今回は、料理研究家として長年親しまれている堀江ひろ子さんのレシピをご紹介します。ご紹介するのは、電子レンジを活用して手軽に作れる「蒸し鶏の梅ソースがけ」です。
鶏ささ身は高タンパクでありながら脂肪が少なく、ヘルシーな食材として日々の食卓に取り入れたい優秀な食材ですが、パサつきやすいというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
堀江ひろ子さんのレシピでは、酒と少量の塩をふってふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で約4分間加熱した後にそのまま冷ますことで、驚くほどしっとりとした食感に仕上げます。加熱しすぎないこと、そして余熱でじっくり火を通すことが、パサつきを防ぎジューシーさを保つ秘訣となっています。
さらに、シャキシャキとした食感のみょうがや、磯の香りが広がるわかめ、ピリッとした辛みがアクセントになる貝割れ菜といったたっぷりの野菜と一緒に盛り合わせることで、彩りが豊かになるだけでなく、栄養バランスも抜群の一皿に仕上がります。
仕上げにかけるサラダ油のコクと、梅肉・うす口しょうゆ・みりん・だしを合わせた自家製梅ソースの爽やかな酸味が、ささ身や野菜の旨みを引き立てます。酸味と塩気のバランスが絶妙な梅ソースは、蒸し鶏だけでなくさまざまな淡白な食材とも相性が良く、覚えておくと重宝する万能ダレです。
作り方も非常にシンプルで、火を使わずに電子レンジで調理が完結するため、暑い季節や忙しい日の夕食にもぴったりです。ご家族みんなで取り分けながら、自分でお好みの具合に混ぜ合わせて食べる楽しさもあります。
ぜひこの機会に堀江ひろ子さん直伝の作り方をマスターして、ご自宅の食卓に爽やかな一品を添えてみてください。
【堀江ひろ子さんのレシピ】蒸し鶏の梅ソースがけの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes4
minutes165
kcal19
minutes今回は、料理研究家として長年親しまれている堀江ひろ子さんのレシピをご紹介します。ご紹介するのは、電子レンジを活用して手軽に作れる「蒸し鶏の梅ソースがけ」です。
材料
鶏ささ身 4本(200g)
わかめ(塩蔵) 約30g
みょうが 2コ
貝割れ菜 1パック(80g)
塩 少々
酒 大さじ2
サラダ油 大さじ1
【梅ソース】
梅肉 大さじ1(梅干しの種を除いてたたいたもの。)
うす口しょうゆ 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
だし 大さじ1/2
作り方
- 鶏ささ身は筋を取り、耐熱皿に並べる。塩少々と酒をふり、ふんわりとラップをして、電子レンジ(600W)に約4分間かける。そのまま冷ます。
- わかめはサッと洗ってたっぷりの水に約5分間つけて戻し、食べやすい大きさに切る。みょうがはせん切りにして水にさらし、水けを絞る。貝割れ菜は根元を落とし、水で洗ってざるに上げ、水けをきる。【梅ソース】の材料を合わせておく。
- 冷めた鶏ささ身をそぎ切りにする。器にわかめを敷いて、鶏ささ身と野菜を盛り合わせ、サラダ油をかけ、【梅ソース】をかける。取り分けて自分で混ぜながら食べる。
メモ
- 堀江ひろ子さんのレシピ (蒸し鶏の梅ソースがけ)
蒸し鶏の梅ソースがけを美味しく作る3つの極意
鶏ささ身は電子レンジで加熱した後に「そのまま冷ます」ことでしっとり食感に
鶏ささ身は火を通しすぎると肉質が固くなり、パサついてしまう原因になります。このレシピでは、筋を取ったささ身を耐熱皿に並べ、塩少々と酒をふってふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで約4分間加熱します。
ここで最大のポイントとなるのが、加熱が終わったあとにすぐに取り出さず、「そのまま冷ます」という工程です。余熱を利用してじっくりと内部まで熱を通すことで、お肉の水分が逃げにくくなり、驚くほどしっとりとした柔らかい食感に仕上がります。
急激な温度変化を与えないことが、ジューシーさを保つための重要なコツとなります。
薬味野菜はしっかりと水けをきりシャキシャキの食感をキープ
この料理の美味しさを引き立てる名脇役が、わかめ、みょうが、貝割れ菜といったたっぷりの野菜と薬味です。塩蔵わかめはサッと洗ってたっぷりの水に約5分間つけて戻し、食べやすい大きさに切ります。
