【三國清三さんのレシピ】ハヤシライスの作り方

ハヤシライス 三國清三さんのレシピ

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フランス料理の巨匠、三國清三さんの極上ハヤシライスのレシピをご紹介します。ご家庭でも本格的なレストランの味を再現できる、素晴らしい一皿です。このレシピの最大の特徴は、市販のルーを使わずに、赤ワインやフォンドボー、そしてたっぷりのバターを使って深いコクと旨味を作り出す点にあります。

牛バラ肉の脂の甘みと、じっくりとキャラメリゼされたバターと砂糖、そして香味野菜の風味が何層にも重なり合い、口に運ぶたびに至福の時をもたらしてくれます。ワインをしっかりと煮詰めることで酸味を飛ばし、まろやかで奥深いソースに仕上がります。

さらに、白米ではなく色鮮やかな野菜を刻み込んだバターライスを添えることで、ソースの濃厚な味わいとライスの爽やかな香りが絶妙なコントラストを生み出します。少し時間はかかりますが、特別な日のおもてなしや、週末のちょっと贅沢なディナーにぴったりのレシピです。

ぜひ、一つ一つの工程を丁寧にこなし、プロの味をご自宅で堪能してみてください。

Servings

2

servings
Prep time

20

minutes
Cooking time

50

minutes
Calories

1450

kcal
Total time

70

minutes

フランス料理の巨匠、三國清三さんの極上ハヤシライスのレシピをご紹介します。ご家庭でも本格的なレストランの味を再現できる、素晴らしい一皿です。このレシピの最大の特徴は、市販のルーを使わずに、赤ワインやフォンドボー、そしてたっぷりのバターを使って深いコクと旨味を作り出す点にあります。

材料

  • 牛バラ肉(塊) 360g

  • たまねぎ(輪切り) 1/2コ分

  • マッシュルーム 12コ

  • 赤ワインビネガー 120ml

  • 赤ワイン カップ3

  • トマトケチャップ 60g

  • ウスターソース カップ1

  • フォンドボー(市販) カップ2(フランス料理で使う、子牛のすね肉や骨でとった茶色のソース用のだし)

  • 生クリーム 少々

  • パセリ 適宜

  • こしょう

  • 小麦粉

  • オリーブ油

  • バター(食塩不使用)

  • 砂糖

  • 【香味野菜】

  • にんにく(みじん切り) 1/2かけ(5g)

  • たまねぎ(みじん切り) 約1/4コ(45g)

  • しょうが(みじん切り) 4~5かけ(45g)

  • 【バターライス】

  • 冷やご飯 280g

  • たまねぎ(みじん切り) 20g

  • セロリ(みじん切り) 20g

  • にんじん(みじん切り) 20g

  • さやいんげん(みじん切り) 20g

  • バター(食塩不使用) 60g

作り方

  • 牛バラ肉は3cm角に切り、塩、こしょうを強めにふって、小麦粉適宜をまぶす。
  • ポイント
  • 牛肉は小麦粉をまぶして焼く。この小麦粉はソースのとろみになるので、はらいすぎず、肉どうしをぶつけて軽く落とす程度に。
  • フライパン(あるいは鍋)にオリーブ油大さじ2、バター大さじ2+1/2を強火で熱し、牛バラ肉の脂身を下にして焼く。きつね色になったら面を変えながら全体を焼き、フライパンから取り出す。
  • ポイント
  • 牛肉の脂身はうまみのもと。まずはじめは脂身を下にしてカリカリに焼く。次にほかの面をきつね色に焼き、いったん肉を取り出しておく。仕上げ前に肉をソースに戻すことで、肉のうまみがソースに生きるとともに、肉自体のうまみも残り、おいしく食べられる。
  • 2 のフライパンに、たまねぎ、石づきを取ったマッシュルームを入れて火が通るまでいため、取り出す。
  • ポイント
  • 具になる輪切りのたまねぎは、牛肉を焼いたあとのフライパンに、マッシュルームとともに入れ、軽くいためで取り出もこの2つもソースのうまみとなる。
  • 3 のフライパンに【香味野菜】を加えて薄茶色に色づくまでいため、端に寄せる。あいたところにバター80gと砂糖20gを入れて溶かし、キャラメル状にする。
  • ポイント
  • 同じフライパンに、みじん切りのたまねぎを、しょうが、にんにくとともに入れていためる。茶色いソースになるので、たまねぎも薄茶色に色づくように。そこにバター、砂糖を加えて焦がすことで、ソースのベースとなるうまみができ上がる。
  • 赤ワインビネガー、赤ワインを加え、強火で煮詰める。木べらで鍋肌のうまみをこそげ取るようにしながら、強火でしっかりと、1/3くらいになるまで煮詰める。
  • ポイント
  • 赤ワインを加えたら、木べらで鍋肌のうまみをこそげ取るようにしながら、強火でしっかりと、1/3量くらいになるまで煮詰める。
  • 5 にトマトケチャップ、ウスターソース、フォン・ド・ボーを加え、再び1/3量くらいになるまで煮詰める。
  • ポイント
  • さらに、味に深みをもたらすケチャップ、ウスターソース、フォン・ド・ボーを加え、再び1/3量くらいになるまで煮詰める。
  • 【バターライス】をつくる。別のフライパンか鍋にバターを強火で熱し、たまねぎ、セロリ、にんじん、さやいんげんをいためる。冷やご飯を加え、しゃもじで細かく切るようにしながらいため、ご飯の固まりをほぐす。塩・こしょう各少々で味を調える。
  • 6 に 2 、 3 を戻し、軽く煮詰める。
  • 7 の【バターライス】を器に盛り、 8 の肉、たまねぎ、マッシュルームを盛る。
  • 8 の残ったソースを火にかけ、バター・生クリーム各少々を加えてコクをつける。
  • 9 の具の上から 10 のソースをかけ、パセリの粗みじん切りをのせる。

