今回は、人気の料理家である飛田和緒さんのレシピ「せん切り春キャベツのポークジンジャー」をご紹介します。春の訪れを感じさせる、みずみずしくて柔らかな春キャベツをたっぷりと使い、生姜の風味が効いたジューシーな豚肉を合わせた、大満足のメインディッシュです。
飛田和緒さん直伝のこのレシピは、キャベツの切り方や水へのさらし方、豚肉の焼き方まで、シンプルながらも素材の美味しさを最大限に引き出すための工夫が詰まっています。豚肩ロース肉にはあらかじめ薄く片栗粉をまぶすことで、肉の旨味を閉じ込めつつ、甘辛い特製のジンジャーソースがしっかりと絡みつくようになります。
そして、熱々の豚肉とグツグツと煮立ったタレを、冷水でシャキッとさせた春キャベツの上に豪快にかけることで、タレの旨味がキャベツ全体に染み渡り、お肉と一緒に野菜をモリモリと食べ進めることができます。彩りとして添えられたミニトマトの酸味も、味わいの素晴らしいアクセントになります。
ご飯のおかずとしてはもちろん、食べ応えがありながらもさっぱりといただけるので、ご家族みんなが喜ぶこと間違いなしの一品です。ぜひ、今夜の食卓に取り入れてみてください。
【飛田和緒さんのレシピ】せん切り春キャベツのポークジンジャーの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes420
kcal20
minutes今回は、人気の料理家である飛田和緒さんのレシピ「せん切り春キャベツのポークジンジャー」をご紹介します。春の訪れを感じさせる、みずみずしくて柔らかな春キャベツをたっぷりと使い、生姜の風味が効いたジューシーな豚肉を合わせた、大満足のメインディッシュです。
材料
春キャベツ(上部) 1/3コ(300g)
豚肩ロース肉(薄切り) 10枚(200g)
ミニトマト 10コ
米油 大さじ1
かたくり粉
【A】
しょうが(すりおろす) (大)1かけ分
砂糖 大さじ1+1/2
しょうゆ 大さじ1/1/2
酒 大さじ1/1/2
作り方
- キャベツは半分に切り、斜めにせん切りにする。ざるに入れ、ボウルにはった冷水に5分間ほどつけ、パリッとしたら水けをしっかりときる。ミニトマトは横半分に切り、キャベツとともに器に盛る。
- ポイント
- キャベツは長さが出るように、斜めに細く切っていく。水につけて水分を含ませると、歯ざわりがよくなる。
- 豚肉は広げて両面にかたくり粉を薄くつける。【A】は混ぜ合わせる。フライパンに米油大さじ1を中火で熱し、豚肉の両面を焼く。【A】を回しかけ、全体にからめる。
- ポイント
- 豚肉をフライパンに並べきれないときは、2回に分けて焼く。
- 2 の焼き汁がグツグツとしてきたら、汁ごと 1 にのせる。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (せん切り春キャベツのポークジンジャー)
せん切り春キャベツのポークジンジャーを美味しく作る3つの極意
春キャベツは斜めせん切りにして冷水でパリッとさせる
このレシピの大きなポイントは、春キャベツの食感を最大限に活かす下ごしらえにあります。キャベツは半分に切った後、長さが出るように斜めに細く切っていくことで、口当たりが良くなり、タレとの絡みも抜群になります。
さらに、切ったキャベツをざるに入れ、ボウルにはった冷水に5分間ほどつける手順は決して省かないでください。水につけてしっかりと水分を含ませることで、春キャベツ特有の柔らかな葉にピンとした張りが生まれ、シャキシャキとした素晴らしい歯ざわりになります。
パリッとしたら水けをしっかりときることで、後からかけるタレの味が薄まらず、最後まで美味しくいただけます。
豚肩ロース肉に片栗粉を薄くまぶして旨味を閉じ込める
