斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。お正月の食卓に欠かせないおせち料理ですが、いざ重箱に詰めるとなると「どのように配置すれば美しく見えるのか」「味が混ざらないようにするにはどうすればいいのか」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
斉藤辰夫さんが提案する一の重の作り方では、伝統的な祝い肴や口取りの品々を美しく、かつ機能的に収めるための具体的な配置と工夫が丁寧に解説されています。
黒豆のしょうが風味や車えびのさんしょう煮、数の子の土佐漬け、栗きんとんなど、多彩な味わいと色鮮やかな食材を一の重にバランスよく配置することで、開けた瞬間にパッと華やかな印象を与えることができます。
例えば、汁気のある黒豆は柚子の器を活用したり、隣り合う食材同士の味が移らないように葉らんや菊の葉で仕切りを作ったりと、見た目の美しさとおいしさを保つための知恵が詰まっています。
同じような味の料理が隣り合わないように配慮された配置や、色や形のはっきりしたたんぱく質素材を中心に据えるコツなど、明日からすぐに実践できるテクニックが満載です。お正月の特別なひとときを彩る最高の一の重を完成させるために、ぜひこのレシピを参考にして、心躍るおせち作りを楽しんでみてください。
【斉藤辰夫さんのレシピ】一の重の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings30
minutes20
minutes280
kcal50
minutes斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。お正月の食卓に欠かせないおせち料理ですが、いざ重箱に詰めるとなると「どのように配置すれば美しく見えるのか」「味が混ざらないようにするにはどうすればいいのか」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
材料
黒豆のしょうが風味
車えびのさんしょう煮
数の子の土佐漬け
栗きんとん
たたきごぼう
菊花かぶら
田作り
【紅白かまぼこ】いずれか
市松かまぼこ
結びかまぼこ
作り方
- 1段目は左側に「 黒豆のしょうが風味 」を、右側に「紅白かまぼこ(「 市松かまぼこ 」または「 結びかまぼこ 」参照)」を一列に並べる。黒豆は汁けがあるので、柚子(ゆず)をくりぬいた器に。かまぼこの手前には葉らんを置いて区切ると、次の段とのメリハリがつく。
- 2段目は、中心となる「 車えびのさんしょう煮 」から。色や形のはっきりとした、たんぱく質の素材を中心に据えると、華やかなイメージに。
- えびの両側に、「 数の子の土佐漬け 」と「 栗きんとん 」を詰め、2段目のでき上がり。同じような味の料理が隣り合わないように配する。
- 3段目の左側に「 たたきごぼう 」を詰める。隣に「 菊花かぶら 」を詰めるので、味が移らないように菊の葉で仕切る。
- 「 菊花かぶら 」、「 田作り 」を詰め、隙間に葉ものを飾る。 田作り は、頭を上にして並べる( 田作り 参照)。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (一の重)
一の重を美味しく作る3つの極意
柚子の器と葉らんで引き締める一段目の盛り付け
1段目は左側に黒豆のしょうが風味を、右側に紅白かまぼこ(市松かまぼこまたは結びかまぼこ)を一列に並べます。黒豆は汁けがあるため、柚子をくりぬいた器に盛り付けることで、汁が他に流れるのを防ぎつつ爽やかな香りをプラスできます。
また、かまぼこの手前には葉らんを置いて区切ることで、次の段との間に美しいメリハリが生まれ、重箱全体が引き締まった印象に仕上がります。
中心にたんぱく質素材を据える華やかな二段目の配置
2段目は、中心となる車えびのさんしょう煮から配置を決めます。色や形のはっきりしたたんぱく質の素材を中心に据えることで、重箱を開けた瞬間にパッと華やかなイメージを演出することができます。
さらに、えびの両側には数の子の土佐漬けと栗きんとんを詰め、同じような味の料理が隣り合わないように配慮しながらバランスよく配置して2段目を完成させます。
葉ものや葉で仕切ることで味移りを防ぐ三段目の工夫
3段目の左側にはたたきごぼうを詰めます。すぐ隣に菊花かぶらを詰めるため、味が移らないように菊の葉でしっかりと仕切りをすることが大切です。さらに菊花かぶらや田作りを詰め、隙間には葉ものを飾って彩りを添えます。
田作りは頭を上にして美しく並べることで、新年のお祝いの席にふさわしい凛とした佇まいを表現することができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
斉藤辰夫さんの一の重には、お正月のハレの日にふさわしい日本酒や、すっきりとした味わいの白ワインがよく合います。特に、キリッとした冷酒や純米吟醸酒は、黒豆の風味や数の子の旨味、車えびのさんしょう煮の味わいを引き立ててくれます。
また、洋風の食卓にも合わせる場合は、爽やかな酸味を持つ辛口の白ワインを選ぶことで、おせちの繊細な味わいと心地よいマリアージュを楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
おせち料理の一の重は、乾燥や傷みを防ぐためにしっかりと蓋をして、冷蔵庫または冷暗所で保存してください。食べる際には、清潔な箸を使用し、必要な分だけ取り分けることで衛生的に保つことができます。それぞれの食材の特性に合わせて適切に管理し、美味しく召し上がれる期間内にお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
斉藤辰夫さんのレシピによる一の重の作り方では、伝統的なおせちの品々を美しく、機能的に重箱に収めるための具体的なコツが紹介されています。
黒豆や車えび、数の子、栗きんとん、たたきごぼう、菊花かぶら、田作り、かまぼこ類といった多彩な食材を、柚子の器や葉らん、菊の葉などのあしらいを使い分けながら配置していきます。
同じ味が隣り合わない工夫や、中心に華やかな素材を据える配色のバランスなど、お正月を彩る見事な盛り付けテクニックを学ぶことができます。
