料理研究家・白井操さん直伝の「あんかけチャーハン」のレシピをご紹介します。パラパラに炒めた香ばしいチャーハンに、旨味が凝縮された熱々のあんをたっぷりとかけた、贅沢で満足感のある一品です。
チャーハンだけでも美味しいですが、鶏の蒸し汁などをベースにした上品でコクのあるあんが合わさることで、まるで本格中華料理店のような奥深い味わいに仕上がります。ごま油の香りが食欲をそそり、具材の食感も楽しく、一口食べるごとに豊かな風味が広がります。
特別な日の食卓や、ちょっと贅沢なランチタイムにぴったりのレシピです。手順に沿って丁寧に作ることで、誰でも失敗なくお店のような絶品の仕上がりをお楽しみいただけます。ぜひご家庭で白井操さん流の本格的なあんかけチャーハンをお試しください。
【白井操さんのレシピ】あんかけチャーハンの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings15
minutes15
minutes580
kcal30
minutes料理研究家・白井操さん直伝の「あんかけチャーハン」のレシピをご紹介します。パラパラに炒めた香ばしいチャーハンに、旨味が凝縮された熱々のあんをたっぷりとかけた、贅沢で満足感のある一品です。
材料
【チャーハン】
冷やご飯(山盛りで) 茶碗2杯分
【具】
ゆでたけのこ 40g
チャーシュー 30g
にんじん 30g
干ししいたけ(戻しておく) 2枚
ねぎ 1/2本
卵 1コ
にんにく 1/2かけ
しょうが 1/2かけ
ごま油
塩
しょうゆ 小さじ1
【あん】
「鶏のさっぱり蒸し物」の蒸し汁と水を合わせたもの カップ1+1/2(代わりに、顆粒チキンスープの素(中国風)小さじ1/2を水カップ1+1/2に溶いたものでもよい。)
酒 大さじ1
塩 2つまみ
こしょう 少々
【水溶きかたくり粉(混ぜておく)】
かたくり粉 大さじ2
水 大さじ2
冷凍枝豆(ゆでてさやから出す) 少々
作り方
- 【具】のたけのこ、チャーシュー、にんじん、戻した干ししいたけは、粗みじんに切る。ねぎは小口切りにする。
- にんにく、しょうがはみじん切りにする。
- 手に水少々をつけ、ご飯をよくほぐす。卵は溶いておく。
- ポイント
- ご飯をほぐしておくと、鍋の中で早くパラパラになる。冷えて固まったご飯は、電子レンジで少し温めると炒めやすい。炊きたてはべたつくので不向き。
- 中華鍋を火にかけ、しっかり温めてから、ごま油大さじ1を入れ、柄の長い、しっかりした玉じゃくしで鍋肌になじませる。
- 強火で 2 を炒める。15秒間くらいして香りがたったら溶き卵を入れて鍋全体に広げるように混ぜ、粗いいり卵をつくり、器に取り出す。
- ポイント
- 卵を加えると、焦げ付きがちなにんにく、しょうがを焦がさないですむ。卵をほかの具とは別に炒めておくことで、慌てることもない。
- 中華鍋に再度ごま油大さじ1をなじませ、強火にして 1 を炒め、塩小さじ1/2をふる。
- 3 のご飯を加え、玉じゃくしでご飯を鍋肌に押しつけるようにして塊をつぶしながら炒める。 5 の卵を戻し入れて、中華鍋全体をあおるようにしてよく混ぜ合わせる。
- ポイント
- 慌てないために、ご飯の塊をつぶすときに火を止めてもよい。ある程度つぶれたら、また火をつけ、炒め合わせる。
- ご飯がパラパラになったら火を止め、しょうゆを鍋肌に沿わせて入れ、塩少々を加えて味を調える。
- 「 鶏の蒸し物 」の蒸し汁と水を合わせたものを小鍋に入れ強火にかける。煮立ったら火を弱め、酒、塩、こしょうを加える。
- 再度煮立てたら【水溶きかたくり粉】を加える。混ぜながら、弱めの中火で約3分間煮る。
- ポイント
- 水溶きかたくり粉を入れてからしっかり煮ると、なめらかな安定したあんができる。
- とろみがついたら枝豆を加え、サッと混ぜる。
