フレンチの巨匠、三國清三さんの魅力あふれるオリジナルレシピ「白菜と帆立てのみかんスープ仕立て」をご紹介します。このお料理は、旬の白菜のみずみずしさと、香ばしく焼き上げた帆立て貝柱の濃厚な旨味を、みかんの爽やかな風味でまとめ上げた一皿です。
果汁100%のみかんジュースとはちみつ、そしてフレッシュなみかんの果肉と皮を贅沢に使うことで、奥深い甘みと酸味のバランスが楽しめる本格的なスープ仕立てになっています。ご家庭にあるフライパンとお鍋だけで、まるでレストランのような華やかなメニューを作ることができるのが大きな魅力です。
白菜のシャキシャキとした食感や、帆立ての表面の焼き色など、それぞれの食材の持ち味を最大限に活かす手順が計算されており、特別な日の食卓やパーティーシーンにもぴったりです。三國清三さんの繊細な技が光るこのレシピで、いつもの食材をワンランク上の味わいに仕上げてみませんか。
ぜひご自宅で、この洗練された美味しさを堪能してください。
【三國清三さんのレシピ】白菜と帆立てのみかんスープ仕立ての作り方
Course: 主菜Cuisine: フレンチ2
servings15
minutes15
minutes280
kcal30
minutesフレンチの巨匠、三國清三さんの魅力あふれるオリジナルレシピ「白菜と帆立てのみかんスープ仕立て」をご紹介します。このお料理は、旬の白菜のみずみずしさと、香ばしく焼き上げた帆立て貝柱の濃厚な旨味を、みかんの爽やかな風味でまとめ上げた一皿です。
材料
白菜 240g(3枚)
帆立て貝柱 6コ(約180g)
みかん 2コ
たまねぎ(みじん切り) 20g
にんにく(みじん切り) 5g
みかんジュース(果汁100%) カップ3/4
はちみつ 大さじ1
レモン 1/2コ
塩
こしょう 少々
オリーブ油 大さじ1
作り方
- 鍋に塩少々を入れた湯を沸かし、白菜を堅めにゆでる。取り出して水けをきり、葉の部分は3cm幅のザク切りに、軸の部分は1cm幅に切る。みかんは皮をむき、皮は15gほどせん切りにする。実は4等分にし、それぞれを斜めに切る。
- ポイント
- 白菜は葉と軸の部分を分ければ、食感の違いが楽しめる。また、みかんの実は周囲の白い筋を取りすぎるとくずれやすくなるので、太い筋を軽く取る程度に。皮の苦みが気になる場合は、あらかじめ2~3回ゆでこぼすとやわらぐ。
- 帆立ては両面に塩・こしょう各少々をふる。フライパンにオリーブ油大さじ1を入れて中火で熱し、帆立てを並べる。表面に焼き色がついたら裏返し、同様に焼いてバットに取り出す。
- 2 のフライパンを中火にかけ、たまねぎとにんにくを入れて炒める。みかんジュースを加えて沸かし、みかんの皮も加えて混ぜ合わせたら、はちみつを加えて混ぜる。
- 3 に 1 の白菜とみかんの実を加えて混ぜ、 2 の帆立てとバットに残った汁も加えて1~2分間ほど煮詰める。レモンを搾り、全体を合わせる。
メモ
- 三國清三さんのレシピ (白菜と帆立てのみかんスープ仕立て)
白菜と帆立てのみかんスープ仕立てを美味しく作る3つの極意
白菜の部位で切り方を変えて食感を楽しむ
このレシピのポイントは、白菜の葉と軸(芯)の部分で切り方をしっかりと分けることです。葉の部分は3cm幅のザク切りに、水分の多い軸の部分は1cm幅に切ることで、火の通りが均一になるだけでなく、口に入れたときの食感の違いを存分に楽しむことができます。
あらかじめ塩を加えたお湯で堅めにゆでておくことで、白菜特有の甘みが引き出され、後からスープと合わせたときにも水っぽくなりません。少しの手間ですが、この切り分けと下ゆでが、料理全体の完成度を大きく左右する重要な工程となります。
みかんの実は筋を残し、皮は苦味を調整する
スープの具材として加えるみかんの実は、周囲の白い筋を取りすぎないことが美しく仕上げるための極意です。太い筋を軽く取る程度に留めることで、煮合わせたときに果肉が崩れにくく、きれいな形を保つことができます。
また、風味のアクセントとなるみかんの皮のせん切りですが、皮特有の苦みが気になる場合は、あらかじめ2~3回ゆでこぼす(お湯で煮てザルに上げる)下処理を行うと、苦味がやわらぎ上品な香りが残ります。みかんを丸ごと活かしつつ、繊細な味わいに仕上げるための大切なポイントです。
帆立ての焼き汁も旨味としてスープに活かす
帆立て貝柱は、塩とこしょうでシンプルに下味をつけ、オリーブ油を熱した中火のフライパンで両面にしっかりと焼き色をつけることが美味しさの秘訣です。この香ばしい焼き色が、スープに深いコクと風味を与えます。さらに重要なのが、焼き上がった帆立てをバットに取り出した後、バットに残った汁を絶対に捨てないことです。
この汁には帆立ての濃厚なエキスがたっぷりと詰まっています。仕上げの工程で、みかんジュースベースのスープに帆立てと一緒にこの汁も加えることで、魚介の旨味がスープ全体に行き渡ります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
三國清三さんの「白菜と帆立てのみかんスープ仕立て」には、みかんの柑橘系の爽やかな香りと帆立ての旨味に寄り添う、白ワインのペアリングが非常におすすめです。特に相性が良いのは、フランス・ロワール地方のソーヴィニヨン・ブランや、果実味が豊かでほんのりと甘みを感じるアルザス地方のリースリングです。
ソーヴィニヨン・ブランの持つハーブや柑橘のニュアンスは、みかんジュースやレモン、みかんの皮の風味と見事に調和し、料理の爽やかさを引き立てます。また、はちみつを使った少し甘みのあるスープには、フルーティーなリースリングを合わせることで、味わいにふくよかな奥行きが生まれます。
よく冷やした白ワインをグラスに注ぎ、魚介の旨味と柑橘のハーモニーをじっくりと堪能してみてください。特別な日のディナーがさらに華やかになります。
保存テクニックと温め直し方
こちらの料理は、帆立てに火を通しすぎると固くなってしまうことや、フレッシュなみかんの香りや食感を楽しむためにも、出来立てをその日のうちにお召し上がりいただくのが最もおすすめです。どうしても保存が必要な場合は、粗熱が取れてから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。
翌日にはお召し上がりいただくことを推奨します。温め直す際は、帆立てが固くならないよう、電子レンジではなく小鍋に移して弱火で優しく温めるか、湯煎でじんわりと温めるのが美味しくいただくコツです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
いかがでしたでしょうか。今回はフレンチの巨匠、三國清三さんのレシピ「白菜と帆立てのみかんスープ仕立て」をご紹介しました。身近な食材である白菜と、ごちそう感のある帆立てを、みかんというフルーツを使ってまとめ上げる、まさにプロならではの素晴らしい一皿です。
白菜のシャキシャキとした食感と甘み、香ばしく焼いた帆立ての濃厚なエキスが、みかんジュースとはちみつで作るスープに溶け込み、一口ごとに至福の味わいが広がります。みかんの皮のほろ苦さや、仕上げに搾るレモンの酸味が全体の味をキュッと引き締めてくれるのもポイントです。
おもてなしの席や、ちょっと贅沢をしたい日の食卓に、ぜひこの特別なスープ仕立てを作って、大切な方と一緒に豊かな時間をお楽しみください。
