白井操さんのふきのおかかあえをご紹介します。春の訪れを感じさせる山菜の代表格であるふきを、素材の持ち味を最大限に活かしながら、シンプルかつ味わい深く仕上げる名品レシピです。ふき特有の上品な香りと心地よい歯ざわりを堪能できるように、下ごしらえから加熱、味付けに至るまで丁寧な工程が組まれています。
今回のレシピでは、ふきの葉を除き、根元を切り落とした茎をゆでる鍋の直径に合わせて調整するという細やかな工夫が光ります。
さらに、少量のふきを扱う際にまな板を汚さず手軽に行える板ずりの方法や、太いほうから順に入れて均一に火を通すゆで方のコツ、効率よく一気に皮をむくテクニックなど、家庭のキッチンですぐに実践できる知恵が詰まっています。
熱湯で3分間ほどゆでて鮮やかな緑色を引き出したあと、水に浸して丁寧に皮をむき、3cm長さに切り分けてボウルへ。そこへ削り節としょうゆを加えてからめることで、削り節の旨味としょうゆの香ばしさがふき全体に優しくなじみます。
少し時間をおくことでさらに味がしみこみ、一口ごとに豊かな風味が広がる仕上がりになります。食卓に季節の彩りと爽やかな香りを添えてくれる、伝統的でありながら現代の食卓にも嬉しい一品を、ぜひじっくりとお楽しみください。
【白井操さんのレシピ】ふきのおかかあえの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes3
minutes25
kcal13
minutes白井操さんのふきのおかかあえをご紹介します。春の訪れを感じさせる山菜の代表格であるふきを、素材の持ち味を最大限に活かしながら、シンプルかつ味わい深く仕上げる名品レシピです。ふき特有の上品な香りと心地よい歯ざわりを堪能できるように、下ごしらえから加熱、味付けに至るまで丁寧な工程が組まれています。
材料
ふき 2~3本
削り節 1つかみ弱
塩 少々
しょうゆ 小さじ1
作り方
- ふきは葉を除き、根元は3cmほど切り落とす。茎を、ゆでる鍋の直径に合わせて切る。塩少々を手のひらにのせ、3~4本つかんでふきの表面を前後に軽くこする。
- ポイント
- 本来まな板にのせて行う板ずりも、少量ならこうしたほうが楽。まな板も汚れない。
- 熱湯でふきをゆでる。太いほうから入れると、ゆで上がりが均一になる。3分間ほどゆで、緑が鮮やかになったら取り出し、水に浸す。太いほうから少しずつ皮をはがしたあと、一気にむく。
- ポイント
- ・短く切ると、何本もむくことになり、面倒。長めに切っても、細い部分なら曲げて入れられる。 ・端からつめで少しずつはがす。3cmほどはがしたら、皮を全部握りこんで引くと一度にむける。
- 3cm長さに切ってボウルに入れ、削り節・しょうゆ小さじ1を加えてからめ、なじませる。
- ポイント
- 削り節・しょうゆをからめたら、少し時間をおいたほうが、味がしみこんでおいしくなる。
メモ
- 白井操さんのレシピ (ふきのおかかあえ)
ふきのおかかあえを美味しく作る3つの極意
手のひらを使った手軽で清潔な板ずり
このレシピでは、まな板を使わずに塩少量を手のひらにのせ、3から4本つかんでふきの表面を前後に軽くこする板ずりの方法を採用しています。本来であればまな板の上で行う作業ですが、少量であればこうしたほうが圧倒的に楽であり、洗い物を増やさずキッチンを清潔に保つことができます。
塩で表面の産毛を落とし、色合いを鮮やかにしながら下準備をスムーズに進めるための工夫です。
鍋の大きさに合わせたカットと均一なゆで方
ゆでる鍋の直径に合わせてふきの茎をあらかじめ切っておくことで、無理なく鍋に収めることができます。また、ゆでる際には太いほうから順に鍋に入れることで、火の通りにくい太い部分と火が通りやすい細い部分の加熱ムラを防ぎ、全体が均一なゆで上がりに仕上がります。
熱湯で3分間ほどゆでて緑が鮮やかになったら素早く取り出し、水に浸すことで美しい色と食感を保ちます。
端からつめで剥いて一気に引き抜く皮むき
水に浸したふきは、太いほうから少しずつ皮をはがしたあと一気にむいていきます。短く切ると何本もむくことになって手間がかかるため、長めに切った状態で行います。端からつめで3cmほど少しずつはがしたあと、皮を全部握りこんで一気に引くことで、一度にきれいにむくことができます。
この効率的な手順により、なめらかな口当たりと美しい仕上がりを実現しています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
白井操さんのふきのおかかあえには、すっきりとした辛口の日本酒や、軽やかな酸味を持つ白ワインが非常によく合います。ふき特有の爽やかな香りと山菜ならではの上品な苦味、そして削り節としょうゆの旨味が調和した味わいは、冷酒のキレを引き立ててくれます。
また、日常の食卓で楽しむなら、緑茶やほうじ茶といった温かいお茶とも相性が良く、和食の小鉢として心安らぐペアリングを演出してくれます。
保存テクニックと温め直し方
作ったふきのおかかあえは、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。保存の際は、しっかりと粗熱を取ってから清潔な箸で取り扱うようにします。
作ってすぐはもちろん、少し時間をおくことで味がしみこんで一層おいしくなりますが、おいしさと食感を損なわないよう、冷蔵保存であっても2〜3日以内にお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
白井操さんのふきのおかかあえは、春の息吹を感じさせるふきの風味を存分に引き出した和え物です。手のひらでの軽やかな板ずりや、鍋の大きさに合わせたカット、太いほうから順に入れて均一にゆでる3分間の加熱など、素材を美味しく食べるための工夫が随所に盛り込まれています。
端からつめで少しはがした皮を一気に握りこんでむくテクニックにより、下ごしらえもスムーズに行えます。3cm長さに切ったふきをボウルに入れ、削り節としょうゆ少量を加えてからめ、少し時間をおいて味をなじませることで、削り節の豊かな旨味がふき全体に行き渡ります。
手軽な材料とシンプルながらも理にかなった手順で作るこの一品は、毎日の食卓の小鉢やおつまみとして活躍するだけでなく、季節の味わいを丁寧に楽しみたいときにもぴったりのレシピです。
