春の訪れを感じさせる食材といえば、柔らかくて甘みたっぷりの「春キャベツ」ですね。今回は、テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍されている料理研究家、きじまりゅうたさんの大人気レシピ「春キャベツの香味じょうゆ漬け」をご紹介します。
きじまりゅうたさん直伝のこのレシピは、春キャベツならではの瑞々しさと柔らかな食感を最大限に活かしつつ、しっかりとしたご飯のお供や、お酒のおつまみにぴったりな一品に仕上げるのが特徴です。普段の食卓の副菜としてはもちろん、作り置きにも適しているため、忙しい日々のお助けメニューとしても大活躍してくれます。
材料は春キャベツをメインに、ご家庭にある基本的な調味料と、しょうが、赤とうがらしといった風味豊かな薬味だけ。少ない材料とシンプルな工程でありながら、驚くほど奥深い味わいが楽しめます。
キャベツの芯まで無駄なく使い切り、熱々の調味液をかけることで短時間で味を染み込ませるという、プロならではの工夫が詰まった素晴らしいレシピです。ぜひ本場の味をそのままご家庭で再現してみてください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】春キャベツの香味じょうゆ漬けの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes2
minutes98
kcal12
minutes春の訪れを感じさせる食材といえば、柔らかくて甘みたっぷりの「春キャベツ」ですね。今回は、テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍されている料理研究家、きじまりゅうたさんの大人気レシピ「春キャベツの香味じょうゆ漬け」をご紹介します。
材料
春キャベツ(大) 1/4コ(300g)
塩 小さじ1
【A】
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
酢 大さじ1
ごま油 大さじ1/2
しょうが(細切り) 1かけ分
赤とうがらし(小口切り) 1本分
作り方
- キャベツは芯を切り落とす。芯は2~3mm厚さの薄切りに、葉は1cm幅に切る。
- ポリ袋に水大さじ3と塩小さじ1を混ぜ合わせ、キャベツを加える。袋の上からもんでなじませ、空気を抜いて口を結び、30分間ほどおく。水けを絞って耐熱ボウルに入れる。
- 小鍋に【A】を入れて煮立たせ、アツアツの状態で 2 のボウルに加えて混ぜる。ジッパー付き保存袋に入れて30分間以上おく。
- ポイント
- 熱い調味液に漬けることで短時間で味がしっかりしみ込み、シャキッとした食感になる。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (春キャベツの香味じょうゆ漬け)
春キャベツの香味じょうゆ漬けを美味しく作る3つの極意
芯を薄切りにして無駄なく使い、塩水でもんで下味と水分を抜く
春キャベツは葉が柔らかいのが特徴ですが、芯の部分にもしっかりとした甘みと旨味が詰まっています。このレシピでは芯を切り落として捨てるのではなく、2〜3mmの厚さの薄切りにすることで、葉の1cm幅というカットと食感のバランスを取り、無駄なく美味しく食べられるように工夫されています。
また、キャベツを直接塩もみするのではなく、大さじ3の水に塩小さじ1を溶かした「塩水」を使ってポリ袋でもむのが重要なポイントです。少量の水が加わることで塩が全体に均一に行き渡りやすくなり、キャベツの細胞から余分な水分がスムーズに引き出されます。
袋の空気を抜いて30分ほど置くことで、シャキッとした食感を残しつつ、後から加える調味液が染み込みやすい絶妙な状態に仕上がります。
調味液は必ず煮立たせ、アツアツの状態でキャベツに加える
このレシピの最大の美味しさの秘訣は、しょうゆ、みりん、酢、ごま油、しょうが、赤とうがらしを合わせた調味液【A】を小鍋で煮立たせ、その「アツアツの状態」で水けを絞ったキャベツに加えることです。