みょうがはせん切りにしてから水にさらすことで独特のえぐみを抑え、さらにしっかりと水けを絞ることでシャキシャキとした心地よい歯ごたえが生まれます。貝割れ菜も根元を落として水洗いし、ざるに上げて水けをしっかりと切ることで、水っぽくならず、梅ソースやサラダ油の味わいがしっかりと絡むようになります。
ひと手間かける下ごしらえが全体のクオリティを高めます。
梅肉とだしの旨みを合わせた特製梅ソースでさっぱりとまとめる
仕上げの味わいを決めるのが、【梅ソース】の絶妙な配合です。種を除いてたたいた梅肉の大さじ1をベースに、うす口しょうゆ大さじ1/2、みりん大さじ1/2、だし大さじ1/2をしっかりと合わせます。
梅肉の持つ爽やかな酸味としょっぱさに、うす口しょうゆのコク、みりんのまろやかな甘み、そしてだしの深い旨みが加わることで、単なる酸っぱいソースではなく、奥行きのある上品な味わいに仕上がります。
仕上げにかける大さじ1のサラダ油が全体のコクを補い、淡白な鶏ささ身とたっぷりの野菜を最後まで飽きずに美味しく食べ進められるまとめ役となっています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
「蒸し鶏の梅ソースがけ」には、梅の爽やかな酸味とみょうがの香味、鶏ささ身の淡白で上品な旨みが活かされています。このような軽やかでありながら風味豊かな料理には、すっきりとした酸味とフルーティーなアロマを持つ白ワインが非常によく合います。
例えば、フランス・ロワール地方のソーヴィニヨン・ブランや、キリッとした酸味が特徴のイタリア産のピノ・グリージョなどを合わせると、梅ソースの酸味とワインの酸味が心地よく調和し、お互いの味わいを引き立て合います。
また、日本固有のブドウ品種である甲州を使ったすっきりとした辛口の日本ワインも素晴らしい相性を示します。甲州ワインが持つほのかな和の柑橘類を思わせる香りと優しい旨みが、だしやうす口しょうゆの風味と調和し、食中酒として全体の食事の時間をより一層豊かなものにしてくれます。
冷たく冷やした白ワインや日本ワインとともに、爽やかなおつまみや主菜としてお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
調理後の「蒸し鶏の梅ソースがけ」を保存する際は、衛生面と食味を保つためにいくつかの注意が必要です。鶏ささ身、わかめ、野菜、梅ソースをすべて合わせた状態のまま長時間放置すると、野菜から水分が出て味が薄まってしまったり、食感が損なわれたりする原因になります。
そのため、残ってしまった場合は、鶏ささ身と野菜、梅ソースをそれぞれ別の密閉容器に分けて保存することをおすすめします。鶏ささ身は清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保管して翌日中には食べ切るようにしてください。野菜類も水けをしっかりと切った状態で保存容器に入れておきます。
梅ソースは乾燥や匂い移りを防ぐため小さな容器に入れて密閉してください。食べる直前に再びお皿に盛り付けてソースをかけることで、作り立てに近い美味しさを楽しむことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、料理研究家である堀江ひろ子さんのレシピ「蒸し鶏の梅ソースがけ」をご紹介しました。鶏ささ身を筋取りして耐熱皿に並べ、塩と酒をふって電子レンジ(600W)で約4分間加熱し、そのまま冷ますというシンプルな調理法でありながら、驚くほどしっとりとした食感に仕上がるのがこのレシピの最大の魅力です。
戻したわかめ、せん切りにして水にさらしたみょうが、根元を落とした貝割れ菜といったたっぷりの野菜と薬味を添えることで、食感のアクセントと鮮やかな彩りが加わります。
さらに、梅肉、うす口しょうゆ、みりん、だしを合わせた特製梅ソースとサラダ油を回しかけることで、爽やかな酸味と豊かなコクが全体をまとめ上げています。火を使わずに電子レンジだけで手軽に調理できるため、日々の忙しい中でもパパッと作ることができ、ヘルシーながらも満足感のある一品です。
取り分けて自分で混ぜながら食べる楽しさもあり、ご家族みんなで囲む食卓にぴったりのメニューとなっています。ぜひこの機会に堀江ひろ子さん直伝の作り方を試して、ご家庭で本格的かつヘルシーな味わいをお楽しみください。
