人気料理研究家・ワタナベマキさんのレシピ「えびとれんこんの柚子マリネ」の作り方をご紹介します。有頭の車えびを贅沢に使用し、旨味をギュッと閉じ込めた蒸し煮と、シャキシャキとした食感が楽しいれんこんを合わせた、彩り豊かで華やかな一品です。
味の決め手となるのは、たっぷりの柚子果汁と細切りにした柚子の皮を効かせた特製マリネ液。オリーブオイルのコクと柚子の爽やかな酸味が絶妙に絡み合い、食卓をパッと明るく彩ります。赤と黄色のパプリカ、そして仕上げに加えるイタリアンパセリの緑が加わることで、まるでお店で出てくるような美しい仕上がりになります。
えびは酒蒸しにしてそのまま粗熱を取ることで、ふっくらと柔らかな食感に仕上がり、旨味が逃げません。日々の食卓の気の利いた副菜としてはもちろん、ホームパーティーやおもてなしの席での前菜としても大活躍間違いなしのレシピです。ワタナベマキさん直伝の洗練された味わいを、ぜひご家庭でお試しください。
【ワタナベマキさんのレシピ】えびとれんこんの柚子マリネの作り方
Course: 前菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes10
minutes145
kcal25
minutes人気料理研究家・ワタナベマキさんのレシピ「えびとれんこんの柚子マリネ」の作り方をご紹介します。有頭の車えびを贅沢に使用し、旨味をギュッと閉じ込めた蒸し煮と、シャキシャキとした食感が楽しいれんこんを合わせた、彩り豊かで華やかな一品です。
材料
車えび(有頭/殻付き) 10匹
れんこん 250g
パプリカ(赤) 1/2コ
パプリカ(黄) 1/2コ
イタリアンパセリ(粗みじん切り) 3~4本分(またはパセリ。)
酒 80ml
塩 少々
酢 小さじ1
【A】
柚子の果汁 大さじ2
柚子の皮(細切り) 1/3コ分
オリーブ油 大さじ2
塩 小さじ1
作り方
- れんこんは2~3mm厚さの輪切りにし、水に3分間さらして水けをきる。パプリカは縦に薄切りにする。えびは殻の節から竹串を入れて背ワタを取り、長いひげや角、口先は切る。
- 鍋にえび、酒80ml、塩少々を入れて中火にかける。煮立ったらふたをし、弱火で約2分間蒸し煮にしてそのまま粗熱を取る。
- ポイント
- えびの色が赤く色づいたら火が通ったサイン。さらに余熱で火を通すとふっくらと仕上がる。
- 小鍋にたっぷりの湯を沸かし、酢小さじ1、れんこんを入れて約1分間ゆでる。ざるに上げ、水けを拭く。ボウルに【A】を混ぜ合わせ、えび、れんこん、パプリカを加えてなじませる。食べる直前にパセリを加えて混ぜる。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (えびとれんこんの柚子マリネ)
えびとれんこんの柚子マリネを美味しく作る3つの極意
えびは酒蒸しにし、余熱でふっくら仕上げる
このレシピの最大のポイントは、車えびの加熱方法です。えびを鍋に入れ、たっぷりの酒(80ml)と塩を加えて中火にかけ、煮立ったら弱火にして約2分間蒸し煮にします。えびの殻が赤く色づいたタイミングが火が通ったサインです。ここで加熱しすぎると固くなってしまうため、火を止めて鍋のまま粗熱を取るのが極意です。
余熱を利用してゆっくりと中まで火を通すことで、えびの身が縮まず、驚くほどふっくらとジューシーな食感に仕上がります。また、有頭のまま調理することで、えびの濃厚な旨味がマリネ全体に広がります。
れんこんは酢水で茹でてシャキシャキ感を保つ
れんこんの食感と色味を美しく仕上げるための重要な工程です。2〜3mmの厚さにスライスしたれんこんは、水に3分さらしてアクを抜いた後、酢(小さじ1)を加えた熱湯で約1分間と短時間でサッと茹で上げます。酢を加えて茹でることで、れんこん特有の変色を防ぎ、白く美しい状態を保つことができます。
また、茹で時間を1分にとどめることで、れんこんの魅力であるシャキシャキとした歯ごたえをしっかりと残すことができます。茹で上がったらすぐにざるに上げ、しっかりと水けを拭き取ってからマリネ液に加えることで、味が薄まらずしっかりと馴染みます。
柚子の風味は食べる直前のパセリで引き立てる
マリネ液のベースとなる【A】には、柚子果汁(大さじ2)と細切りにした柚子の皮(1/3コ分)をたっぷりと使用し、柑橘の爽やかな香りを前面に押し出しています。えび、れんこん、パプリカをこのマリネ液に加えてしっかりと味をなじませることで、具材全体に風味が浸透します。
さらに重要なのが、イタリアンパセリ(またはパセリ)を加えるタイミングです。食べる直前に粗みじん切りにしたパセリを混ぜ合わせることで、ハーブのフレッシュな香りが飛びません。柚子の和の香りとパセリの洋の香りが口の中で絶妙に調和し、奥深い味わいを生み出します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ワタナベマキさんの「えびとれんこんの柚子マリネ」は、柑橘の爽やかな酸味と車えびの濃厚な旨味が特徴的な一品ですので、ワインを合わせるならフレッシュでフルーティーな白ワインが最適です。特におすすめなのは、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランです。
ソーヴィニヨン・ブランが持つハーブのような青草の香りと、グレープフルーツやライムを思わせる柑橘系のニュアンスが、マリネ液の柚子の香りとイタリアンパセリの風味に見事に同調します。また、キリッとした酸味がマリネの酸味と調和し、えびの甘みを一層引き立ててくれます。
スパークリングワインを合わせるなら、スペインのカヴァや、イタリアのプロセッコなども、軽快な泡が口の中をリフレッシュさせてくれるので相性抜群です。
保存テクニックと温め直し方
作った「えびとれんこんの柚子マリネ」が余ってしまった場合や、作り置きとして保存する場合は、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存での日持ちは、調理した翌日までを目安にお早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
時間が経つとマリネ液が具材にしっかりと染み込み、作った直後とはまた違ったまろやかな味わいを楽しむことができます。ただし、イタリアンパセリは時間が経つと色が悪くなりやすいため、作り置きを前提とする場合は、食べる直前にその都度パセリを散らすようにすると、見た目も美しく香りも引き立ちます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、料理研究家のワタナベマキさん直伝「えびとれんこんの柚子マリネ」のレシピをご紹介しました。豪華な有頭車えびを使い、素材の旨味を引き出す丁寧な下ごしらえと調理法が光る逸品です。
酒蒸しにして余熱でふっくら仕上げたえび、酢を加えたお湯でサッと茹でてシャキシャキ感を残したれんこん、そして彩り鮮やかなパプリカ。これらを、たっぷりの柚子果汁と柚子の皮を加えた特製オリーブオイルマリネ液で和えることで、五感を刺激する爽やかな前菜が完成します。
お酒のおつまみとしてはもちろん、色合いが非常に美しいので、お正月やお祝い事、ホームパーティーのテーブルを彩るメニューとしても大変おすすめです。ぜひ、ワタナベマキさんのレシピをご自宅のキッチンで再現し、華やかな食卓をお楽しみください。
