料理研究家として長年にわたり親しまれている斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、乾物の旨味が凝縮された干ししいたけとかぶを贅沢に使用した、心温まる「干ししいたけとかぶのみそ汁」です。
干ししいたけを水でしっかりと戻すことで引き出される極上のだし汁に、甘みが引き立つかぶと豊かな風味の麦みそを合わせた、素材の持ち味を存分に堪能できる一品となっています。朝食の食卓にはもちろん、ホッと一息つきたい夕食の汁物としても非常にぴったりな温かい味わいが魅力です。
特別な調味料を使わずとも、干ししいたけの自然な旨味とかぶの優しい食感が絶妙に調和し、最後の一滴まで飲み干したくなるような奥深い仕上がりになります。手軽でありながらも本格的な和食の美味しさを感じられる斉藤辰夫さん直伝のレシピを、ぜひご自宅の定番汁物としてお試しください。
【斉藤辰夫さんのレシピ】干ししいたけとかぶのみそ汁の作り方
Course: 汁物Cuisine: 和食2
servings5
minutes10
minutes145
kcal15
minutes料理研究家として長年にわたり親しまれている斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、乾物の旨味が凝縮された干ししいたけとかぶを贅沢に使用した、心温まる「干ししいたけとかぶのみそ汁」です。
材料
干ししいたけ(スライスタイプ) 8g
水 カップ3+1/2
かぶ 2コ
麦みそ 80g
葉 少々
一味とうがらし 少々
作り方
- 鍋に干ししいたけ(スライスタイプ)8gと水カップ3+1/2を入れ、15分間浸して戻す。
- かぶ2コは皮をむき、六つ割りのくし形に切る。あれば葉少々を細かく刻む。
- 1 の鍋に 2 のかぶを入れて火にかけ、沸いてきたらアクを取って、5~6分間弱火で煮る。しいたけ、かぶが柔らかくなったら、麦みそ80gを溶き入れて、 2 のかぶの葉を加えてサッと火を通す。
- 椀に盛り、一味とうがらし少々をふる。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (干ししいたけとかぶのみそ汁)
干ししいたけとかぶのみそ汁を美味しく作る3つの極意
干ししいたけをしっかりと戻して極上のだしをとる
鍋にスライスタイプの干ししいたけ8gと水カップ3+1/2を入れ、15分間しっかりと浸して戻すことが美味しさの最大の秘訣です。スライスタイプを使用することで効率よく旨味成分が水に溶け出し、化学調味料に頼らなくても深みのある豊かなだし汁が完成します。
この戻し汁をそのままベースとして使うため、しいたけの香りと旨味が汁全体に行き渡り、かぶや麦みその味わいをしっかりと支える土台となります。
かぶの食感を活かす絶妙な火加減と煮込み時間
皮をむいたかぶ2コは六つ割りのくし形に切り、しいたけの戻し汁に入れたら沸いてきたらアクを取り、5〜6分間弱火でじっくりと煮込みます。弱火で加熱することで、かぶが崩れすぎずちょうどよい柔らかさに仕上がり、中心までしっかりと旨味が染み込みます。
また、かぶの葉を最後にサッと加えることで、彩りが美しく仕上がるだけでなく、シャキッとした心地よい食感と爽やかな風味がプラスされます。
麦みその豊かな風味を活かす火加減の調整
しいたけとかぶが柔らかくなったのを確認してから、麦みそ80gを溶き入れます。みそを加える際は、沸騰させすぎないように注意することで麦みそ本来の芳醇な香りや優しい甘みを損なわず、汁全体にまろやかに行き渡らせることができます。
仕上げに一味とうがらしを少量ふることで、全体的な味がキュッと引き締まり、風味のアクセントとなって最後まで飽きずに美味しくいただくことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
干ししいたけとかぶのみそ汁に合わせる飲み物としては、すっきりとした冷酒や、香ばしい緑茶が非常によく合います。麦みその豊かな甘みと干ししいたけの深い旨味が広がるため、キリッとした辛口の日本酒を合わせることで、みそ汁のコクが引き立ちつつも口の中が心地よくリフレッシュされます。
また、お酒ではなく温かいお食事として楽しむ場合には、香りのよい煎茶やほうじ茶を選ぶと、和の風味がさらに引き立ち、ホッとする癒やしのひとときを演出してくれます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、具材と汁を一緒に密閉容器に入れ、粗熱を取ってから冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で約2〜3日程度となります。ただし、かぶの食感や葉の風味が損なわれやすいため、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
温め直す際は、風味を飛ばさないように弱火でゆっくりと加熱してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家・斉藤辰夫さんによる「干ししいたけとかぶのみそ汁」は、乾物の深い旨味とかぶの優しい甘みを存分に味わえる心温まる汁物レシピです。スライスタイプの干ししいたけを水で15分間戻してベースのだしを作り、くし形に切ったかぶと一緒に弱火で5〜6分間煮込むことで、素材本来の美味しさを引き出します。
仕上げに芳醇な麦みそを溶き入れ、細かく刻んだかぶの葉をサッと合わせることで、彩りと食感のアクセントが加わります。器に盛った後に一味とうがらしを軽くふることで、全体の味わいが引き締まり、最後まで美味しくいただけます。
特別なテクニックを必要とせず、素材の持ち味を活かした丁寧な和食の基本が詰まったおすすめのレシピです。