- 器に【チャーハン】を盛りつけ、 11 の【あん】をかける。
メモ
- 白井操さんのレシピ (あんかけチャーハン)
あんかけチャーハンを美味しく作る3つの極意
ご飯を事前にしっかりほぐしておく
手に水少々をつけてご飯をよくほぐしておくことが、パラパラなチャーハンを作るための重要なポイントです。ご飯をあらかじめほぐしておくと、中華鍋の中で素早く均一にパラパラの状態になります。冷えて固まっているご飯は、電子レンジで少し温めてから炒めると作業しやすくなります。
炊きたてのご飯は水分が多くてべたつきやすいため不向きですが、この下準備を行うことで、お米の一粒一粒に油が行き渡り、香ばしく美しい仕上がりになります。
卵をほかの具とは別に炒めて取り出す
強火で香りをたてたにんにく、しょうがを炒めた後、溶き卵を入れて鍋全体に広げるように混ぜ、粗いり卵を作って一度器に取り出します。卵を先に加えることで、焦げ付きがちなにんにくやしょうがを焦がしてしまうのを防ぐことができます。
また、卵をほかの具とは別に炒めておくことで、調理中に慌てることなくスムーズに次の工程に進むことができ、卵のふんわりとした食感と色合いをしっかりと残すことができます。
水溶きかたくり粉を加えたあとにしっかり煮る
鶏の蒸し汁と水を合わせたベースを煮立たせ、酒、塩、こしょうで味を調えた後、水溶きかたくり粉を加えて混ぜながら弱めの中火で約3分間しっかりと煮ます。水溶きかたくり粉を入れてから十分に加熱して煮込むことで、粉っぽさがなくなり、なめらかで安定した美しいとろみがついたあんが完成します。
この丁寧な加熱工程が、チャーハンに絡んだときに最高の口当たりと一体感を生み出します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
旨味たっぷりの熱々あんかけチャーハンには、すっきりとした冷えた白ワインや、キリッとした喉越しのビールがよく合います。ワインを選ぶ場合は、爽やかな酸味と豊かな果実味を持つソーヴィニヨン・ブランやシャルドネがおすすめです。
ごま油の香ばしさや、チャーシューの旨味、にんにくとしょうがの風味をワインの酸味が心地よく洗い流し、口の中をリフレッシュしてくれます。
また、中華料理の定番である烏龍茶やジャスミン茶などの中国茶と合わせることで、お茶の持つ渋みと香りが料理のコクを引き立て、最後まで飽きることなく美味しくお召し上がりいただけます。
保存テクニックと温め直し方
残ってしまった場合は、空気が入らないようにしっかりとラップで包むか、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。ただし、チャーハンとあんは別々に保存するのが理想的です。温め直す際は、電子レンジでしっかりと中心まで加熱してからお召し上がりください。
風味や食感が損なわれる原因になりますので、長期間の保存は避け、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家・白井操さんによる「あんかけチャーハン」は、香ばしくパラパラに炒めたチャーハンに、旨味が詰まった特製あんをかけた極上のレシピです。たけのこ、チャーシュー、にんじん、干ししいたけ、ねぎなどの多彩な具材を粗みじんに切り、食感のアクセントを生み出しています。
また、にんにくやしょうがの香りを効かせたご飯は、事前にしっかりほぐして炒めることで、家庭でもお店のような仕上がりを実現します。卵を別に炒めておく工夫や、水溶きかたくり粉を加えてから約3分間しっかりと煮ることでなめらかなあんを作るなど、随所にプロの技が光ります。
仕上げに冷凍枝豆を加えて彩りと食感を添え、熱々のあんをたっぷりとかけていただくことで、心も体も満たされる大満足の一皿になります。ぜひご家庭で挑戦して、その美味しさをご堪能ください。
