今回は、料理研究家である荻野恭子さんが手掛けた「梅肉酢鶏」のレシピをご紹介します。一般的な酢豚や酢鶏とは一味違う、梅干しの爽やかな酸味と香りを活かした絶品の一品です。
鶏もも肉をカリッと揚げ焼きにし、たまねぎやにんじん、ピーマンといった色鮮やかな野菜とともに、自家製の梅肉ソースでさっと炒め合わせて仕上げます。梅干しの持つすっきりとした酸味が鶏肉や野菜の旨味を引き立て、最後まで飽きのこない味わいを生み出しています。
作り方も非常にシンプルでありながら、ひと手間を加えることで本格的な美味しさを堪能できるのが大きな魅力です。いつもの食卓のメインおかずとしてはもちろん、おもてなしや特別な日の食卓にもぴったりな荻野恭子さんの梅肉酢鶏を、ぜひご家庭で気軽にお試しください。
【荻野恭子さんのレシピ】梅肉酢鶏の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes15
minutes480
kcal30
minutes今回は、料理研究家である荻野恭子さんが手掛けた「梅肉酢鶏」のレシピをご紹介します。一般的な酢豚や酢鶏とは一味違う、梅干しの爽やかな酸味と香りを活かした絶品の一品です。
材料
鶏もも肉 1枚(250g)
たまねぎ 1/2コ
にんじん 1/3本
ピーマン(大) 1コ
塩
こしょう
サラダ油
かたくり粉
小麦粉
【梅肉ソース】
梅干し 3~4コ(正味40g)(塩分13%)
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
作り方
- 鶏肉は一口大に切り、塩・こしょう各少々をふる。たまねぎは大きめのくし形に切る。にんじんは小さめの乱切りにする。ピーマンは縦半分に切り、ヘタと種を取って乱切りにする。
- ボウルに【梅肉ソース】の梅干し以外の材料を合わせ、梅干しは種を取って果肉を手でちぎって加え、よく混ぜる。
- ポイント
- 合わせ調味料に梅干しの果肉をちぎって加え、梅肉ソースをつくる。
- フライパンにサラダ油を1cm深さほど入れ、中火にかける。菜箸を入れて泡が出るくらいの温度になったら、 1 のにんじんを入れて揚げ焼きにする。しんなりしたら、たまねぎ、ピーマンも加えて色が変わるまでサッと揚げる。野菜を取り出して油をきる。フライパンの油はそのままにして、いったん火を止める。
- ポイント
- 火の通りにくいにんじんを先に揚げ、たまねぎ、ピーマンを加えたらサッと揚げる。
- かたくり粉大さじ2、小麦粉大さじ1を混ぜ、 1 の鶏肉にまぶす。 3 のフライパンを再び中火にかけて鶏肉を入れ、両面をこんがりと揚げ焼きにして取り出す。
- ポイント
- 鶏肉の表面が白っぽい色に変わったら上下を返し、両面を色よく揚げ焼きにする。
- 4 の油をあけ、あいたフライパンに肉と 3 の野菜を戻し入れて中火にかける。 2 の梅肉ソースを加え、全体にからめるようにサッと炒め合わせ、器に盛る。
- ポイント
- 揚げ焼きにした肉と野菜に梅肉ソースをからめながら炒め合わせ、仕上げる。
メモ
- 荻野恭子さんのレシピ (梅肉酢鶏)
梅肉酢鶏を美味しく作る3つの極意
火の通りにくい野菜を先に揚げ焼きにする
フライパンにサラダ油を1cm深さほど入れて中火にかけ、菜箸を入れて泡が出るくらいの温度になったら、まずにんじんを入れて揚げ焼きにします。にんじんがしんなりしたら、たまねぎ、ピーマンも加えて色が変わるまでサッと揚げます。
硬さに応じて投入するタイミングをずらすことで、それぞれの野菜の食感や色合いを損なわずに美しく仕上げることができます。野菜を取り出した後は、フライパンの油はそのままにして、いったん火を止めます。
鶏肉は衣をまぶして両面をこんがりと揚げ焼きにする
かたくり粉大さじ2、小麦粉大さじ1を混ぜ合わせ、一口大に切って塩・こしょう各少々をふった鶏肉にまぶします。先ほど使ったフライパンを再び中火にかけて鶏肉を入れ、両面をこんがりと揚げ焼きにして取り出します。
鶏肉の表面が白っぽい色に変わったら上下を返し、両面を色よく仕上げることで、外はカリッと、中はジューシーな食感に仕上がります。
梅肉ソースを加えて全体にからめるようにサッと炒め合わせる
ボウルに梅干し以外の材料を合わせ、梅干しは種を取って果肉を手でちぎって加え、よく混ぜ合わせて梅肉ソースを作ります。フライパンの油をあけ、あいたフライパンに揚げ焼きにした肉と野菜を戻し入れて中火にかけます。そこに梅肉ソースを加え、全体にからめるようにサッと炒め合わせたら器に盛ります。
ソースが全体に行き渡るよう手早く炒め合わせるのが美味しく仕上げるコツです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
梅肉酢鶏の持つ爽やかな梅の酸味と、鶏もも肉のジューシーな旨味には、すっきりとした辛口の白ワインやスパークリングワインが非常によく合います。特に、柑橘系や青りんごを思わせるシャープな酸味を持つシャルドネやソーヴィニヨン・ブランは、梅肉ソースの風味を引き立て、口の中を心地よくリフレッシュしてくれます。
また、軽やかな赤ワインであれば、冷やして楽しむピノ・ノワールなども好相性です。ワインだけでなく、すっきりとした冷酒や炭酸で割ったハイボールなどとも相性抜群で、晩酌のおつまみとしても贅沢なひとときを演出してくれます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は2〜3日以内です。食べる際は、電子レンジなどでしっかりと再加熱してからお召し上がりください。
なお、時間が経つと衣のサクサク感が失われやすいため、できるだけ早めにお召し上がりいただくのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
荻野恭子さんによる「梅肉酢鶏」は、鶏もも肉とたっぷりの野菜を使い、自家製の梅肉ソースで仕上げる爽やかな一品です。たまねぎ、にんじん、ピーマンをそれぞれの火の通り具合に合わせてサッと揚げ焼きにし、食感と色合いを美しく保ちます。
さらに、かたくり粉と小麦粉をまぶしてこんがりと揚げた鶏肉と合わせることで、ボリュームがありながらも梅の酸味でさっぱりと食べられるバランスの良さが特徴です。梅干しの果肉を手でちぎって加えた特製ソースが全体をまとめ上げ、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりです。
工程ごとの丁寧なポイントを押さえることで、ご自宅でもお店のような本格的な味わいを手軽に楽しむことができます。
