人気料理研究家・ワタナベマキさんの「鶏手羽の梅酢煮」のレシピをご紹介します。日々の食卓に温かさと彩りを添える、ワタナベマキさんならではの素材の持ち味を存分に活かした一品です。このレシピの主役は、旨味たっぷりの鶏手羽中と、爽やかな酸味をもたらす白梅酢です。
白梅酢は梅干しを作る過程でできるエキスで、塩気と梅のフルーティーな酸味が特徴の調味料。これを使うことで、鶏肉の脂っぽさを和らげ、さっぱりとしながらも奥深いコクのある煮物に仕上がります。
一緒に煮込むさやいんげんとねぎにも鶏肉の旨味と梅酢の風味がしっかりと染み込み、野菜まで美味しくいただけるのが魅力です。調理の工程も非常にシンプルで、手羽中に切り目を入れて焼き目をつけ、調味料とともに煮込むだけ。
忙しい日の夕食の主菜としてはもちろん、冷めても味が落ち着いて美味しいので、お弁当のおかずや晩酌のお供にもぴったりです。ワタナベマキさん直伝の、季節を問わず食卓で大活躍する極上の梅酢煮を、ぜひご家庭でお試しください。
【ワタナベマキさんのレシピ】鶏手羽の梅酢煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings5
minutes20
minutes380
kcal25
minutes人気料理研究家・ワタナベマキさんの「鶏手羽の梅酢煮」のレシピをご紹介します。日々の食卓に温かさと彩りを添える、ワタナベマキさんならではの素材の持ち味を存分に活かした一品です。このレシピの主役は、旨味たっぷりの鶏手羽中と、爽やかな酸味をもたらす白梅酢です。
材料
鶏手羽中 10本
さやいんげん 12本
ねぎ 1本(120g)
ごま油 小さじ2
【A】
水 カップ1/2
酒 80ml
白梅酢 大さじ3
作り方
- 手羽中は骨に沿って縦に2本切り目を入れる。いんげんはヘタを切り落とす。ねぎは7cm長さに切る。
- 鍋にごま油小さじ2を中火で熱し、手羽中を入れて両面に焼き目をつける。いんげんとねぎを加えてサッと炒める。
- 【A】を加えてひと煮立ちさせ、アクを取る。弱火にして落としぶたをし、15分間ほど煮る。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (鶏手羽の梅酢煮)
鶏手羽の梅酢煮を美味しく作る3つの極意
手羽中に切り目を入れて味の染み込みを良くする
鶏手羽中は骨の周りに旨味がありますが、そのまま煮込むと味が中まで染み込みにくく、また火の通りにも時間がかかってしまいます。このレシピの重要なポイントは、手羽中を調理する前に、骨に沿って縦に2本しっかりと切り目を入れることです。
こうすることで、梅酢や酒の風味が肉の内部までしっかりと浸透し、短時間の煮込みでも奥深いまろやかな味わいに仕上がります。さらに、切り目を入れることで加熱時に皮が縮んで破れるのを防ぐ効果もあり、見た目も美しく仕上がります。
また、食べるときにも骨からお肉がホロリと外れやすくなるため、お子様からご年配の方まで食べやすくなるというメリットもあります。
ごま油で両面に焼き目をつけて香ばしさとコクを足す
煮込み料理であっても、最初にごま油を使って鶏手羽中の両面にしっかりと焼き目をつける工程が非常に重要です。中火で加熱し、皮面にきつね色の焼き色をつけることで、メイラード反応による香ばしい風味が引き出され、煮汁全体に深みが生まれます。
また、最初に表面を焼くことで鶏肉の旨味と肉汁を内部に閉じ込めることができ、煮込んだ後もパサつかずジューシーな食感を保つことができます。ここで使用するごま油の豊かな香りも、梅酢の爽やかな酸味と見事な相性を見せ、料理全体の風味を格段に引き上げる役割を果たしています。
いんげんとねぎもこの油でサッと炒めることで、香ばしさをまとわせます。
落としぶたをして弱火で15分煮込み、風味を逃さない
調味料である水、酒、白梅酢を加えてひと煮立ちさせ、しっかりとアクを取った後は、必ず弱火にして落としぶたをしてから15分間ほど煮込みます。落としぶたをすることで、少ない煮汁でも鍋の中で対流が生まれ、鶏手羽中や野菜の全体に均等に味が染み渡ります。
また、急激な水分の蒸発を防ぐため、お肉が硬くなるのを防ぎ、ふっくらと柔らかく煮上げることができます。白梅酢の繊細で爽やかな香りも、密閉に近い状態でゆっくりと加熱することで飛ばずに煮汁に溶け込み、鶏肉の脂と乳化して絶品のソースへと変化します。
火加減は強すぎると煮崩れや焦げの原因になるため、必ず弱火をキープすることが美味しく仕上げるコツです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ワタナベマキさん直伝の「鶏手羽の梅酢煮」には、白梅酢の爽やかな酸味とごま油の香ばしさに寄り添うようなお酒がよく合います。ワインを合わせるなら、スッキリとした酸味を持つ白ワインがおすすめです。
特に、柑橘系の香りが特徴のソーヴィニヨン・ブランや、ミネラル感のあるシャブリなどのフランス産白ワインは、梅酢のフルーティーな酸味と鶏肉の旨味を美しく引き立ててくれます。また、ロゼワインも非常に相性が良く、辛口のプロヴァンス・ロゼなどを冷やして合わせると、梅酢のほのかな風味と見事に調和します。
日本酒を合わせる場合は、キレのある辛口の純米吟醸酒などを選ぶと、鶏肉の脂をすっきりと流し、心地よい余韻を楽しむことができます。普段の晩酌から、少し特別なおもてなしの席まで、幅広いペアリングが楽しめるのもこのレシピの魅力です。
保存テクニックと温め直し方
粗熱がしっかりと取れたら、清潔な保存容器に移して冷蔵庫で保存してください。白梅酢の防腐効果や酸味のおかげで傷みにくく、冷蔵で約3日から4日程度は美味しくお召し上がりいただけます。一晩置くことで鶏肉と野菜にさらに味が染み込み、出来立てとはまた違ったまろやかな味わいを楽しむことができます。
温め直す際は、電子レンジを使用するか、小鍋に移して弱火でゆっくりと加熱してください。冷めた状態でも鶏肉の脂が固まりにくく、さっぱりといただけるため、お弁当のおかずとしても大変重宝する一品です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
いかがでしたでしょうか。今回は、ワタナベマキさんのオリジナルレシピ「鶏手羽の梅酢煮」の作り方を詳しくご紹介しました。
鶏手羽中にあらかじめ切り目を入れる丁寧な下ごしらえや、香ばしく焼き目をつけてから煮込むといった基本的な調理のコツを押さえることで、ご家庭でも本格的で深みのある和食の一品を完成させることができます。
白梅酢が持つ自然な酸味と塩気が鶏肉の脂と見事に調和し、ごま油の風味が食欲をそそる、ご飯にもお酒にもぴったりのおかずです。さやいんげんやねぎといった野菜も、旨味たっぷりの煮汁を吸って主役級の美味しさになります。調理時間も短く、手軽に作れるため、毎日の献立作りの強い味方になるはずです。
ぜひ、ワタナベマキさんの素晴らしいレシピをご家庭の食卓で実践して楽しんでみてください。
