堀江ひろ子さんのレシピ「たらのみぞれなべ」をご紹介します。寒い季節にぴったりの温かいお鍋料理でありながら、揚げたてのたらの香ばしさと、大根と長芋をたっぷり使ったみぞれ仕立てのスープが絶妙に絡み合う贅沢な一品です。
甘塩のたらにしょうが汁をまぶしてからかたくり粉を薄くまぶし、180℃の揚げ油でサッと揚げることで、香ばしさが引き立ち、煮込んだときにも旨みがしっかりと閉じ込められます。
豆腐やきのこ、ねぎ、わかめといった豊富な具材から出るダシと、大根・長芋のすりおろしが融合することで、心も体も芯から温まる優しい味わいに仕上がります。大根の葉の彩りと食感がアクセントになり、見た目にも美しく食卓を華やかに彩ってくれます。
特別な日の食卓にはもちろん、普段の晩御飯をちょっと贅沢に演出したいときにもおすすめの、堀江ひろ子さん直伝の味わい深いお鍋をぜひお試しください。
【堀江ひろ子さんのレシピ】たらのみぞれなべの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食3
servings20
minutes15
minutes380
kcal35
minutes堀江ひろ子さんのレシピ「たらのみぞれなべ」をご紹介します。寒い季節にぴったりの温かいお鍋料理でありながら、揚げたてのたらの香ばしさと、大根と長芋をたっぷり使ったみぞれ仕立てのスープが絶妙に絡み合う贅沢な一品です。
材料
たら(甘塩) 3切れ
しょうが汁 少々
豆腐(木綿) 1丁
きのこ 2パック(しめじなど)
ねぎ 2本
わかめ(戻して) 50g
大根 300g
長芋 200g
大根の葉 少々
だしの素 少々
かたくり粉
揚げ油
塩
酒
薄口しょうゆ
みりん
作り方
- たらを一口大に切り、しょうが汁をかけ、かたくり粉を薄くまぶして180℃の揚げ油でサッと揚げる。
- 豆腐は8等分にし、きのこは石づきを取って小房に分ける。ねぎは斜め切りにし、わかめはザク切りにする。
- 大根と長芋はそれぞれすりおろして混ぜ合わせ、サッとゆでて粗みじん切りにした大根の葉と、塩少々を加えて混ぜる。
- 土なべなどに水カップ3を入れて煮立て、だしの素、酒・薄口しょうゆ各大さじ2を加える。 1 のたら、 2 の材料を入れて少し煮る。
- 4 に薄口しょうゆ・みりん各少々を加えて味を調え、 3 のすりおろしを加えて一煮立ちさせる。
メモ
- 堀江ひろ子さんのレシピ (たらのみぞれなべ)
たらのみぞれなべを美味しく作る3つの極意
たらは一度揚げてから煮る
このレシピの大きな特徴は、たらを一口大に切り、しょうが汁をかけてからかたくり粉を薄くまぶし、180℃の揚げ油でサッと揚げるところにあります。あらかじめ揚げることで、たらの身の旨みがギュッと閉じ込められ、煮崩れを防ぎながら香ばしさをプラスすることができます。
しょうがの風味も下味としてほんのり残り、お鍋全体の味わいに奥行きを生み出します。衣にとろみが加わることで、後から加えるスープやみぞれの旨みがしっかりと絡みやすくなり、ただ煮込むだけでは出せないワンランク上の仕上がりになります。
大根と長芋のWすりおろしで極上のとろみ
大根と長芋をそれぞれすりおろして混ぜ合わせることで、お鍋全体に絶妙なとろみと豊かな風味をもたらします。さらに、サッとゆでて粗みじん切りにした大根の葉と塩少々を加えることで、シャキッとした食感と鮮やかな緑色がアクセントになります。
大根のさっぱりとした爽やかさと長芋のまろやかな口当たりが合わさることで、スープの旨みをしっかりと吸い込みながらも重くなりすぎず、最後まで飽きずに美味しく食べられるバランスの取れた仕上がりを実現しています。入れるタイミングも、仕上げに加えて一煮立ちさせることで風味と食感を損なわない工夫がされています。
スープのベースと段階的な味の調整
土なべに水カップ3を入れて煮立て、だしの素、酒・薄口しょうゆ各大さじ2を加えたベースのスープに、揚げたたらのほか、豆腐、きのこ、ねぎ、わかめといった具材を入れて少し煮込みます。その後、薄口しょうゆ・みりん各少々を加えて細やかに味を調え、最後にすりおろしを加えて一煮立ちさせます。
具材から出る自然な旨みを活かしつつ、段階的に調味料を加えることで、味の輪郭がぼやけず、最後まで上品でバランスの取れたまとまりのある味わいに仕上がります。素材の持ち味を最大限に引き出すための丁寧なステップが組まれています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
たらのみぞれなべには、すっきりとした辛口の日本酒や、フルーティーで爽やかな酸味を持つ白ワインが非常によく合います。特に、たらの淡白な旨みと、大根や長芋の優しい甘み、そしてしょうがの風味を引き立てる冷酒や、キリッとした冷えた白ワインを合わせることで、お口の中がすっきりとリフレッシュされます。
お鍋の温かさと、お酒の冷涼感のコントラストを楽しむことができる最高の組み合わせです。
保存テクニックと温め直し方
残った場合は、具材が煮崩れしやすいため、できればその日のうちに食べ切るのがおすすめです。保存する際は、粗熱を取ってから密閉容器に移し、冷蔵庫で保存してください。翌日温め直す際は、弱火でゆっくりと加熱し、風味が落ちないように注意してください。
長芋や大根のとろみがあるため、焦げ付かないように時々かき混ぜながら温めるのがポイントです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
堀江ひろ子さんの「たらのみぞれなべ」は、香ばしく揚げた甘塩のたらに、大根と長芋のすりおろしたっぷりのみぞれが優しく絡み合う、心も体も温まる絶品のお鍋です。
しょうがの風味が効いたたらは、揚げることで旨みがしっかりと閉じ込められ、豆腐やきのこ、ねぎ、わかめなどの豊富な具材とともに深い味わいを生み出します。大根の葉の彩りと食感も良いアクセントになり、素材の持ち味を存分に活かした丁寧な作り方が魅力です。
普段の食卓はもちろん、寒い季節のおもてなし料理としても大変喜ばれる心温まる一品です。
