今回は、人気料理家であるワタナベマキさんのレシピ「ポッサム」をご紹介します。韓国料理の定番であるポッサムは、じっくりと茹で上げた豚肉を、たっぷりの野菜やキムチと一緒に包んでいただく、ヘルシーで大満足の一品です。
ワタナベマキさんのレシピでは、豚肉を茹でる前にしっかりと塩をして下味をつけること、そしてたっぷりの香味野菜で豚肉を挟み込むようにして茹でることが最大のポイントとなっています。これにより、豚肉特有の臭みが消え、お肉の旨味が最大限に引き出されるとともに、驚くほど柔らかくジューシーな仕上がりになります。
たまねぎやセロリ、にんにく、しょうがといった野菜の風味がスープに溶け出し、それがお肉にしっかりと染み込むため、一口食べた瞬間に豊かな香りが口いっぱいに広がります。
お好みのサンチュやえごまの葉などの葉野菜を用意し、白菜キムチや韓国のり、甘辛みそだれを添えれば、まるで韓国の本格レストランで味わうような華やかな食卓が完成します。おもてなし料理としても喜ばれる、ワタナベマキさん直伝の本格ポッサムの作り方を、ぜひご家庭でお試しください。
【ワタナベマキさんのレシピ】ポッサムの作り方
Course: 主菜Cuisine: エスニック2
servings15
minutes45
minutes820
kcal60
minutes今回は、人気料理家であるワタナベマキさんのレシピ「ポッサム」をご紹介します。韓国料理の定番であるポッサムは、じっくりと茹で上げた豚肉を、たっぷりの野菜やキムチと一緒に包んでいただく、ヘルシーで大満足の一品です。
材料
豚バラ肉(塊) 400g
たまねぎ 1/2コ(100g)
セロリ(大) 1/2本(100g)
好みの葉野菜 適量(ここではサンチュ、えごまの葉を使用。)
白菜キムチ 適量
韓国のり 適量
甘辛みそだれ 適量(全体備考参照。)
塩
【A】
セロリの葉 3枚
しょうが(薄切り) 1かけ分
にんにく(つぶす) 1かけ分
水 1リットル
酒 カップ1/2
作り方
- 豚肉は常温に戻し、表面の水けを拭き、全体に塩小さじ1をすり込む。たまねぎは縦に薄切りにする。セロリは筋を除いて斜め薄切りにする。
- ポイント
- 豚肉はゆでる前に下味をつけて、うまみを引き出す。
- 鍋に 1 のたまねぎとセロリの半量を入れ、豚肉をのせる。残りのたまねぎとセロリを加え、【A】を加えて中火にかける。煮立ったらアクを除いて弱めの中火にし、ふたをして40分間ゆでる。
- ポイント
- 香味野菜で肉をはさむようにしてゆでると、肉が柔らかくゆで上がる。
- 2 の鍋から豚肉を取り出し、汁けをきって食べやすく切る(やけどに注意)。器に盛り、好みの葉野菜、キムチ、韓国のり、甘辛みそだれを添える。好みで豚肉やキムチを葉野菜で包み、甘辛みそだれをつけながら食べる。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (ポッサム)
ポッサムを美味しく作る3つの極意
豚肉を茹でる前に塩をすり込み下味をつける
豚肉は茹でる前に表面の水分をしっかりと拭き取り、全体に小さじ1の塩をまんべんなくすり込んでおくことが重要です。このひと手間によって、豚肉にしっかりと下味がつき、肉の持つ本来の旨味が内側に閉じ込められます。
また、塩の脱水作用により余分な水分が抜け、茹で上がった際に肉の味がぼやけず、噛むほどに深い味わいが感じられるようになります。常温に戻しておくことで中まで均一に火が通りやすくなる効果もあります。
香味野菜で肉を挟むようにして茹でる
鍋に入れる際、たまねぎとセロリの半量を鍋底に敷き、その上に豚肉を乗せ、残りのたまねぎとセロリで肉を覆うようにするという手順が、お肉を柔らかく仕上げる最大の秘訣です。
香味野菜で肉を上下から挟み込むことで、野菜から出る水分と豊かな香りが肉全体を優しく包み込み、ゆっくりと穏やかに熱が伝わるため、肉質が硬くならずしっとりとジューシーに茹で上がります。また、セロリの葉やしょうが、にんにくといった薬味が豚肉特有の臭みを完全に消し去ってくれます。
アクを丁寧に取り除き、弱めの中火で40分茹でる
鍋を中火にかけ、煮立ってきたらまずはしっかりとアクを取り除くことが、雑味のないすっきりとした味わいに仕上げるためのポイントです。アクを取った後は、火加減を「弱めの中火」に落とし、ふたをして40分間じっくりと茹で上げます。
火が強すぎると豚肉がパサパサになってしまい、逆に弱すぎると中まで火が通るのに時間がかかりすぎてしまいます。適度な火加減を保ちながらじっくりと加熱することで、口の中でとろけるような極上の食感が生まれます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ワタナベマキさんのポッサムには、豚肉の豊かな脂の旨味と、甘辛みそだれやキムチのスパイシーな風味に寄り添うようなドリンクがよく合います。特におすすめしたいのが、韓国の伝統的なお酒である「マッコリ」です。
マッコリの持つ自然な甘みと微炭酸の爽やかさが、豚肉の脂っこさをすっきりと洗い流し、コチュジャンなどを効かせた甘辛みそだれの辛味をまろやかに包み込んでくれます。また、ワインを合わせるなら、果実味が豊かで少し冷やした軽めの赤ワインや、ロゼワインがぴったりです。
例えば、フランス産の「ピノ・ノワール」や、スペイン産の「ガルナッチャ」を使用したロゼなどは、豚肉の旨味を引き立てつつ、香味野菜の香りとも素晴らしいマリアージュを見せてくれます。
お酒を飲まれない方は、香ばしい「コーン茶」や「黒烏龍茶」などを合わせると、口の中がさっぱりとして最後まで美味しくポッサムを楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
茹で上がった豚肉が余った場合は、乾燥を防ぐために肉を茹で汁に浸したまま、保存容器に入れて冷蔵庫で保存するのがおすすめです。茹で汁と一緒に保存することで、肉がパサつかず、しっとりとした状態を保つことができます。冷蔵保存で2〜3日程度日持ちします。
食べる際は、茹で汁ごと鍋に移して軽く温め直すか、電子レンジで優しく加熱してください。また、豚肉の茹で汁には豚肉と香味野菜の旨味がたっぷりと溶け込んでいるため、捨てずにスープやラーメンのスープとして活用すると絶品です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、ワタナベマキさんの大人気レシピ「ポッサム」の作り方を詳しくご紹介しました。塊の豚バラ肉をたっぷりの香味野菜と一緒にじっくりと茹でることで、余分な脂が落ち、驚くほど柔らかくヘルシーに仕上がるのがこのレシピの最大の魅力です。
茹でる前にしっかりと塩ですり込み下味をつけること、そしてたまねぎやセロリで肉を挟み込むようにして茹でるというちょっとした工夫が、お肉の旨味を最大限に引き出し、プロの味に近づくための重要なポイントです。
サンチュやえごまの葉に、茹でたての豚肉、キムチ、甘辛みそだれを一緒に包んで頬張れば、様々な風味と食感が一体となり、至福の美味しさが口いっぱいに広がります。
特別な日のメインディッシュとしてはもちろん、家族や友人が集まるホームパーティーでも大活躍間違いなしの一品ですので、ぜひこのワタナベマキさん直伝のレシピで、本格的なポッサムをご自宅で楽しんでみてください。
