今回は、人気料理研究家のワタナベマキさんのレシピから、「豚しゃぶとトマトのピリ辛みょうがあえ」の作り方をご紹介します。暑い季節や食欲が落ちがちな時でもお箸が進む、さっぱりとしつつもパンチの効いた味わいが魅力の一品です。
柔らかな豚肉に、みずみずしいトマトをたっぷりと合わせ、そこにみょうがとしょうがの爽やかな香味が加わることで、絶妙な味のハーモニーが生まれます。味の決め手となるのは、豆板醤を効かせたピリ辛のタレ。
ごま油のコクとしょうゆの香ばしさが食材全体をまとめ上げ、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても大活躍間違いなしのレシピです。豚肉のしっとりとした茹で方や、薬味の下ごしらえなど、少しの工夫で仕上がりが格段に変わるポイントも詳しく解説していきます。
手軽に揃う材料でさっと作れるのに、まるで本格的な和食店で出てくるような上品な味わいを楽しめるのが嬉しいところです。ワタナベマキさん直伝の味を、ぜひご家庭でお試しください。
【ワタナベマキさんのレシピ】豚しゃぶとトマトのピリ辛みょうがあえの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes290
kcal20
minutes今回は、人気料理研究家のワタナベマキさんのレシピから、「豚しゃぶとトマトのピリ辛みょうがあえ」の作り方をご紹介します。暑い季節や食欲が落ちがちな時でもお箸が進む、さっぱりとしつつもパンチの効いた味わいが魅力の一品です。
材料
豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用) 150g
トマト 2コ(150g)
みょうが 2コ
しょうが 1かけ
酒
塩
【A】
豆板醬(トーバンジャン) 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
しょうゆ 大さじ1
ごま油 大さじ1
白ごま 小さじ1
作り方
- みょうがは縦半分に切り、斜めにせん切りにする。しょうがはせん切りにする。合わせて水にさらして3分間ほどおき、ざるに上げて紙タオルなどで水けをしっかりと拭く。
- トマトは6等分のくし形に切る。豚肉は紙タオルで表面の水けを押さえる。
- 鍋に水1リットル、酒大さじ1、塩小さじ1/2を入れて沸かす。弱火にして豚肉を入れ、ほぐしながら火を通す。色が変わったらざるに上げ、水けを拭く。
- ポイント
- グラグラ沸いた湯でゆでると肉が堅くなるので、やさしい火加減で。湯にまとめて入れて菜箸でほぐし、泳がせるようにして火を通す。
- ボウルに【A】を順に入れ、そのつどよく混ぜる。豚肉とトマト、 1 を加えてサッと混ぜる。
- ポイント
- トマトは「肉より多い?」というくらいの量!みょうがとしょうがはなるべく細いせん切りにするとよくなじむ。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (豚しゃぶとトマトのピリ辛みょうがあえ)
豚しゃぶとトマトのピリ辛みょうがあえを美味しく作る3つの極意
薬味は水にさらし、水けをしっかり拭き取る
みょうがとしょうがをせん切りにした後は、合わせて水にさらして3分間ほど置くのがこのレシピの大切なポイントです。これにより、薬味特有の強すぎるえぐみが抜け、シャキッとした心地よい食感が引き出されます。そして、ざるに上げた後は紙タオルなどで水けをしっかりと拭き取ることが不可欠です。
ここに水分が残っていると、後から和えるピリ辛ダレの味が薄まり、全体がぼやけた仕上がりになってしまいます。一手間ですが、この丁寧な作業が味の輪郭をくっきりとさせる秘訣です。
豚肉はやさしい火加減で泳がせるようにゆでる
豚しゃぶを美味しく仕上げる最大の極意は、お湯の温度と火加減にあります。グラグラと沸騰した高温のお湯でお肉をゆでてしまうと、たんぱく質が急激に凝固してお肉がギュッと縮み、堅い食感になってしまいます。お湯を沸かしたら必ず弱火に落とし、やさしい火加減の状態で豚肉を入れましょう。
菜箸を使ってお肉をほぐし、湯の中をゆったりと泳がせるようにして火を通すことで、お肉に均一に熱が入り、驚くほどしっとりとして柔らかな食感に仕上がります。
みょうがとしょうがはなるべく細いせん切りにする
薬味として加えるみょうがとしょうがは、なるべく細いせん切りにすることを心がけてください。細かく繊細に切ることで口当たりが良くなるだけでなく、豚肉やトマト、そして豆板醤ベースのピリ辛ダレとの絡みが格段に良くなります。
太く切ってしまうと、薬味の主張が強くなりすぎてしまい、全体の味のバランスが崩れてしまうことがあります。細いせん切りにすることで、他の食材と見事になじみ、一口食べるごとに豊かな香りがフワッと広がる、一体感のある美味しい和え物になります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
「豚しゃぶとトマトのピリ辛みょうがあえ」は、豆板醤のピリッとした辛味と、トマトのジューシーな酸味、そしてみょうがとしょうかの爽やかな香味が特徴の料理です。この複雑で豊かな味わいには、キリッと冷やした白ワインや、フルーティーなロゼワインが非常によく合います。
特におすすめなのが、爽やかな香りが特徴の「ソーヴィニヨン・ブラン」です。このワインが持つハーブや柑橘類を思わせる香りは、みょうがやしょうがといった和の香味野菜の風味と見事に同調します。また、フレッシュな酸味がトマトの酸味や豚肉の旨味を引き立て、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。
赤ワインを合わせたい場合は、タンニンが控えめで軽やかな「ピノ・ノワール」を少し冷やして楽しむのが良いでしょう。豆板醤の辛味やごま油のコクに優しく寄り添い、料理の味わいをより一層深めてくれます。ぜひ、お好みのワインと一緒に素敵な晩酌タイムをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
このお料理は、みずみずしいトマトをたっぷりと使用しているため、時間が経つとトマトから水分が出てしまい、せっかくのピリ辛ダレの味が薄まってしまいます。そのため、作ったらなるべくその日のうちに、出来立てのフレッシュな状態でお召し上がりいただくのが一番おすすめです。
どうしても余ってしまった場合は、清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。翌日にはお召し上がりいただくのが安全です。翌日食べる際は、全体から出た水分を少し切り、必要に応じてお好みでしょうゆやごま油をほんの少し足して味を整えると、再び美味しくいただくことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、人気料理研究家のワタナベマキさんのレシピ「豚しゃぶとトマトのピリ辛みょうがあえ」をご紹介しました。しっとり柔らかく茹で上げた豚肉に、肉より多いかと思うほどたっぷりのトマト、そして風味豊かなみょうがとしょうがの組み合わせは、まさに絶品です。
豆板醤を効かせた特製ダレが全体をしっかりとまとめ上げ、一口食べればお箸が止まらなくなる美味しさです。お湯の温度に気をつけて豚肉をゆでる、薬味の水けをしっかりと拭き取る、といった基本のポイントを丁寧に押さえるだけで、ご家庭でもプロの味を再現することができます。
暑い日のメインディッシュとしてはもちろん、お酒のお供にもぴったりな一品です。材料も手に入りやすく、調理の手順もシンプルですので、ぜひ今夜のおかずのレパートリーに加えてみてください。
