかさになったのを確認してから、皮をむいたレモンの輪切りを加えます。
レモンを最初から一緒に長時間煮込んでしまうと、酸味が飛びすぎたり、えぐみが出たり、さつまいもが酸によって柔らかくなりにくくなる性質があります。最後に加えてひと煮立ちさせるだけで、爽やかな香りと酸味がふんわりとまとわれます。
そして、火を止めてそのまま置いておく「冷まし」の時間に、甘みと酸味がさつまいもの中までぐっと染み込み、味がしっかりと決まるのです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
飛田和緒さんのさつまいものレモン煮は、和食の献立にホッと一息つける優しい甘さをもたらしてくれます。合わせる飲み物としては、爽やかな酸味に寄り添うような日本茶がぴったりです。特に、香ばしい香りが特徴のほうじ茶や玄米茶を合わせると、さつまいもの甘みとレモンの酸味をすっきりと引き立ててくれます。
また、少し洋風に楽しむのであれば、紅茶とのペアリングも素晴らしい相性を見せます。ダージリンやアールグレイなどの香り高いストレートティーと合わせれば、まるで上質な和スイーツを楽しんでいるかのような贅沢なティータイムを演出できます。
お酒と合わせる場合は、キリッと冷やした辛口の白ワイン、例えばソーヴィニヨン・ブランなどが意外なほどよく合います。ワインの持つ柑橘系の香りとレモンの風味がリンクし、食前酒のお供やちょっとしたおつまみとしても上品に楽しむことができるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
さつまいものレモン煮は、作り置きや常備菜としても非常に優秀です。保存する際は、粗熱が完全に取れてから、清潔な密閉容器に移し替えて冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存で約3日から4日程度美味しくお召し上がりいただけます。
時間が経つごとにレモンと砂糖のシロップがさつまいもによく馴染み、作った直後とはまた違ったしっとりとした濃厚な味わいが楽しめるのも魅力です。お弁当に入れる際は、汁気をしっかりと切ってから詰めることで、他のおかずに味が移るのを防ぐことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、飛田和緒さんのレシピ「さつまいものレモン煮」の作り方を詳しくご紹介しました。さつまいも、レモン、砂糖というわずか3つの材料で、これほどまでに風味豊かで心温まる一品が完成するのは、まさに素材の持ち味を活かすレシピならではの魅力です。
切って水にさらし、お砂糖と一緒にコトコト煮て、最後にレモンで風味付けをするというシンプルな工程は、忙しい日々の食事作りにおいて非常に助かる存在です。副菜として夕食の彩りになるのはもちろん、冷めても味がしっかり染みていて美味しいため、お弁当のおかずや作り置きの常備菜としても大活躍してくれます。
さつまいものホクホク感とレモンの爽やかな酸味が織りなす絶妙なハーモニーを、ぜひご家庭の食卓でたっぷりと味わってみてください。
