今回は料理研究家である荻野恭子さんのレシピをご紹介します。ご家庭で本格的なぬか漬けが手軽に楽しめる、ポリ袋を使った「ポリ袋でなすのぬか漬け」の作り方です。
伝統的なぬか漬けといえば、専用のぬか鉢や容器を用意して毎日かき混ぜる手間がかかるイメージがありますが、このレシピでは便利なポリ袋を活用することで、初心者の方でも手軽にぬか床作りから挑戦できるよう工夫されています。
生ぬかをはじめ、昆布、にんにく、しょうが、赤とうがらし、大豆といった豊かな風味を引き出す材料をしっかりと合わせ、捨て漬けを経て発酵・熟成させることで、深みのある味わい深いぬか床が完成します。
さらに、なすを下ごしらえの段階で塩をまぶしてもんでおくことで、早く味がしみ込み、鮮やかな色よく漬かるという嬉しいポイントも盛り込まれています。手作りのぬか床でじっくりと漬け込んだなすは、市販の漬物とはひと味違う格別の美味しさです。
ぜひこの機会に荻野恭子さんのレシピを参考に、ご自宅の食卓に本格的なぬか漬けの味わいを取り入れてみてはいかがでしょうか。
【荻野恭子さんのレシピ】ポリ袋でなすのぬか漬けの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings20
minutes12
minutes45
kcal32
minutes今回は料理研究家である荻野恭子さんのレシピをご紹介します。ご家庭で本格的なぬか漬けが手軽に楽しめる、ポリ袋を使った「ポリ袋でなすのぬか漬け」の作り方です。
材料
なす 3コ
捨て漬け用野菜 適量
塩
【ぬか床】
生ぬか 500g
昆布(5×8cm) 2枚(しばらく漬けて味がしみ込んだら、そのまま食べられる。)
にんにく(皮付き) 1かけ(しばらく漬けて味がしみ込んだら、そのまま食べられる。)
しょうが(皮付き) 1かけ(しばらく漬けて味がしみ込んだら、そのまま食べられる。)
赤とうがらし 1本
大豆(乾) 20g(しばらく漬けて味がしみ込んだら、そのまま食べられる。)
塩 50g
水 カップ2+1/2(500ml)
作り方
- ポリ袋に、【ぬか床】の水以外の材料を入れる。
- 【ぬか床】用の水を少しずつ注ぎ、ぬかに水がしみ込むまでざっと混ぜる。
- ポリ袋の空気を抜きながら、ぬかの上で袋をねじるようにしてまとめる。片手で袋のねじり口を持ち、もう一方の手で袋の上からぬかを混ぜる。
- ぬかがしっとりしたら、捨て漬け用野菜を【ぬか床】に埋め、袋の空気を抜いて口を結ぶ。1日1回混ぜ、3~4日間、暗くて涼しい場所で【ぬか床】を発酵・熟成させる。捨て漬け用野菜は毎日取りかえるとうまみが増す。取り出した捨て漬け用野菜は刻んで食べるとよい。
- なすはヘタを落とし、塩一つまみをまぶしてもむ。なすが少し柔らかくなるまでもむと、早く味がしみ込み、色よく漬かる。
- なすを【ぬか床】の底に入れて完全に埋め、口を結ぶ。もう1枚のポリ袋で二重にする。暗くて涼しい場所に6~12時間おき、好みの加減に漬ける。ぬかを洗い落とし、食べやすい大きさに切って器に盛る。
- ポイント
- ぬか床はつくって1週間ほどしたら冷蔵庫の野菜室に入れると、味が変わりにくく、おいしく漬かる状態に保てる。
メモ
- 荻野恭子さんのレシピ (ポリ袋でなすのぬか漬け)
ポリ袋でなすのぬか漬けを美味しく作る3つの極意
ポリ袋を活用した手軽なぬか床の仕込み方
このレシピでは専用の容器を使わず、ポリ袋に生ぬかや水、昆布、にんにく、しょうが、赤とうがらし、大豆などの材料を入れて直接混ぜ合わせます。袋の空気を抜きながらねじるようにしてまとめることで、手を汚しにくく、全体に水分が行き渡りやすくなります。
さらに捨て漬け用野菜を埋めて1日1回混ぜながら3~4日間、暗くて涼しい場所で発酵・熟成させることで、旨味の詰まった美味しいぬか床を無理なく育てることができます。
なすの色よく美味しく漬ける下ごしらえのコツ
なすをぬか床に漬ける前に、ヘタを落として塩一つまみをまぶしてしっかりとよくもむことが重要なポイントです。なすが少し柔らかくなるまでもむことにより、早く味がしみ込むだけでなく、漬け上がったときの色合いがとても鮮やかになります。
このひと手間を加えることで、なす特有の美しい紫色を保ちつつ、芯までしっかりとした味わいに仕上げることが可能になります。
冷蔵庫の野菜室を活用したぬか床の保存と管理
ぬか床はつくってから1週間ほど経過したタイミングで、冷蔵庫の野菜室へ移して保存するのがおすすめです。冷蔵庫に入れることで発酵のスピードが緩やかになり、味が変わりにくく、常に美味しい状態で漬けられるコンディションをしっかりと保つことができます。
日々の温度管理がしやすくなるため、ぬか床を長く大切に使い続けたい方にぴったりの管理方法となっています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
手作りのぬか漬けである「ポリ袋でなすのぬか漬け」には、和食の食卓によく合うすっきりとした飲み物が大変よく合います。例えば、冷やした日本酒の純米酒や吟醸酒を合わせると、ぬかの豊かな発酵の風味となすのジューシーな旨味が引き立ちます。
また、和食の小鉢として楽しむ場合には、香り高い緑茶やほうじ茶とも相性抜群です。洋風の食卓に取り入れるならば、キリッとした酸味のある白ワインのソーヴィニヨン・ブランを合わせることで、発酵食品特有のコクとワインの爽やかさが絶妙なマリアージュを生み出します。
保存テクニックと温め直し方
つくってから1週間ほど経ったぬか床は、冷蔵庫の野菜室に入れて保存してください。味が変わりにくく、いつでも美味しい状態を保つことができます。漬け込んだなすはその日のうちに食べきっていただくか、食べる分だけ取り出してぬかを洗い落とし、保存容器に入れてお早めにお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家の荻野恭子さんが提案する「ポリ袋でなすのぬか漬け」は、専用の容器を使わずポリ袋で簡単に本格的なぬか床から作れる人気のレシピです。生ぬかや昆布、にんにく、しょうが、赤とうがらし、大豆などを合わせて丁寧に仕込み、捨て漬けを経てしっかりと発酵・熟成させることで、深みのある味わいを生み出します。
なすはヘタを落として塩をまぶし、少し柔らかくなるまでもんでからぬか床の底に完全に埋めることで、早く味がしみ込んで色よく綺麗に漬かります。作ってから1週間ほどしたら冷蔵庫の野菜室で管理することで、味が変わりにくく美味しい状態を長く保てます。
手作りの温かみと絶妙な塩加減がたまらない、毎日の食卓にぜひ取り入れたい一品です。
