斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。今回取り上げるのは、たっぷりとしたキャベツと帆立て貝柱の缶詰を使って手軽に作れる「キャベツと帆立てのサッと煮」です。キャベツを少し太めのせん切りにして煮汁で段階的に煮込んでいくことで、キャベツの甘みが存分に引き出され、スープ全体に溶け出していきます。
帆立ての缶詰を缶汁ごと使うため、旨味が凝縮された深い味わいを手軽に楽しむことができるのが大きな魅力です。仕上げに加える溶き卵がふんわりと全体を包み込み、優しい口当たりに仕上がります。さらに、仕上げにひく白こしょうが全体の味を引き締め、シンプルながらも奥深い味わいを生み出します。
素材の持ち味を活かした温かい一品として、日々の食卓に取り入れやすいおすすめのレシピです。野菜と魚介の旨味が調和した味わいは、心も体も温まる優しい美味しさに満ちており、何度でも作りたくなるような魅力に溢れています。
毎日の献立のレパートリーを広げるのにも最適な、心強い定番料理となること間違いなしの一品です。
【斉藤辰夫さんのレシピ】キャベツと帆立てのサッと煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings10
minutes15
minutes138
kcal25
minutes斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。今回取り上げるのは、たっぷりとしたキャベツと帆立て貝柱の缶詰を使って手軽に作れる「キャベツと帆立てのサッと煮」です。キャベツを少し太めのせん切りにして煮汁で段階的に煮込んでいくことで、キャベツの甘みが存分に引き出され、スープ全体に溶け出していきます。
材料
キャベツ(小) 1コ(約800g)
帆立て貝柱(缶詰/水煮) 1缶(140g)
卵 1コ
白こしょう(粒) 適量(なければ、普通のこしょうでもよい。)
【A】
水 カップ3
酒 カップ1/4
みりん 大さじ2
うす口しょうゆ 大さじ2
塩 小さじ1
昆布茶(顆粒) 大さじ1
作り方
- キャベツは少し太めのせん切りにする。卵は溶いておく。
- 鍋に【A】を入れ、帆立てを缶汁ごと加えて中火にかける。沸騰してきたら 1 のキャベツの1/3量を加え、玉じゃくしで軽く押さえて煮る。煮汁がキャベツの上に上がってきたら残りの1/2 量を加えて同様に煮、再び煮汁が上がってきたら残りのキャベツを加えて同様に煮る(上から玉じゃくしで押さえることで、キャベツの甘みが煮汁にしみ出す)。
- キャベツがしんなりし、再び煮汁が上がってきたら、溶き卵を加えてざっくりと混ぜる(煮汁がキャベツより上に上がったら混ぜる)。
- 器に煮汁ごと盛り、白こしょうをひく。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (キャベツと帆立てのサッと煮)
キャベツと帆立てのサッと煮を美味しく作る3つの極意
キャベツを段階的に加えて旨味を引き出す
キャベツを少し太めのせん切りにして数回に分けて加えることで、煮汁の温度を保ちながら効率よく火を通すことができます。鍋に【A】と帆立てを缶汁ごと入れて沸騰させた後、キャベツの1/3量を加えて玉じゃくしで軽く押さえて煮ます。
煮汁がキャベツの上に上がってきたら残りの1/2量を加えて同様に煮、再び煮汁が上がってきたら残りのキャベツを加えるという段階的な調理を行います。上から玉じゃくしで押さえることで、キャベツの持つ自然な甘みが煮汁にしみ出し、全体の味わいに深みとコクが生まれます。
帆立ての缶汁を余すことなく活用する
帆立て貝柱の缶詰を汁ごと余すことなく使用することが、この料理の旨味を決定づける重要なポイントです。缶汁には帆立ての豊かな出汁がたっぷりと溶け出しており、水、酒、みりん、うす口しょうゆ、塩、昆布茶といった調味料と合わさることで、ベースとなる煮汁に圧倒的な旨味と奥行きを与えます。
特別なだしをとる手間をかけなくても、缶詰のポテンシャルを最大限に活かすことで、本格的で満足感のある仕上がりを実現することができます。キャベツとの相性も抜群で、極上のスープが生まれます。
溶き卵のタイミングと白こしょうの仕上げ
仕上げの段階で加える溶き卵のタイミングと混ぜ方が、料理の口当たりを左右する大切な工程です。キャベツがしんなりし、再び煮汁が上がってきたタイミングを見計らって溶き卵を回し入れます。
煮汁がキャベツより上に上がったらざっくりと混ぜることで、卵が固まりすぎずふんわりとした食感に仕上がり、優しいコクが加わります。最後に白こしょうをひくことで、全体の味わいが引き締まり、風味豊かな一皿に完成します。全体のバランスを整えるための細やかな気配りが光ります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
「キャベツと帆立てのサッと煮」の持つ優しく上品な魚介の旨味と、キャベツの自然な甘みには、すっきりとした酸味を持つ辛口の白ワインがよく合います。
例えば、フランスのロワール地方で作られるミュスカデや、キリッとしたミネラル感のあるシャブリを選ぶと、帆立ての繊細な風味を引き立てつつ、料理全体の味わいを爽やかにまとめてくれます。また、和食の献立として楽しむ場合には、香りが穏やかでドライな純米酒や、キレの良い辛口の日本酒を合わせるのもおすすめです。
温かい煮汁と冷えたお酒のコントラストが心地よく、食事の時間をより一層豊かなものにしてくれます。お好みの飲み物とともに、ゆったりとした贅沢なひとときをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
作り置きや保存をする場合は、清潔な密閉容器に入れて粗熱を取った後、冷蔵庫で保存します。保存期間の目安は冷蔵で2〜3日程度です。再加熱する際は、鍋に移して弱火で優しく温め直すか、電子レンジを使用する場合は耐熱容器に移してラップをかけ、温かくなるまで様子を見ながら加熱してください。
なお、卵の食感やキャベツの風味を損なわれないよう、なるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。適切な保存により美味しさを保てます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
斉藤辰夫さんが提案する「キャベツと帆立てのサッと煮」は、身近な食材と缶詰を活用して手軽に本格的な味わいを楽しめる魅力的なレシピです。少し太めのせん切りにしたキャベツを段階的に煮汁へ加え、玉じゃくしで押し込むことで、キャベツの甘みを最大限に引き出しています。
帆立ての缶汁を活かした旨味たっぷりの煮汁と、ふんわりとした溶き卵の組み合わせが絶妙で、仕上げの白こしょうが全体をキリッと引き締めます。調理時間も短く、野菜もたっぷり摂れるため、忙しい日の夕食や温かいおかずが欲しいときにぴったりの一品です。
素材の持ち味を活かした心温まる味わいを、ぜひご家庭の食卓でお試しいただき、豊かな食事の時間をお楽しみください。
