料理研究家である斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、へべすをふんだんに使用した爽やかな味わいが魅力の「へべすたっぷり!冷や汁」です。暑い季節や食欲が落ちがちな時でも、柑橘の爽やかな香りとキリッとした冷たさで、箸が止まらなくなる絶品の一品です。
あじの干物を香ばしく焼き、細ねぎやしょうが、麦みそと一緒に炒めてコクをプラスしたおにぎりをベースに、こだわりのだしとへべす氷を合わせて仕上げます。手間暇かけた丁寧な調理工程が、素材の旨みを最大限に引き出し、一口食べれば口の中に豊かな風味が広がります。
斉藤辰夫さんならではのアイデアが光る、他では味わえない本格的な冷や汁の魅力をぜひご家庭でご堪能ください。
【斉藤辰夫さんのレシピ】へべすたっぷり!冷や汁の作り方
Course: 主食Cuisine: 和食4
servings25
minutes15
minutes380
kcal40
minutes料理研究家である斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、へべすをふんだんに使用した爽やかな味わいが魅力の「へべすたっぷり!冷や汁」です。暑い季節や食欲が落ちがちな時でも、柑橘の爽やかな香りとキリッとした冷たさで、箸が止まらなくなる絶品の一品です。
材料
へべす果汁 3コ分(約150ml)(レモン、かぼす、すだちなど好みのかんきつの果汁と果肉で代用してもよい。)
ご飯(温かいもの) 300g
みょうが(せん切り) 2コ分
きゅうり(小口切り) 1本分
バター
【A】
だし カップ2
みりん 大さじ1
うす口しょうゆ 大さじ1
塩 小さじ1/3
【おにぎりの具】
あじの干物 1枚
へべす 1/2コ(レモン、かぼす、すだちなど好みのかんきつの果汁と果肉で代用してもよい。)
細ねぎ(小口切り) 3本分
しょうが(みじん切り) 15g
麦みそ 40g
すりごま(白) 大さじ1
作り方
- へべす果汁は製氷皿に入れて冷凍庫で冷やし固め、へべす氷をつくる。
- 【A】を鍋に合わせて強火にかけ、軽く煮立ったら、ボウルにあけて冷ます。
- あじの干物は魚焼きグリルで両面を中火で香ばしく焼き、骨と皮を除いて身をほぐす。
- へべすは皮をむき、7mm角に切る。みょうがは水にさらし、水けを拭く。
- フライパンにバター大さじ1弱(10g)を弱火で溶かし、 3 、細ねぎ、しょうがを中火で炒める。
- 軽くしんなりしたら、麦みそを加えて弱めの中火で炒める。
- すりごまを加えて軽く炒める。 2 と別のボウルにあけて冷まし、 4 のへべすを混ぜる。
- ポイント
- へべすを混ぜなければ、冷蔵庫で4~5日間保存可能。そのままご飯の供やおにぎりにしてもおいしい。
- ご飯を4等分して広げ、 7 を1/4量ずつのせ、丸く握る。器に盛って 2 をかけ、きゅうり、みょうがを添え、 1 のへべす氷適量を散らす。
- ポイント
- へべす氷は、好みで加減する。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (へべすたっぷり!冷や汁)
へべすたっぷり!冷や汁を美味しく作る3つの極意
へべす果汁を凍らせた「へべす氷」の活用
へべす果汁は製氷皿に入れて冷凍庫でしっかりと冷やし固め、へべす氷をつくります。冷や汁全体を薄めることなく、最後まで冷たい状態を保ちながら、食べるほどにへべすの爽やかな酸味と香りが段階的に溶け出し、味わいの変化を楽しめるのが大きな特徴です。仕上げに適量を散らすことで、見た目の涼感も演出できます。
あじの干物と香味野菜を香ばしく炒める
あじの干物は魚焼きグリルで両面を中火で香ばしく焼き、骨と皮を除いて身をほぐします。その後、フライパンにバター大さじ1弱(10g)を弱火で溶かし、ほぐした身、細ねぎ、しょうがを中火で炒め、軽くしんなりしたら麦みそを加えて弱めの中火で炒めます。
さらにすりごまを加えて軽く炒めることで、香ばしさと深いコクが生まれ、全体の旨みがグッと引き立ちます。
食感と香りを活かす具材の丁寧な下ごしらえ
へべすは皮をむき、7mm角に切って風味と食感のアクセントにします。みょうがはせん切りにして水にさらしてから水けを拭き取ることで、アクが抜けてシャキッとした食感と爽やかな香りが際立ちます。
細かく刻んだしょうがやきゅうり、みょうがといった多彩な具材が組み合わさることで、一杯の中で様々な食感と風味のハーモニーを楽しむことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
へべすの爽やかな酸味とあじの干物の香ばしい旨みが詰まった冷や汁には、キリッと冷やしたすっきり系の日本酒や、フルーティーな白ワインが非常によく合います。特に、柑橘系のニュアンスを持つ辛口の白ワインや、みずみずしい口当たりの純米酒を選ぶと、料理の酸味と心地よく調和し、お互いの美味しさを引き立て合います。
また、冷たく冷やした麦茶や緑茶を合わせることで、和食ならではのホッとする一体感を楽しむこともできます。
保存テクニックと温め直し方
へべすを混ぜ合わせる前の炒め味噌とおにぎりのベース部分は、冷蔵庫で4〜5日間の保存が可能です。そのままご飯の供やおにぎりにして美味しく召し上がることもできます。
ただし、へべすやきゅうり、みょうがなどの生野菜や果肉を混ぜ合わせた状態のものは、風味や食感が損なわれやすいため、食べる直前に合わせるのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家の斉藤辰夫さんが提案する「へべすたっぷり!冷や汁」は、香ばしく焼いたあじの干物と香味野菜、麦みそを炒めて作るコク深いおにぎりをベースにし、特製のだしと爽やかなへべす氷で仕上げる贅沢な一品です。
へべすのキリッとした酸味と豊かな香りが、香ばしい味噌と絶妙に絡み合い、一口ごとに奥深い味わいを楽しめます。きゅうりやみょうがのシャキシャキとした食感も加わり、暑い日でもサラリと食べられる満足感の高い仕上がりとなっています。ぜひ丁寧な手順に沿って作り上げ、至福の美味しさをお楽しみください。
