暑い季節にぴったりの、洗練された味わいが楽しめる落合務さん直伝の焼きなすとツナの冷製カッペリーニをご紹介します。
イタリアンの巨匠である落合務さんが考案したこのレシピは、じっくりとオーブンで焼き上げて旨味を凝縮させたなすと、コク深いツナ、そしてアクセントに効かせたアンチョビや赤ワインビネガーが見事に融合した一品です。
極細のパスタであるカッペリーニを使用することで、ソースがしっかりと絡み合い、一口ごとに豊かな風味が口いっぱいに広がります。自宅にいながら本格的なレストランの味わいを再現できる贅沢な冷製パスタを、ぜひこの機会に作ってみてください。
【落合務さんのレシピ】焼きなすとツナの冷製カッペリーニの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings15
minutes25
minutes480
kcal40
minutes暑い季節にぴったりの、洗練された味わいが楽しめる落合務さん直伝の焼きなすとツナの冷製カッペリーニをご紹介します。
材料
カッペリーニ 60g(「髪の毛」という意味の 極細パスタで、太さは 0.9~1mm ほど。冷製パスタに向く。)
ミント 適量
塩
オリーブ油 小さじ1
黒こしょう(粒)
【焼きなすペースト】
なす 3コ
ツナ(缶詰/油漬け) 正味60g
アンチョビ(フィレ) 2枚
赤ワインビネガー 小さじ1
オリーブ油 大さじ1+1/3
塩 2つまみ
作り方
- 【焼きなすペースト】をつくる。なすはガクにぐるりと切り目を入れて除き、底部に箸を深く刺して1か所穴を開ける。なす全体が黒くなるまで約160℃のオーブンで25分間焼く。粗熱が取れたらヘタを除いて皮をむき、ザク切りにする。
- ポイント
- 焼き網にのせ、じか火で焼いてもよい。
- フードプロセッサーに、【焼きなすペースト】の材料を入れ、一気にかくはんしてペースト状にする。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かして2%の塩(湯1リットルに対して20gが目安)を入れる。カッペリーニを袋の表示時間どおりにゆで、ざるにあけてざるごと氷水にさらす。
- カッペリーニが冷えたら水けをきって布巾にあけ、布巾ごとよくふってしっかり水けを取る。
- カッペリーニを器に盛り、 2 をかける。オリーブ油小さじ1をかけ、黒こしょうをたたいて散らす。刻んだミントを散らし、葉の形のままのミントをあしらう。
メモ
- 落合務さんのレシピ (焼きなすとツナの冷製カッペリーニ)
焼きなすとツナの冷製カッペリーニを美味しく作る3つの極意
なすをオーブンでじっくりと焼き上げて旨味を凝縮させる
このレシピの最大のポイントは、なすをガクにぐるりと切り目を入れて除き、底部に箸を深く刺して1か所穴を開けたうえで、約160℃のオーブンで25分間じっくりと焼き上げることです。じか火で焼く方法もありますが、オーブンで均一に加熱することで、なすの水分が程よく飛んで甘みと旨味が最大限に引き出されます。
焼き上がったなすは、粗熱が取れてからヘタを除いて皮をむき、ザク切りにすることで、後ほどフードプロセッサーでなめらかなペースト状にする際にも美しく均一な仕上がりとなります。
フードプロセッサーで一気にかくはんしてなめらかなペーストを作る
焼きなすペーストを作る際は、焼いたなすに加えて、ツナ(缶詰/油漬け)正味60g、アンチョビ(フィレ)2枚、赤ワインビネガー小さじ1、オリーブ油大さじ1+1/3、塩2つまみをフードプロセッサーに入れ、一気にかくはんしてペースト状に仕上げます。
この工程により、なすの柔らかさとツナのコク、アンチョビの塩気と旨味、さらに赤ワインビネガーの爽やかな酸味が完璧に一体化します。手作業では出せない一体感となめらかな口当たりが、冷製パスタ全体のクオリティを劇的に高める重要なステップとなります。
カッペリーニの水けを完璧に切ってソースの味を薄めない
極細パスタのカッペリーニを美味しく仕上げるためには、茹で方と水けの切り方が非常に重要です。鍋にたっぷりの湯を沸かして2%の塩(湯1リットルに対して20gが目安)を入れ、袋の表示時間どおりにゆでた後、ざるにあけてざるごと氷水にしっかりとさらして冷やします。
その後、カッペリーニが冷えたら水けをきって布巾にあけ、布巾ごとよくふってしっかり水けを取ることで、ソースの味が水っぽく薄まるのを防ぎます。
器に盛った後にオリーブ油小さじ1をかけ、黒こしょうをたたいて散らし、刻んだミントと葉の形のままのミントをあしらうことで、香り高い最高の状態でお召し上がりいただけます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この焼きなすとツナの冷製カッペリーニには、爽やかな酸味とすっきりとした飲み口を持つ白ワインが非常によく合います。
特に、イタリアのカンパーニャ州などで造られるミネラル感豊かなフィアーノや、イタリア全土で親しまれるキレのあるピノ・グリージョを選ぶと、アンチョビの旨味やツナのコクを引き立てつつ、赤ワインビネガーの酸味と心地よく調和します。
また、冷たく冷やした辛口のロゼワインも、なすの香ばしさとミントの爽快な香りを引き立てる素晴らしい選択肢となります。お食事の時間をより一層優雅に演出してくれるワインとのペアリングをぜひお試しください。
保存テクニックと温め直し方
この焼きなすとツナの冷製カッペリーニは、繊細なカッペリーニの食感やミントのフレッシュな香りを損なわないためにも、調理後速やかにお召し上がりいただくのが一番おすすめです。どうしても保存が必要な場合は、ソースである【焼きなすペースト】のみを密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。
その際は翌日中を目安に使い切るようにし、食べる直前に茹でたてのカッペリーニと合わせるようにしてください。パスタと和えた状態で長時間置いておくと、麺が伸びたり水分が出てソースの味わいが変わってしまうため避けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
落合務さん直伝の焼きなすとツナの冷製カッペリーニは、オーブンでじっくりと加熱して旨味を引き出した焼きなすをベースに、ツナやアンチョビ、赤ワインビネガーを合わせてペースト状にした、極上の冷製パスタレシピです。
0.9〜1mmほどの極細パスタであるカッペリーニに濃厚で香り高いペーストがしっかりと絡み合い、一口ごとに豊かな味わいが広がります。調理の際は、なすの焼き加減やフードプロセッサーでのしっかりとしたかくはん、そして茹で上げたカッペリーニの水けを布巾で徹底的に切ることが美味しく仕上げる極意です。
仕上げに散らすミントの爽やかな香りと黒こしょうのアクセントが全体を引き締め、暑い日のおもてなしや特別な日の食卓を華やかに彩ってくれます。ぜひこの本格的なイタリアンの味わいをご自宅でお楽しみください。