冷たい調味液に漬け込むと味が馴染むまでにかなりの時間がかかってしまいますが、熱い液体をかけることでキャベツの表面組織が少しだけ緩み、短時間で一気に味が中まで浸透します。また、みりんや酢のツンとしたアルコール分や酸味が加熱によって飛び、まろやかでコクのある味わいになるという効果もあります。
熱を加えても、事前に塩水でもんで水けを絞っているためキャベツはしんなりしすぎず、春キャベツ特有のシャキッとした心地よい歯ごたえはしっかりと保たれます。
ジッパー付き保存袋に移して空気を抜き、30分間以上置いて味をなじませる
アツアツの調味液を耐熱ボウルでキャベツに混ぜ合わせた後は、そのままボウルで保存するのではなく、ジッパー付きの保存袋に移し替えるのがポイントです。袋に入れることで、中の空気をしっかり抜いて密閉状態を作ることができます。
空気が抜けると、少量の調味液でもキャベツ全体に液がピタッと密着し、ムラなく均一に味を染み込ませることが可能になります。
この状態で最低でも30分間以上おくことで、しょうがの爽やかな風味や赤とうがらしのピリッとした辛み、ごま油の香ばしさがキャベツにしっかりと定着し、噛むほどに旨味があふれる香味じょうゆ漬けが完成します。しっかり味をなじませることで、作り置きの副菜としてもより美味しく楽しむことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
きじまりゅうたさんの「春キャベツの香味じょうゆ漬け」は、しょうゆの深い旨味にごま油のコク、そしてしょうがと赤とうがらしのピリッとしたアクセントが効いているため、お酒のおつまみとして非常に優秀です。特に相性が良いのは、スッキリとした飲み口の辛口日本酒や、麦の香ばしさが際立つ本格麦焼酎の炭酸割りです。
和の風味が引き立ち、ついつい箸が進みます。ワインを合わせるなら、フレッシュで酸味のキレがある白ワインがおすすめです。例えば、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランや、イタリアのピノ・グリージョなどをよく冷やして合わせると、ワインの柑橘系の香りが香味じょうゆの酸味や風味と見事に調和します。
また、食事の副菜として、炊きたての白いご飯や、豚肉の生姜焼き、鶏の唐揚げといったボリュームのあるメインディッシュの付け合わせにもぴったりです。口の中をさっぱりとリセットしてくれるので、食卓全体のバランスを整える素晴らしい一品となります。
保存テクニックと温め直し方
出来上がった春キャベツの香味じょうゆ漬けは、ジッパー付き保存袋のまま、または清潔な密閉容器に移して冷蔵庫で保存してください。熱い調味液をかけて酢や塩分を含んでいるため、冷蔵保存で約3〜4日ほど美味しくお召し上がりいただけます。
時間が経つにつれてキャベツに味がより深く染み込み、漬け込んだ直後のシャキシャキ感とはまた違った、くたっとした柔らかく味わい深い食感を楽しむことができます。ただし、取り出す際は必ず清潔な箸を使用し、雑菌の繁殖を防ぐように心がけてください。
春キャベツの水分がさらに出てきて味が薄く感じた場合は、少量のしょうゆを垂らして味を調えてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した、きじまりゅうたさんの「春キャベツの香味じょうゆ漬け」は、春の味覚である春キャベツの魅力を手軽に、そして存分に味わうことができる素晴らしいレシピです。
塩水を使った丁寧な下処理と、煮立たせた熱々の調味液を一気にかけるというプロならではのアプローチによって、短時間でしっかりと中まで味が染み込み、ご飯にもお酒にも合う極上の味わいが生み出されます。しょうがや赤とうがらしといった香味野菜の風味が食欲をそそり、一度食べ始めると止まらなくなる美味しさです。
調理工程自体はとてもシンプルで、特別な調理器具も必要ないため、料理初心者の方や忙しい日の夕食作りにもすぐに取り入れることができます。週末の作り置きおかずとしても大変重宝する一品ですので、春キャベツが美味しい季節にはぜひ何度でも作って、毎日の豊かな食卓に役立ててみてください。