豚肩ロース肉(薄切り)を使用する際、広げて両面に片栗粉を薄くつけることが、ポークジンジャーを美味しく仕上げるための重要な工程です。片栗粉が肉の表面をコーティングすることで、加熱中の肉汁の流出を防ぎ、豚肉がパサつかずジューシーに焼き上がります。
また、この片栗粉の衣は、しょうが、砂糖、しょうゆ、酒を合わせた特製の合わせ調味料を回しかけた際に、タレにとろみをつけて肉にしっかりと絡ませる役割も果たします。厚塗りになると食感が重くなるため、茶こしなどを使って全体にまんべんなく、ごく薄くつけるのが美味しく作るための秘訣です。
グツグツと煮立った焼き汁ごとキャベツにのせる
豚肉を米油大さじ1を熱したフライパンで両面こんがりと焼き、合わせ調味料をからめた後の仕上げも重要です。フライパンに残った焼き汁がグツグツとしてきたら、その熱々の汁ごと、器に盛った冷たい春キャベツの上に豪快にのせます。
この温度差によってキャベツがほんのりと温まり、生姜の香りが効いた甘辛いタレがキャベツの隙間に入り込んで、野菜そのものが立派なご飯のおかずになります。フライパンに豚肉が並べきれない場合は、無理に詰め込まず2回に分けて焼くことで、フライパンの温度が下がらずお肉を美味しく焼き上げることができます。
焼き汁は一滴残さずキャベツにかけてください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
飛田和緒さんの「せん切り春キャベツのポークジンジャー」は、生姜の爽やかな香りと甘辛い醤油ベースのタレが特徴で、合わせる飲み物によって様々な楽しみ方ができます。ワインを合わせるなら、タレの甘みや豚肉の旨味に寄り添う、軽やかでフルーティーな赤ワインがぴったりです。
例えば、フランス産のピノ・ノワールや、果実味が豊かな日本のマスカット・ベーリーAなどが、醤油の風味と見事に調和します。
また、白ワインであれば、生姜の風味に合わせて少しスパイシーなニュアンスを持つゲヴュルツトラミネールや、スッキリとした辛口のリースリングを選ぶと、春キャベツのみずみずしさともよく合います。
アルコールを召し上がらない場合は、キリッと冷やしたほうじ茶や、炭酸水にスライスした生姜とレモンを落とした自家製のジンジャーエールも、料理の味わいを引き立てて口の中をさっぱりとリセットしてくれるのでおすすめです。
保存テクニックと温め直し方
このレシピは、春キャベツのシャキシャキとした食感と、焼き立ての豚肉の風味を楽しむため、出来立てをその日のうちに食べ切るのが最もおすすめです。どうしても保存が必要な場合は、キャベツと豚肉(タレを含む)は必ず別々の密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、翌日中にはお召し上がりください。
食べる直前に豚肉のみを電子レンジで軽く温め直し、新しく用意した生野菜の上にのせていただくか、キャベツと一緒にサッとフライパンで炒め合わせて温野菜風にアレンジしてお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、飛田和緒さんのレシピによる「せん切り春キャベツのポークジンジャー」の作り方を詳しくご紹介しました。柔らかな春キャベツを斜めせん切りにして冷水でシャキッとさせ、片栗粉を薄くまぶした豚肩ロース肉を香ばしく焼き上げるこの一品は、すりおろし生姜がたっぷりと入った特製ダレが食欲をそそります。
熱々の豚肉と煮立ったタレを、冷たいキャベツの上にたっぷりとかけることで、肉の旨味とタレのコクが野菜に染み渡り、野菜とお肉をバランスよくたっぷりと楽しめるのが魅力です。調理のポイントは、キャベツの水さらしと豚肉に片栗粉をまぶす手間の二つ。
これらを丁寧に行うことで、いつもの生姜焼きが格段にワンランク上の仕上がりになります。忙しい日の夕食にもぴったりな栄養満点のメインディッシュですので、ぜひご家庭で挑戦して、飛田和緒さんの素晴らしいレシピを味わってみてください。
