今回は料理研究家、有元葉子さん直伝の「丸ごとなすのはさみ揚げ」のレシピをご紹介します。なすを丸ごと一本贅沢に使い、中にたっぷりの肉ダネを詰め込んでカラリと揚げた、見た目にもインパクトのある絶品和食おかずです。
なすに切り込みを入れて中身をくり抜き、そのくり抜いた中身も余さず肉ダネに混ぜ込むという、無駄のないスマートな手順は有元葉子さんならではの素晴らしいアイデアです。ジューシーな豚ひき肉にしょうがやねぎの香味野菜が効いた肉ダネが、油を吸ってトロトロになったなすの甘みと絶妙に絡み合います。
ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにも最高な一品です。なすの美味しさを丸ごと堪能できる有元葉子さんのオリジナルレシピを、ぜひご家庭でお楽しみください。
【有元葉子さんのレシピ】丸ごとなすのはさみ揚げの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings20
minutes10
minutes425
kcal30
minutes今回は料理研究家、有元葉子さん直伝の「丸ごとなすのはさみ揚げ」のレシピをご紹介します。なすを丸ごと一本贅沢に使い、中にたっぷりの肉ダネを詰め込んでカラリと揚げた、見た目にもインパクトのある絶品和食おかずです。
材料
なす 4コ
大根おろし 適宜
練りがらし 適宜
かたくり粉
揚げ油
しょうゆ
トマトケチャップ
【A】
豚ひき肉 150~200g
しょうが(みじん切り) 1かけ分
ねぎ(みじん切り) 5cm分
かたくり粉 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
ごま油 大さじ1
作り方
- なすはヘタ側を3~4cm残して、十文字に切り込みを入れる。小さなナイフで、中心付近の中身を切り取る。
- ポイント
- なすのカーブに合わせて切れるように、小さいナイフを使うとよい。
- 1 で切り取った中身をみじん切りにする。ボウルに【A】の材料と、中身を入れ、粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。
- 2 を4等分にし、1つをなすの切り込みの長さに合わせて細長くまとめる。片方の先をすぼめるようにして形を整えたら、かたくり粉を薄くまぶしつけて、 1 のなすの中に入れて周りを押さえる。残り3つも同様につくる。
- ポイント
- かたくり粉はのりがわり。なすが肉にめり込むくらいにキュッと押さえて安定させる。
- 180℃の揚げ油で、肉がきつね色になるまでしっかり揚げる。
- 器に盛り、大根おろしや練りがらしを入れたしょうゆ、ケチャップなど、好みのものをつけて食べる。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (丸ごとなすのはさみ揚げ)
丸ごとなすのはさみ揚げを美味しく作る3つの極意
小さいナイフでなすの中身を丁寧に切り取る
なすはヘタ側を3~4cm残して十文字に切り込みを入れますが、この中心付近の中身を切り取る際には小さなナイフを使うのがポイントです。なすの内側のゆるやかなカーブに合わせて刃を動かすことができるため、外側の皮や肉を傷つけることなく、きれいに中身だけをくり抜くことができます。
こうして丁寧に空間を作ることで、肉ダネが隙間なくしっかりと収まり、仕上がりの形が美しく整います。
かたくり粉をのりがわりにして肉となすを密着させる
細長くまとめた肉ダネをなすに詰める前に、かたくり粉を薄くまぶしつけることが非常に重要です。このかたくり粉が接着剤(のりがわり)の役割を果たし、加熱によって縮む肉ダネとなすをしっかりと固定します。肉ダネをなすの中に入れたら、なすが肉にめり込むくらいにキュッと手で押さえて全体を安定させてください。
このひと手間により、揚げている最中に肉が飛び出したり剥がれたりするのを完全に防ぐことができます。
180℃の揚げ油で肉がきつね色になるまでしっかり揚げる
なすを揚げる際は、油の温度を180℃に保ち、肉ダネの露出している部分がきつね色になるまでしっかりと火を通します。高めの温度で一気に揚げることで、なすの表面が油を吸いすぎるのを防ぎつつ、外側はカリッと、内側はトロトロの食感に仕上げることができます。
肉の香ばしい焼き色となすのみずみずしさが最高の状態で調和し、噛んだ瞬間に肉汁となすの旨味が口いっぱいに広がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このお料理には、ジューシーな豚肉の旨味と油を吸ったなすのコクに負けない、すっきりとした酸味と豊かな果実味を持つ辛口の白ワインがよく合います。特におすすめなのはソーヴィニヨンブランや、程よいコクのあるシャルドネです。
また、赤ワインを合わせる場合は、渋みが控えめで軽やかなライトボディのピノノワールが、なすの優しい甘みや大根おろし、しょうゆの風味と見事に調和します。ケチャップをつけて食べる際には、フルーティーなロゼワインも素晴らしい相性を見せてくれます。
保存テクニックと温め直し方
調理後はできるだけ温かいうちにお召し上がりいただくのが一番美味しいですが、保存する場合は完全に粗熱が取れてから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。冷蔵保存の目安は翌日までです。
食べる際はオーブントースターやフライパンでじっくりと温め直すと、なすのべたつきを抑え、表面のカリッとした食感と肉ダネのジューシーさをある程度復元することができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
有元葉子さん直伝の「丸ごとなすのはさみ揚げ」は、なすの形をそのまま活かした見た目にも美しいボリューム満点のおかずです。なすに十文字の切り込みを入れて中身をくり抜き、みじん切りにしたその中身と豚ひき肉、しょうが、ねぎ、調味料を合わせて粘りが出るまでよく混ぜた肉ダネを作ります。
形を整えてかたくり粉をまぶした肉ダネをなすにキュッと押し込むように詰め、180℃の揚げ油で肉がきつね色になるまでしっかり揚げれば完成です。大根おろしや練りがらしを添えたしょうゆ、またはトマトケチャップなど、お好みの調味料をつけて、なすと肉の極上のマリアージュをお楽しみください。
