今回は、洗練されたシンプルな家庭料理で絶大な支持を集める有元葉子さんのレシピ「焼きなすミント」をご紹介します。
なすといえば和風のお浸しや焼きなすがおなじみですが、有元葉子さん直伝のこちらのレシピは、じっくりと焼き上げたなすにエクストラバージンオリーブ油とフレッシュなミントを合わせるという、非常に新鮮でモダンな一皿です。
なすの持つ本来の甘みとうまみを最大限に引き出すプロの技が詰まっており、一口食べればそのとろけるような食感と爽やかな香りの虜になること間違いありません。素材の組み合わせの妙をシンプルに楽しむ、有元葉子さんならではの素晴らしい世界観をご堪能いただけるレシピです。
特別な調味料を使わずに、いつものなすが極上のごちそうへと生まれ変わる感動を、ぜひご家庭の食卓で体験してみてください。
【有元葉子さんのレシピ】焼きなすミントの作り方
Course: 副菜Cuisine: 洋食2
servings5
minutes15
minutes112
kcal20
minutes今回は、洗練されたシンプルな家庭料理で絶大な支持を集める有元葉子さんのレシピ「焼きなすミント」をご紹介します。
材料
なす 4コ
ミント 適宜
エクストラバージンオリーブ油 適宜
塩
作り方
- 焼き網になすをのせ、時々転がしながら、全体が真っ黒になるまで焼く。はしなどではさんでみて、中までフカフカに柔らかくなっているようだったら、火から下ろす。
- ポイント
- 真っ黒に焼くと皮が簡単にむける。フカフカになれば、中まで火が通っている。
- 熱いうちに、ヘタを切り落とす。ヘタ側の端を軽く手で押さえながら、皮を魚の骨抜き用ピンセットでむく。なすをつぶさないようにして、そっと手でむいてもよい。
- ポイント
- なすを押さえつけるとうまみの水分が流れ出るので、皮だけをつまめる骨抜き用ピンセットが便利。
- 竹ぐしを使って、4つに裂く。器に並べ、塩をふる。エクストラバージンオリーブ油をたっぷりかけ、ミントを散らす。
- ポイント
- 竹串でふんわりと裂くと、トロリと溶けるような食感が生きる。半分に裂いてから、それぞれを2等分にする。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (焼きなすミント)
焼きなすミントを美味しく作る3つの極意
全体が真っ黒になるまでじっくりと焼く
焼き網の上でなすを時々転がしながら、皮全体が真っ黒になるまでしっかりと焼き上げることが重要です。このように強火で表面を真っ黒に焦がすことで、なすの内部が蒸気で蒸され、はしで挟んだときに中までフカフカに柔らかくなります。
このフカフカな状態こそが中までしっかりと火が通った合図であり、真っ黒に焼くからこそ後で皮が簡単にむけるようになります。中途半端な焼き加減だと皮が密着してむきにくくなり、なすの甘みも十分に引き出せません。
熱いうちにピンセットで皮をむき旨味を守る
なすが焼き上がったら、熱いうちにヘタを切り落とし、ヘタ側の端を軽く手で押さえながら皮をむいていきます。このとき、魚の骨抜き用ピンセットを使用するのが非常に便利なポイントです。焼きなすを手で強く押さえつけてしまうと、なすの内部に閉じ込められていた最も美味しい「うまみの水分」が外へ流れ出てしまいます。
ピンセットを使えば、なす自体をつぶすことなく皮だけを的確につまんでスルスルとむくことができるため、極上の味わいをそのままキープできます。
竹ぐしを使ってふんわりと4つに裂く
皮をむいたなすは、包丁で切るのではなく、竹ぐしを使ってふんわりと4つに裂いていきます。まず半分に裂いてから、それぞれをさらに2等分にします。
包丁の刃でスパッと切ってしまうと断面が均一になり、独特の食感が損なわれてしまいますが、竹ぐしで繊維に沿って優しく裂くことで、味がなじみやすくなり、口に入れたときにトロリと溶けるような極上の食感を最大限に活かすことができます。裂いた後に塩をふり、オリーブ油をたっぷりかけ、ミントを散らして仕上げます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この焼きなすミントには、爽やかなハーブの香りと豊かなミネラル感を持つ白ワインが最高の相性を見せます。
特になすに合わせるエクストラバージンオリーブ油のフルーティーな風味と、フレッシュなミントの清涼感をより一層引き立てるために、ソーヴィニヨンブランや、イタリアのヴェルメンティーノといったみずみずしい辛口の白ワインを選ぶのがおすすめです。
オリーブ油の心地よいコクをワインの酸味が上品に洗い流し、なすの甘みとミントの余韻が口の中で心地よく広がります。
保存テクニックと温め直し方
調理後はできるだけ早めにお召し上がりいただくのが最も美味しいですが、保存する場合は清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保管してください。保存期間の目安は冷蔵で約1〜2日です。
時間が経つとなすから水分が出て、ミントの鮮やかな色合いや爽やかな香りが薄れてしまうため、保存する際はミントを一度取り除くか、食べる直前に改めて新鮮なミントをちぎって散らすと、作りたてのようなフレッシュな風味を再び楽しむことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
有元葉子さん直伝の「焼きなすミント」は、シンプルな手順でありながら素材の持ち味を極限まで高めた至高のレシピです。焼き網で全体が真っ黒になるまで焼き、フカフカになったなすの皮を骨抜き用ピンセットで丁寧にむくことで、うまみを含んだ水分を逃さずに仕上げることができます。
包丁を使わず竹ぐしでふんわりと4つに裂いたなすは、驚くほどトロリとした食感になり、塩、たっぷりのエクストラバージンオリーブ油、そしてミントの爽快な香りと見事に調和します。和の定番である焼きなすを、洗練されたモダンな一皿へと昇華させたこのレシピをぜひお試しください。
