料理研究家である斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。今回取り上げるのは、「千枚数の子のなます混ぜ混ぜ」です。おせち料理の定番である数の子を、大根やにんじん、三つ葉といった香味野菜とともに、なます風の爽やかな和え物に仕上げる一品です。
数の子は米のとぎ汁に1日漬けてしっかりと塩抜きを行い、さらに水にさらしながら薄皮を取る丁寧な下ごしらえをします。特製のたれにしっかりと漬け込んで味を含ませた数の子と、千六本に切って塩もみした大根とにんじん、サッとゆでた三つ葉を合わせ、仕上げに粉かつおを加えて風味豊かに和えます。
手間ひまをかけた丁寧な作業が、食材の持ち味を引き出し、奥深い味わいを生み出します。特別な日の食卓や、おもてなしの席にもぴったりの上品な味わいを、ぜひご家庭でお試しください。
【斉藤辰夫さんのレシピ】千枚数の子のなます混ぜ混ぜの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings3
hours5
minutes110
kcal185
minutes料理研究家である斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。今回取り上げるのは、「千枚数の子のなます混ぜ混ぜ」です。おせち料理の定番である数の子を、大根やにんじん、三つ葉といった香味野菜とともに、なます風の爽やかな和え物に仕上げる一品です。
材料
数の子 2本(130g)
大根 1/5本(150g)
にんじん 1/4本(50g)
三つ葉 1/2束
酒 大さじ2
塩 小さじ1/4
米酢 大さじ1
粉かつお 大さじ2
【A】
だし汁 200ml
酒 50ml
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
削りかつお 3g
作り方
- 数の子は米のとぎ汁に1日漬けて塩抜きをする。
- 塩抜きした数の子を水にさらしながら薄皮を取り、塩分が残っているようであれば、さらに水に漬ける。
- 【A】を合わせて火にかけ、沸いてきたら弱火にして、2~3分煮、紙タオルでこし、冷ます。
- 2 の数の子は薄くそぎ切りにし、分量の酒をふりかけて、3~4分おき、汁けを切る。
- ボウルに 4 の数の子を入れて、 3 のたれを大さじ3加えて軽く混ぜ、3~4分おき、汁けを取り、残りの 3 を加えて3時間以上漬ける。
- 大根、にんじんは千六本(マッチ棒程度)に切る。にんじんはサッとゆで、水に取り、水けを取る。
- 三つ葉はサッとゆで、冷水に取り、水けを取り、3cm長さに切る。
- ボウルに 6 の大根、にんじんを加えて、分量の塩を加えて混ぜ、4~5分おき、しんなりして水分が出たら、水で洗い、塩けを取り、水けを絞る。
- 8 に分量の酢を加えて30分以上漬ける。
- 汁けを切った 5 の数の子、汁けを切った 8 、 7 の三つ葉を加えて混ぜ、粉かつおを加えて和える。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (千枚数の子のなます混ぜ混ぜ)
千枚数の子のなます混ぜ混ぜを美味しく作る3つの極意
数の子の丁寧な塩抜きと下ごしらえ
数の子は米のとぎ汁に1日漬けて塩抜きをし、水にさらしながら薄皮を取り除きます。塩分が残っている場合はさらに水に漬け、しっかりと塩分を抜くことが大切です。薄くそぎ切りにした後は、分量の酒をふりかけて3〜4分おき、汁けを切ることで臭みが和らぎ、旨みが引き立ちます。
特製たれへの漬け込みによる味付け
だし汁、酒、みりん、しょうゆ、削りかつおを合わせて火にかけ、沸いてきたら弱火にして2〜3分煮てから紙タオルでこし、冷ましたたれを使用します。
ボウルに入れた数の子にたれの大さじ3を加えて軽く混ぜ、3〜4分おいて汁けを取り、さらに残りのたれを加えて3時間以上漬け込むことで、数の子の中までしっかりと味がしみ込みます。
野菜の食感を活かす水けの絞りと和え方
大根とにんじんはマッチ棒程度の千六本に切り、にんじんはサッとゆでて水に取り水けを取ります。ボウルに大根とにんじんを入れて分量の塩を加えて混ぜ、4〜5分おいてしんなりさせたら水で洗って塩けを取り、しっかりと水けを絞ります。
さらに酢を加えて30分以上漬けた後、汁けを切った数の子や三つ葉と合わせ、粉かつおを加えて和えます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
千枚数の子のなます混ぜ混ぜには、すっきりとした辛口の日本酒がよく合います。お酢の爽やかな酸味と、だしやかつおの旨みが効いた数の子に、キレのある冷酒やぬる燗を合わせることで、料理の繊細な味わいをより一層引き立ててくれます。
また、お祝いの席やお酒の席の最初の一杯としても、軽やかな口当たりが心地よい組み合わせとなります。
保存テクニックと温め直し方
作った後は密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。お早めにお召し上がりいただくのがおすすめですが、漬け込んだ野菜や数の子は時間が経つとなじんで味がさらに深まります。衛生面を考慮し、清潔な箸やトングを使って取り分けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家の斉藤辰夫さんが手がける「千枚数の子のなます混ぜ混ぜ」は、数の子と野菜の食感、そして丁寧にとっただしや調味料の旨みが調和した上品な和え物です。時間をかけてしっかりと塩抜きをし、薄皮を取った数の子を特製のたれに漬け込み、千六本に切った大根とにんじん、香りのよい三つ葉と合わせて仕上げます。
それぞれの素材の下ごしらえを丁寧に行うことで、雑味がなくすっきりとした、奥深い味わいを生み出すことができます。手順をしっかりと踏むことで、ご家庭でも本格的な美味しさを再現できますので、ぜひ作ってみてください。
