春の訪れを告げる山菜の代表格であるふきのとうを、ご家庭で手軽に、そして存分に味わえる一品をご紹介します。料理研究家である堀江ひろ子さんが提案する「ふきのとうの万能塩味ペースト」は、ふきのとう特有の爽やかな苦みと香りをギュッと閉じ込めた、まさに万能の調味料です。
春先の短い期間にしか出回らないふきのとうを無駄なく美味しく楽しむための工夫が詰まっており、いつもの食卓に春の彩りと香りを添えてくれます。フードプロセッサーを使って細かく刻み、フライパンで手早く炒めてからスープの素や調味料と共に煮詰めることで、ふきのとうの青々しい風味がいっそう引き立ちます。
そのまま温かいご飯にのせるのはもちろんのこと、冷奴、パスタ、お肉や魚料理のソースなど、幅広いアレンジで大活躍する便利な一品です。春の香りを手軽に楽しみたい方にぜひ作っていただきたい、おすすめのレシピです。
【堀江ひろ子さんのレシピ】ふきのとうの万能塩味ペーストの作り方
Course: 調味料Cuisine: 和食4
servings5
minutes6
minutes67
kcal11
minutes春の訪れを告げる山菜の代表格であるふきのとうを、ご家庭で手軽に、そして存分に味わえる一品をご紹介します。料理研究家である堀江ひろ子さんが提案する「ふきのとうの万能塩味ペースト」は、ふきのとう特有の爽やかな苦みと香りをギュッと閉じ込めた、まさに万能の調味料です。
材料
【A】
ふきのとう 100g
サラダ油 大さじ2
【B】
顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風) 小さじ2
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
作り方
- 【A】をフードプロセッサーに入れてかくはんし、細かいみじん切りにする。
- フライパンに手早く移して中火にかけ、1~2分間炒める。
- ポイント
- ふきのとうにサラダ油をからめているので、炒め油は必要ない。
- 【B】を加えて水カップ1/2を注ぎ、汁けがなくなるまで4~5分間、炒め煮にする。
メモ
- 堀江ひろ子さんのレシピ (ふきのとうの万能塩味ペースト)
ふきのとうの万能塩味ペーストを美味しく作る3つの極意
フードプロセッサーで細かく均一なみじん切りにする
このレシピの最初の工程では、ふきのとうをフードプロセッサーに入れてかくはんし、細かいみじん切りにすることが大切なポイントとなります。手作業で細かく刻むのは手間がかかりますが、フードプロセッサーを使用することで、ふきのとう全体がムラなく均一な細かさに仕上がります。
細かさを均一に揃えることで、その後の炒め工程や炒め煮の際に調味料がしっかりと馴染みやすくなり、ふきのとう特有の豊かな風味や香りがペースト全体にしっかりと行き渡ります。手軽かつ美しく仕上がるため、ぜひこの下ごしらえの工程を丁寧に行ってください。
サラダ油をあらかじめからめて炒め油を不要にする
材料として用意したサラダ油大さじ2をふきのとうにあらかじめからめておくことで、フライパンで炒める際に余分な油を追加する必要がなくなります。ふきのとうに油がしっかりと行き渡った状態で中火にかけ、1~2分間手早く炒めることにより、食材が焦げ付くのを防ぎながら均一に加熱することができます。
この工程を経ることで、ふきのとうの鮮やかな緑色が引き立ち、余計な油っぽさを抑えつつ、素材そのものの持ち味や香ばしさを存分に引き出すことが可能になります。手際よく進めるのが美味しく仕上げるコツです。
スープの素と水でじっくり4~5分間炒め煮にする
炒めたふきのとうに、【B】の顆粒チキンスープの素、塩、砂糖を加え、さらに水カップ1/2を注いで4~5分間炒め煮にします。この水分を加えながらしっかりと煮詰める工程によって、ふきのとうの繊維にチキンスープの旨味や調味料の塩気・甘味がじっくりと浸透し、ペースト全体に奥行きのある深い味わいが生まれます。
汁けがなくなるまでしっかりと加熱することで、旨味が凝縮された濃厚な万能ペーストに仕上がり、保存性や使い勝手も高まります。加熱時間や水加減を守って仕上げてください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ほろ苦い風味が特徴のふきのとうの万能塩味ペーストには、すっきりとした酸味と爽やかなアロマを持つ白ワインが非常によく合います。
たとえば、フレッシュな柑橘系の香りが楽しめるソーヴィニヨン・ブランや、ミネラル感豊かなシャブリなどを合わせることで、ふきのとう特有の苦みが心地よく引き立ち、ワインのフルーティーさが口の中をすっきりとリフレッシュしてくれます。
また、キリッとした冷酒や辛口の日本酒とも相性が良く、お酒の席のおつまみとしても最高の組み合わせとなります。
保存テクニックと温め直し方
完成したふきのとうの万能塩味ペーストは、清潔な保存容器に移し替えて冷蔵庫で保存してください。数日間で使い切る場合は冷蔵保存で美味しくお召し上がりいただけますが、長期間楽しみたい場合は、小分けにして冷凍用保存袋に入れ、冷凍保存するのがおすすめです。
食べる際には自然解凍または必要に応じて再加熱してお使いください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
春の訪れを感じさせるふきのとうを贅沢に使い、ご家庭で簡単に作れる万能な塩味ペーストをご紹介しました。
堀江ひろ子さんのレシピらしく、フードプロセッサーで細かく刻んだふきのとうにサラダ油をからめて炒め、チキンスープの素や調味料と共に水分がなくなるまでしっかりと炒め煮にするという、手軽でありながら味わい深い仕上がりになっています。
ふきのとうならではの爽やかな苦みと旨味がギュッと詰まったこのペーストは、温かいご飯やおにぎりの具としてはもちろん、パスタや肉・魚料理のソースなど幅広いお料理のアクセントとして大活躍します。春の味覚を手軽にたっぷりと堪能したいときに、ぜひ作ってみてください。
