今回は、中華料理の巨匠である陳建一さんのレシピをご紹介します。ご紹介するのは、ぷりぷりのむきえびとシャキシャキとした食感が魅力のチンゲンサイを贅沢に使った「えびとチンゲンサイの豆板醤炒め」です。
本場の味わいを自宅のキッチンで手軽に再現できるよう考え抜かれたこのレシピは、ピリッとした豆板醤の辛味と、豊かな香りをまとった合わせ調味料が絶妙に絡み合う一品です。えびに丁寧な下味をつけてしっとりと仕上げるコツや、野菜の食感を活かす絶妙な火加減など、プロならではの丁寧なテクニックが随所に光ります。
食卓をパッと華やかに彩る本格的な中華炒めを、ぜひご家庭で作ってみてください。
【陳建一さんのレシピ】えびとチンゲンサイの豆板醤炒めの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings15
minutes10
minutes320
kcal25
minutes今回は、中華料理の巨匠である陳建一さんのレシピをご紹介します。ご紹介するのは、ぷりぷりのむきえびとシャキシャキとした食感が魅力のチンゲンサイを贅沢に使った「えびとチンゲンサイの豆板醤炒め」です。
材料
むきえび 200g
チンゲンサイ 4株
ねぎ(白い部分) 約10cm
しょうが 10g
にんにく 10g
豆板醤 大さじ1/2(トーバンジャン)
塩 少々
サラダ油 少々
サラダ油 大さじ2
【下味】
塩 小さじ1/3
卵白 大さじ2
かたくり粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1
【合わせ調味料】
砂糖 大さじ1+1/2
酒 大さじ1
酢 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
チキンスープ 大さじ2(または水。顆粒チキンスープの素(中国風)を表示どおりに溶いたものでもよい。)
こしょう 少々
水溶きかたくり粉 大さじ1(かたくり粉を同量の水で溶く。)
作り方
- えびは【下味】の塩、こしょう、卵白を順にかけてもむ。続いてかたくり粉をまぶし、サラダ油をかけて、軽く混ぜる。
- ポイント
- 合わせ調味料と混ぜて仕上げに加えるので、香りが出やすいように、なるべく細かいみじん切りにしておく。
- チンゲンサイは葉と芯に分ける。葉は半分に切り、芯は3cm長さに横に切り、中心の太い部分は縦に半分に切り、水で洗う。鍋に湯を沸かして塩・サラダ油各少々を入れ、芯だけを入れ、サッとゆでる。
- ねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りにする。
- 【合わせ調味料】の材料を合わせ、 3 を加えて混ぜる。
- フッ素樹脂加工のフライパンにサラダ油大さじ2を熱し、 1 のえびを入れて強火でいためる。えびの色が変わったら脇に寄せ、あいたところに油を集めて豆板醤を入れ、いためる。香りが出たら、えびを混ぜてからませる。
- 2 のチンゲンサイの芯と葉を 5 に加えていため合わせ、 4 の【合わせ調味料】をよく混ぜてから少しずつ回しかけ、全体をあえて器に盛る。
- ポイント
- 香味野菜入りの合わせ調味料を回しかけて炒め合わせると、すぐに香りがたってくる。
メモ
- 陳建一さんのレシピ (えびとチンゲンサイの豆板醤炒め)
えびとチンゲンサイの豆板醤炒めを美味しく作る3つの極意
えびに施す丁寧な下味と食感の秘密
えびは、あらかじめ塩、こしょう、卵白を順にかけてしっかりともみ込みます。さらにかたくり粉をまぶし、サラダ油をかけて軽く混ぜ合わせることで、加熱したときにえびの水分が逃げるのを防ぎ、ぷりぷりとした柔らかい食感に仕上げることができます。
下味をしっかりと行き渡らせることで、えび自体の旨みが引き立ち、全体の一体感が増します。
チンゲンサイの食感を活かす下茹でと切り方の工夫
チンゲンサイは葉と芯にしっかりと分けて使用します。葉は半分に切り、芯は3cm長さに横に切り、中心の太い部分は縦に半分に切って水で洗います。
鍋に湯を沸かして塩とサラダ油各少々を入れ、火が通りにくい芯だけをサッとゆでることで、鮮やかな緑色を保ちつつ、シャキシャキとした心地よい歯ごたえをしっかりと残すことができます。
香り立つ香味野菜と合わせ調味料の一体化
ねぎ、しょうが、にんにくは、合わせ調味料と混ぜて仕上げに加えるため、香りが出やすいようになるべく細かいみじん切りにしておきます。フッ素樹脂加工のフライパンにサラダ油を熱してえびを強火で炒め、えびの色が変わったら脇に寄せて、あいたところに油を集めて豆板醤を炒めます。
香りが出たらえびとからめ、さらに香味野菜入りの合わせ調味料を回しかけて炒め合わせることで、すぐに素晴らしい香りがたちこめます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ピリッとした辛味と深いコクが特徴のえびとチンゲンサイの豆板醤炒めには、すっきりとした冷えた白ワインがよく合います。
例えば、柑橘系の爽やかな香りとキレのある酸味を持つソーヴィニヨン・ブランや、果実味が豊かでミネラル感のあるシャルドネを選ぶと、豆板醤の辛味を心地よく受け止め、えびの旨みを引き立ててくれます。また、アルコールが苦手な方には、よく冷やしたウーロン茶やジャスミン茶がおすすめです。
お茶の持つすっきりとした渋みが口の中の油分をリフレッシュさせ、中華料理の味わいを最後まで美味しく引き立ててくれます。
保存テクニックと温め直し方
作り立ての美味しさを楽しむのが一番ですが、余った場合は清潔な保存容器に入れ、粗熱を取ってから冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で約2〜3日です。食べる際は、電子レンジなどでしっかりと中心まで再加熱してからお召し上がりください。
なお、えびの食感が損なわれる可能性があるため、長期間の保存は避け、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、陳建一さんのレシピによる「えびとチンゲンサイの豆板醤炒め」の作り方をご紹介しました。えびには卵白やのかたくり粉などで丁寧な下味をつけ、ぷりぷりとした食感を引き出します。また、チンゲンサイは芯をサッとゆでることでシャキシャキとした歯ごたえと鮮やかな色合いを保ちます。
ねぎ、しょうが、にんにくといった香味野菜を合わせた特製の合わせ調味料を回しかけることで、炒め合わせた瞬間に豊かな香りが広がります。フライパンひとつで手軽に本格的な中華料理が楽しめるレシピですので、ぜひ毎日の献立のレパートリーに加えてみてください。
