斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。鶏肉とれんこんの酢みそ煮は、鶏もも肉の旨味と、れんこんやにんじんの食感が絶妙に調和する、味わい深い一品です。
一般的にみそを使った煮込み料理は重たくなりがちに感じられるかもしれませんが、こちらのレシピでは最後に米酢を加えることで、全体がすっきりとしたキレのある味わいに仕上がります。さらに、白ごまの香ばしい風味がアクセントとなり、箸が止まらない美味しさを生み出します。
特別な材料を使わず、ご家庭にある調味料で手軽に作れるのも大きな魅力です。しっかりとしたコクがありながらも、お酢の爽やかさによって最後まで飽きずに美味しく食べられるため、毎日の献立のメインおかずとしてはもちろん、おもてなしの席やホッと落ち着きたい日の夕食にもぴったりです。
素材の持ち味を活かしながら、手順に沿って丁寧に仕上げていくことで、料理の腕前がワンランク上がったような本格的な和食を手軽にお楽しみいただけます。ぜひ今日の食卓に取り入れて、その絶妙なバランスの美味しさを心ゆくまでご堪能ください。
【斉藤辰夫さんのレシピ】鶏肉とれんこんの酢みそ煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes385
kcal20
minutes斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。鶏肉とれんこんの酢みそ煮は、鶏もも肉の旨味と、れんこんやにんじんの食感が絶妙に調和する、味わい深い一品です。
材料
鶏もも肉 1/2枚(120g)
れんこん 1/2節(130g)
にんじん 1/4本
白ごま 小さじ2
ごま油
【A】
だし カップ1/2
酒 カップ1/4
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ1
【B】
赤みそ 大さじ1+2/3(30g)
しょうゆ 小さじ2
米酢 大さじ2
作り方
- 鶏肉は一口大に切る。
- れんこん、にんじんは皮をむいて乱切りにし、れんこんは水に2~3分間さらして水けを拭く。
- 鍋にごま油小さじ2を中火で熱し、鶏肉を炒める。油がなじんで表面が白っぽくなったら、れんこん、にんじんを加えて中火で炒め合わせる。
- 3 に【A】を加えて強火で煮立たせ、アクを取る。オーブン用の紙の中央に丸い穴を開けて落としぶたにし、弱めの中火で2~3分間煮る。
- 4 の煮汁少々で【B】の赤みそ大さじ1+2/3を溶きのばし、しょうゆ小さじとともに加え、少しとろみがつくまで5分間ほど煮る。仕上げに米酢大さじ2を加え、1分間ほど煮て火を止める。器に盛り、白ごまをふる。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (鶏肉とれんこんの酢みそ煮)
鶏肉とれんこんの酢みそ煮を美味しく作る3つの極意
れんこんのアク抜きと水けの拭き取り
れんこんは皮をむいて乱切りにした後、水に2~3分間さらすことで余分なアクを抜き、変色を防ぎながら食感を良くします。さらに、水にさらした後はしっかりと水けを拭き取ることで、この後の工程でごま油と炒め合わせた際に油がはねるのを防ぎ、調味料がしっかりと馴染みやすい状態を作ることができます。
この下ごしらえのひと手間が、煮込んだ際の仕上がりの美しさと、味の染み込み方を大きく左右する重要なポイントとなります。
落としぶたを活用した短時間での煮込み
鍋に【A】のだし、酒、砂糖、みりんを加えて強火で煮立たせ、アクを取った後、オーブン用の紙の中央に丸い穴を開けた落としぶたをします。この落としぶたを 使用することで、煮汁が全体に行き渡り、弱めの中火で2~3分間という短い時間でも鶏肉や野菜に効率よく火を通しつつ、味をしっかりと含ませることができます。
熱と蒸気が効率よく循環するため、素材の持ち味を逃さず、短時間でふっくらと美味しく煮上げることが可能です。
仕上げの米酢による爽やかなコクととろみの調和
あらかじめ煮汁少々で【B】の赤みそを溶きのばしてから、しょうゆとともに加え、少しとろみがつくまで5分間ほどじっくりと煮込みます。赤みその深いコクと醤油の香ばしさが食材に染み込んだところで、仕上げに米酢大さじ2を加え、1分間ほど煮て火を止めます。
最後に酸味を加えることで、みその濃厚さがほどよく引き締められ、全体がまろやかでありながらもすっきりとしたキレのある味わいに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
鶏肉とれんこんの酢みそ煮には、すっきりとした酸味と豊かな果実味を持つ辛口の白ワインがよく合います。特に、ミネラル感の豊かなシャブリや、爽やかな柑橘系の香りが特徴的なソーヴィニヨン・ブランを選ぶと、料理に使われている米酢の爽やかな酸味とワインの風味が心地よく調和します。
また、赤みそのコクとみりんの甘みが感じられる煮汁の味わいを、ワインの適度な酸味が心地よくリセットしてくれるため、最後まで飽きることなく美味しく楽しむことができます。日本酒であれば、香りがおだやかでキレのある純米酒を合わせることで、素材の旨味とみその風味がより一層引き立ちます。
冷酒からぬる燗まで幅広い温度帯で合わせやすく、和食ならではの味わいを深く堪能できる組み合わせです。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で2〜3日程度です。食べる際には、電子レンジや鍋でしっかりと再加熱してからお召し上がりください。
なお、お酢の風味や食材の食感を保つためにも、なるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
斉藤辰夫さんのレシピによる鶏肉とれんこんの酢みそ煮は、鶏もも肉のジューシーな旨味と、れんこんやにんじんの心地よい歯ごたえを同時に楽しめる、満足度の高い一品です。基本の調味料であるだし、酒、砂糖、みりんに加え、コクのある赤みそとしょうゆでじっくりと煮込むことで、食材の芯までしっかりと味が染み込みます。
調理のポイントとなるのは、仕上げの段階で加える米酢です。最後に酸味を加えることで、濃厚な赤みその味わいが引き締められ、全体が驚くほど爽やかで奥深い味わいにまとまります。さらに、仕上げに振る白ごまの香ばしさが、料理全体のアクセントとなり、一層食欲をそそります。
特別な調理器具や難しいテクニックを必要とせず、手順に沿って丁寧に作るだけで、誰でも簡単にお店のような本格的な和食の煮物を完成させることができます。毎日の献立のレパートリーを広げたいときや、身体が喜ぶ温かいおかずを食べたいときに、ぜひ作っていただきたいおすすめのレシピです。
