今回は、ワタナベマキさんのレシピ「しじみのにゅうめん」をご紹介します。しじみの旨味がたっぷりと溶け出した、心温まるホッとする味わいの一品です。しじみのお出汁は、二日酔いの朝や胃腸が疲れているときにも優しく染み渡り、疲労回復にもぴったり。
このレシピでは、だしのベースにしじみのエキスをしっかりと引き出し、そこにすりおろしたしょうがを加えることで、風味豊かで体がぽかぽかと温まる仕上がりになっています。具材には意外性のあるズッキーニを使用しますが、これがしじみのだしと見事に調和し、食感のアクセントにもなります。
そうめんは一度冷水で締めてからお湯で温め直すというひと手間を加えることで、ぬめりが取れてのどごしが良くなり、スープの美味しさをより一層引き立ててくれます。ワタナベマキさんならではの、シンプルでありながら素材の持ち味を最大限に活かした素晴らしいレシピです。
日々の献立や、少し小腹が空いたときの夜食にもぜひ作ってみてください。
【ワタナベマキさんのレシピ】しじみのにゅうめんの作り方
Course: 主食Cuisine: 和食2
servings5
minutes10
minutes290
kcal15
minutes今回は、ワタナベマキさんのレシピ「しじみのにゅうめん」をご紹介します。しじみの旨味がたっぷりと溶け出した、心温まるホッとする味わいの一品です。しじみのお出汁は、二日酔いの朝や胃腸が疲れているときにも優しく染み渡り、疲労回復にもぴったり。
材料
そうめん 3ワ(150g)
しじみ(砂抜きしたもの) 200g
ズッキーニ 1/2本(100g)
だし カップ2+1/2
しょうが(すりおろす) 1かけ分
白ごま 適量
酒
塩
しょうゆ
作り方
- ズッキーニは縦半分に切ってから、5mm厚さの半月形に切る。
- 鍋にしじみ、だし、酒大さじ2、しょうがを入れて中火にかける。煮立ったらアクを取り、弱めの中火で5分間煮る。ズッキーニを加えて1分間煮て、塩小さじ1/2、しょうゆ小さじ2を加えて火を止める。
- ポイント
- アクを除くと、すっきりとしたきれいな汁に。最初に煮立ったときの白い泡を取り除けばOK。
- 別の鍋に湯を沸かし、そうめんを袋の表示どおりにゆでて、冷水にとって洗い、ざるに上げる。湯を回しかけてそうめんを軽く温め、湯をしっかりときって器に盛り、 2 をかけて白ごまをふる。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (しじみのにゅうめん)
しじみのにゅうめんを美味しく作る3つの極意
煮立ったときの白い泡(アク)を丁寧に取り除く
このレシピの大きなポイントは、しじみから出るアクを丁寧に取り除くことです。しじみ、だし、酒、しょうがを中火にかけ、最初に煮立ったときに白い泡が浮いてきます。これがアクですので、すくい取ってください。アクをしっかりと除くことで、雑味がなくなり、すっきりとした透明感のあるきれいな汁に仕上がります。
しじみ本来の繊細な旨味や香りを存分に楽しむためには、このひと手間が欠かせません。アクを取った後は弱めの中火にして、しじみの口が開くまで5分間じっくりと煮出し、旨味を引き出します。
そうめんは冷水で洗った後、湯で温め直す
温かい汁でいただく「にゅうめん」を美味しく作るための重要なコツです。そうめんを袋の表示通りに茹でた後、熱いまま器に盛るのではなく、必ず一度冷水にとってしっかりと揉み洗いします。これにより、表面のぬめりや余分な塩分が取れ、麺にコシが生まれます。
その後、ざるに上げて湯を回しかけ、そうめんを軽く温め直してから器に盛ることで、熱々のしじみ汁をかけたときにスープが冷めるのを防ぐことができます。この一手間でのどごしが格段に良くなり、最後まで美味しくいただけます。
ズッキーニは短時間(1分間)の加熱で食感を残す
しじみの旨味が詰まったスープに加えるズッキーニは、加熱時間に注意が必要です。5mm厚さの半月形に切ったズッキーニは、しじみを5分煮た後に加えますが、煮る時間はわずか1分間にとどめます。長々と煮込んでしまうと、ズッキーニ特有の程よい歯ごたえが失われ、色味も悪くなってしまいます。
短時間でさっと火を通すことで、鮮やかな緑色が汁の彩りとなり、シャキッとした食感が柔らかいそうめんと絶妙なコントラストを生み出します。最後にお塩としょうゆで味を調えれば完成です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ワタナベマキさんの「しじみのにゅうめん」は、しじみの繊細な旨味としょうがの爽やかな香りが特徴的な和食の汁物です。このお料理に合わせるお酒としては、やはり和のテイストに寄り添うものがおすすめです。ワインを選ぶのであれば、ミネラル感が豊かでスッキリとした酸味のある白ワインが良いでしょう。
例えば、フランスのロワール地方で作られるミュスカデや、イタリアのソアヴェなどが非常によく合います。これらのワインは、しじみの持つ海のミネラル分と見事に調和し、しょうがの風味を邪魔することなく、すっきりと口の中をリセットしてくれます。
また、日本酒を合わせるなら、米の旨味が優しく感じられる純米酒をぬる燗にするか、あるいはキリッとした辛口の吟醸酒を冷やしていただくのも素晴らしいペアリングとなります。白ごまの香ばしさとも相性が良く、食事の時間をより一層豊かなものにしてくれます。
保存テクニックと温め直し方
しじみのにゅうめんは、そうめんが汁を吸って伸びてしまうため、作ってすぐに食べるのが一番美味しくいただけます。もし保存が必要な場合は、スープとそうめんを別々に保存するようにしてください。しじみのスープは、粗熱が取れたら密閉容器に入れ、冷蔵庫で1〜2日程度保存が可能です。
温め直す際は、しじみの身が硬くならないよう、沸騰させすぎないように弱火でゆっくりと温めてください。茹でたそうめんは冷蔵保存に向かないため、食べる直前に茹でるのが理想的ですが、残ってしまった場合は水をよく切り、少量の油を絡めて密閉容器に入れ、冷蔵庫で翌日中には食べ切るようにしましょう。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、ワタナベマキさんのレシピである「しじみのにゅうめん」の作り方を詳しくご紹介しました。しじみの濃厚な旨味とだしの香りが口いっぱいに広がる、滋味深い一杯です。しじみの砂抜きさえ済ませておけば、調理工程自体はとてもシンプルで、短い時間で作ることができます。
最初に煮立ったときの白いアクを丁寧に取り除くこと、そして茹でたそうめんを一度冷水で洗ってから温め直すというちょっとしたコツを押さえるだけで、まるでお店でいただくような本格的ですっきりとした味わいに仕上がります。ズッキーニの鮮やかな緑色と白ごまの風味がアクセントとなり、見た目にも美しい一品です。
体調を整えたい時や、体を芯から温めたい寒い日などに、ぜひこのワタナベマキさん直伝のレシピをご家庭で実践してみてください。
