フレンチの巨匠、三國清三さんのレシピをご紹介します。今回は、ご家庭で余ったハヤシライスを驚きのアレンジで生まれ変わらせる絶品「ハヤシバーガー」の作り方です。
ハヤシライスのソースでじっくりと煮込まれたコク深い牛バラ肉やマッシュルーム、たまねぎをフードプロセッサーにかけてミンチ状にし、ハンバーグのパティに見立てるという素晴らしいアイデアが光る一品です。
具材にはすでにしっかりと火が通っており、旨味が凝縮されているため、成形して表面をサッと香ばしく焼き上げるだけで、驚くほど本格的な味わいのパティに仕上がります。さらに、パティを引き立てるのがたっぷりのキャベツです。
マヨネーズとトマトケチャップのまろやかなベースに、フレンチマスタードのピリッとした心地よい辛みを効かせた特製の味付けでシャキシャキの千切りキャベツを和えることで、濃厚な味わいのパティと絶妙なバランスを生み出します。
休日のちょっと贅沢なランチや、ハヤシライスを作った翌日のお楽しみメニューとして、ご家庭で手軽にレストランのような特別なハンバーガーを味わうことができる三國清三さん直伝のレシピです。ぜひ一度お試しいただき、その見事な味わいをご堪能ください。
【三國清三さんのレシピ】ハヤシバーガーの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings15
minutes10
minutes643
kcal25
minutesフレンチの巨匠、三國清三さんのレシピをご紹介します。今回は、ご家庭で余ったハヤシライスを驚きのアレンジで生まれ変わらせる絶品「ハヤシバーガー」の作り方です。
材料
キャベツ 120g
ハンバーガー用パン 2コ
フレンチマスタード 適宜
パセリ(粗みじん切り) 適宜
サラダ油
バター(食塩不使用)
オリーブ油
【ハンバーグの具】合わせて200g
「ハヤシライス」の残りの牛バラ肉
マッシュルーム
たまねぎ
【キャベツの下味】
マヨネーズ 50g
トマトケチャップ 30g
フレンチマスタード 10g
作り方
- ハヤシライス の残りの牛バラ肉・マッシュルーム・たまねぎをフードプロセッサーにかける。手のひらにサラダ油適宜をつけ、丸く成形する。焼きやすいよう、冷凍庫に入れて表面を固める。
- ポイント
- 【ハンバーグの具】をフードプロセッサーにかけて、ミンチ状にする。
- フライパンにバター15g、オリーブ油大さじ1を強火で熱し、 1 の表面を焼く。
- ポイント
- すでに火は通っているので、軽く焼くだけでOK。柔らかいので、フライパンの縁のほうに寄せて形をつくる。
- ボウルに【キャベツの下味】の材料を混ぜ、せん切りにしたキャベツを加えて混ぜ合わせる。
- ポイント
- せん切りキャベツを下味とあえる。マスタードの辛みがアクセントに。
- ハンバーガー用パンを横半分に切り、オーブントースターで断面を軽く焼く。焼いた面にフレンチマスタードを薄くぬる。
- 下になるパンの上に、 3 のキャベツ(1人分の半量)を盛り、パセリの粗みじん切り適宜をのせる。さらに 2 をのせ、残りのキャベツ、パセリの粗みじん切りをのせ、上側のパンではさむ。
メモ
- 三國清三さんのレシピ (ハヤシバーガー)
ハヤシバーガーを美味しく作る3つの極意
フードプロセッサーでパティのタネを作る
このレシピのポイントは、余ったハヤシライスの牛バラ肉、マッシュルーム、たまねぎをフードプロセッサーにかけてミンチ状にすることです。包丁で刻むよりも均一に細かくなるため、具材同士がしっかりとまとまりやすくなります。
すでにじっくりと煮込まれて柔らかくなったハヤシライスの具材を使うことで、口当たりの良いなめらかな食感のパティが生まれます。成形時には手のひらにサラダ油を適量塗ることで、柔らかいタネが手にくっつくのを効果的に防ぎ、きれいな丸型に整えることができます。
パティは冷凍庫で表面を固めてから焼く
成形したパティを焼く前に、一度冷凍庫に入れて表面をしっかりと固めるのが失敗しないための重要なポイントです。ハヤシライスの具材を使ったタネは非常に柔らかく、そのまま焼くと形が崩れやすくなってしまいます。
冷凍庫で一時的に表面を冷やし固めることで、フライパンに移す際や焼き上げる際の型崩れを防ぐことができます。焼くときは強火で熱したバター15gとオリーブ油大さじ1を使用し、柔らかいタネをフライパンの縁のほうに寄せるようにして形を作りながら、サッと軽く焼き上げてください。
マスタードを効かせたキャベツを合わせる
ハンバーガーの美味しさを引き立てるもう一つの重要なポイントは、たっぷりと挟む千切りキャベツの下味です。
マヨネーズ50gとトマトケチャップ30gという王道のまろやかな組み合わせに、フレンチマスタード10gを加えることで、濃厚さの中にマスタードの爽やかな酸味とピリッとした辛みが絶妙なアクセントとして加わります。
このしっかりとした味付けのシャキシャキキャベツを合わせることで、濃厚なハヤシライスのパティと一緒に食べた際に味がぼやけず、最後まで飽きずに美味しく楽しむことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ハヤシライスの濃厚な旨味がたっぷりと詰まったハヤシバーガーには、果実味が豊かで程よい酸味を持つ、比較的軽めの赤ワインが非常によく合います。例えば、フランス産のピノ・ノワールや、軽やかな口当たりのガメイ種を使ったボジョレーなどの赤ワインが特におすすめです。
これらのワインが持つフレッシュでフルーティーな香りと、渋すぎない穏やかなタンニンが、じっくり煮込まれた牛バラ肉の深いコクや、ハヤシライス特有のデミグラス系の風味と美しく調和し、料理全体の味わいをさらに一段高いレベルへと引き立ててくれます。
また、たっぷりと挟んだ千切りキャベツの味付けに使われているマヨネーズやトマトケチャップのまろやかさ、そしてフレンチマスタードの爽やかな酸味や辛みとも見事な相性を見せ、一口ごとに口の中をさっぱりとリセットしてくれる心地よい効果も期待できます。
保存テクニックと温め直し方
ハヤシバーガーは、パンに水分やソースが染み込んで食感が損なわれてしまうため、作ってからすぐに召し上がるのが最も美味しく、基本的には作り置きや保存には向きません。どうしても保存が必要な場合は、パン、パティ、味付けしたキャベツをそれぞれ別々の密閉容器に入れて冷蔵庫で保管してください。
パティやキャベツは翌日中には食べ切るようにし、お召し上がりの直前にオーブントースターでパンを温め直し、再度組み立てることで美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、フレンチの巨匠である三國清三さんのレシピから、ハヤシライスの余りを見事な一品に生まれ変わらせる「ハヤシバーガー」をご紹介しました。じっくりと煮込まれた牛バラ肉や野菜の旨味をそのままパティに閉じ込め、香ばしく焼き上げるという画期的なアイデアは、まさにプロならではの素晴らしい技です。
すでに火が通っている具材を使うため加熱調理の時間が短く、マヨネーズとケチャップ、マスタードで和えたシャキシャキのキャベツとの相性も抜群で、食べ応えのある本格的なハンバーガーがご家庭で手軽に完成します。
いつものハヤシライスを作った翌日は、ぜひこの特別なアレンジレシピで、ひと味違う贅沢なランチタイムや軽食の時間を満喫してみてはいかがでしょうか。