メモ

  • 三國清三さんのレシピ (ハヤシライス)
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ハヤシライスを美味しく作る3つの極意

牛肉は小麦粉をまぶし、脂身からカリカリに焼く

このレシピの重要なポイントは、牛バラ肉の下ごしらえと焼き方にあります。まず、牛肉には塩とこしょうを強めにふり、小麦粉をまぶしますが、この小麦粉はソースのとろみをつける重要な役割を果たします。そのため、粉は払いすぎず、肉同士を軽くぶつけて余分な粉を落とす程度に留めてください。

そして、フライパンで焼く際は、旨味の元である脂身を下にしてカリカリになるまで焼くことが大切です。全体がきつね色になるまでしっかりと焼き固めたら一旦取り出し、仕上げの直前にソースに戻すことで、肉自体の旨味を閉じ込めつつソースにも深い味わいを与えることができます。

同じフライパンを使い続け、鍋肌の旨味をソースに溶かし込む

牛肉を焼き終えたフライパンは洗わずに、そのまま具材のたまねぎやマッシュルームを炒めるために使用します。肉の旨味が残った油で野菜を炒めることで、具材そのものに深い風味が加わります。

さらに、香味野菜を炒めてバターと砂糖でキャラメル状にした後、赤ワインビネガーと赤ワインを加えますが、この時、木べらを使って鍋肌にこびりついた旨味をこそげ取るようにしながら強火でしっかりと煮詰めていくのが最大のポイントです。

水分量が1/3になるまで煮詰めることで、アルコール分と余分な酸味が飛び、凝縮された濃厚なソースの土台が完成します。

段階的に煮詰め、仕上げに生クリームとバターでコクを足す

ソース作りは、一度に全ての調味料を入れるのではなく、段階的に煮詰めることが味に深みをもたらす秘訣です。ワイン類を1/3量まで煮詰めた後、トマトケチャップ、ウスターソース、フォン・ド・ボーを加え、そこから再び1/3量になるまでしっかりと煮詰めていきます。

この手間のひとつひとつが、本格的なフランス料理のソースのような奥深さを生み出します。そして最後に、具材とバターライスを盛り付けた後、鍋に残ったソースを火にかけ、仕上げとしてバターと生クリームを少々加えます。

このひと手間により、ソースにまろやかなコクと美しいツヤが生まれ、レストラン品質の極上のハヤシライスが完成します。

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最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物

この本格的なハヤシライスには、ソースに使用している赤ワインと同様に、芳醇で深みのある赤ワインを合わせるのがおすすめです。

特に、フランスのボルドー地方のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを主体としたフルボディの赤ワインは、フォンドボーやバターをふんだんに使った濃厚なソースの味わいと見事なマリアージュを奏でます。

ワインの持つ果実味と程よいタンニンが、牛バラ肉の脂の甘みや、キャラメリゼした砂糖とバターの香ばしさを引き立て、口の中でさらにリッチな余韻を生み出してくれます。もし少し軽めのワインがお好みであれば、ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールも良い選択です。

マッシュルームの土の香りや香味野菜の風味に寄り添い、上品な酸味が濃厚なソースの後味をすっきりとさせてくれます。ぜひ、お気に入りのグラスを用意して、特別なひとときを楽しんでください。

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保存テクニックと温め直し方

調理後のハヤシライスは、ソースとバターライスを別々の保存容器に入れて冷蔵庫で保存するのが最適です。粗熱がしっかりと取れてからフタをし、冷蔵庫で2〜3日以内に召し上がることをおすすめします。

温め直す際は、ソースは小鍋に移して弱火で焦げないようにゆっくりと加熱し、バターライスは電子レンジでふっくらと温めてください。また、ソースのみであれば冷凍保存も可能です。冷凍用の保存袋に入れて空気を抜き、約1ヶ月程度保存できます。

解凍時は冷蔵庫で自然解凍するか、流水解凍してから鍋で温めると美味しくいただけます。

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このレシピのまとめと栄養のポイント

今回は、三國清三さんによる本格ハヤシライスのレシピをご紹介しました。市販のルーに頼らず、赤ワインやフォンドボー、たっぷりのバターといったこだわりの材料を使い、フライパンひとつで素材の旨味を何層にも重ねていく工程は、まさにプロの技そのものです。

牛肉の焼き方から、鍋肌の旨味をこそげ取りながら煮詰めるソース作り、そして彩り豊かなバターライスに至るまで、一つ一つの手順に美味しさの理由が隠されています。手間と時間をかけてじっくりと作られた一皿は、日常の食卓を高級レストランのような特別な空間に変えてくれることでしょう。

料理のプロセスそのものを楽しみながら、ご家族や大切な方と一緒に、この極上の味わいをぜひ堪能してみてください。

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