今回は、料理研究家の杵島直美さんによる「豚みそ大根」のレシピをご紹介します。この料理は、みそベースのコク深い味わいとしみじみとした大根の美味しさが楽しめる、食卓の主役にぴったりの煮物です。しゃぶしゃぶ用の薄切り豚肉を使用することで火の通りが早く、短時間でしっかりと味が染み込むのが魅力です。
あらかじめ熱湯でさっと湯通しした豚肉は、余分な脂が落ちるだけでなく、冷めても固くなりにくいという嬉しい工夫が施されています。また、大根はあらかじめ下茹でをすることでえぐみが抜け、調味料の味がしっかりと染み込みやすい状態になります。
赤みそと中華風の顆粒チキンスープの素を組み合わせた独自の味わいは、どこか新しく、ご飯が進むこと間違いなしの美味しさです。仕上げに添える青じその爽やかな香りがアクセントとなり、最後まで飽きずに美味しくいただけます。
半量は保存容器に入れて冷蔵庫で3日間保存できるため、作り置きとしても大活躍する便利な一品です。
【杵島直美さんのレシピ】豚みそ大根の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes20
minutes348
kcal30
minutes今回は、料理研究家の杵島直美さんによる「豚みそ大根」のレシピをご紹介します。この料理は、みそベースのコク深い味わいとしみじみとした大根の美味しさが楽しめる、食卓の主役にぴったりの煮物です。しゃぶしゃぶ用の薄切り豚肉を使用することで火の通りが早く、短時間でしっかりと味が染み込むのが魅力です。
材料
豚もも肉(しゃぶしゃぶ用) 200g
大根 400g
しょうが(せん切り) 1かけ分
青じそ(せん切り) 5枚分
【A】
熱湯 カップ3/4
赤みそ 大さじ4
顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風) 大さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
一味とうがらし 小さじ1/2~1
作り方
- 豚肉は3cm幅に切る。鍋に湯を沸かし、ざるを重ねて豚肉を入れてほぐし、色が変わったらすぐに引き上げ、水けをよくきる。
- ポイント
- 湯通しすることで脂が落ちて、冷めても堅くなりにくい。
- 大根は4cm長さに切って皮をむき、六つ割りにして鍋に入れる。水をかぶるくらいに注いで強火にかけ、煮立ったら火を弱めて約10分間ゆでてざるに上げる。
- 鍋に【A】を合わせて煮立て、豚肉、大根、しょうがを加える。ふたをして中火で約10分間煮る。
- ふたを取って照りよく煮詰め、半量を器に盛る。青じそをのせる。
- ポイント
- 半量は保存容器に入れ、冷蔵庫へ3日間保存可能。
メモ
- 杵島直美さんのレシピ (豚みそ大根)
豚みそ大根を美味しく作る3つの極意
豚肉の湯通しで余分な脂を落とし固くならない工夫
豚肉は3cm幅に切り、鍋に沸かした湯にざるを重ねて入れてほぐし、色が変わったらすぐに引き上げて水けをよくきります。このひと手間によって、豚肉の余分な脂がしっかりと落ち、加熱による肉のパサつきや固さを防ぐことができます。
短時間で加熱を終えることで、冷めても柔らかくジューシーな食感を保つことができ、煮汁が濁るのを防ぎ上品な仕上がりになります。
大根の下茹でによるえぐみ抜きと味染みの向上
大根は4cm長さに切って皮をむき、六つ割りにして鍋に入れます。たっぷりの水をかぶるくらいに注いで強火にかけ、煮立ったら火を弱めて約10分間ゆでてからざるに上げます。あらかじめ下茹でをすることで大根特有のえぐみがしっかりと抜け、その後の煮汁の味が芯まで素早く染み込みやすくなります。
煮崩れを防ぎながら、ふっくらと柔らかい食感に仕上げるための大切な工程です。
作り置きを前提とした調理と保存のバランス
鍋に【A】の熱湯カップ3/4、赤みそ大さじ4、顆粒チキンスープの素大さじ1、砂糖大さじ1、みりん大さじ1、一味とうがらし小さじ1/2~1を合わせて煮立て、豚肉、大根、しょうがを加えてふたをし、中火で約10分間煮ます。その後ふたを取って照りよく煮詰め、半量を器に盛ります。
残りの半量は保存容器に入れて冷蔵庫へ入れることで3日間保存が可能となり、味がさらに馴染んで美味しく召し上がれます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
豚みそ大根のしっかりとした赤みそのコクと、ピリッとした一味とうがらしの辛みには、軽やかでフルーティーな赤ワインや、冷えた辛口の日本酒がよく合います。ワインを選ぶ場合は、果実味が豊かで渋みが穏やかなピノ・ノワールやガメイなどがおすすめです。
赤みその芳醇な風味とワインのベリー系の香りが調和し、料理の味わいを引き立てます。また、日本酒であれば、キリッとした辛口の純米酒を選ぶことで、豚肉の旨みやみそのコクをすっきりと受け止め、食中酒として抜群の相性を発揮します。
保存テクニックと温め直し方
調理した豚みそ大根の半量は保存容器に入れ、冷蔵庫で3日間保存することができます。保存する際は、しっかりと粗熱を取ってから清潔な密閉容器に移してください。冷蔵保存することで味がさらに大根の芯まで染み込み、日を追うごとに違った美味しさを楽しむことができます。
食べる際には、必要量を器に取り分けてから温め直してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
杵島直美さんによる「豚みそ大根」は、しゃぶしゃぶ用の豚もも肉と大根を使い、赤みそと中華風チキンスープの素をベースにした特製ダレで煮込む、味わい深い和食の主菜です。豚肉をあらかじめ湯通しすることで余分な脂を落とし、冷めても固くなりにくい工夫が施されています。
また、大根は事前に下茹でを行うことでえぐみが取り除かれ、短時間でも味がしっかりとしみ込みます。しょうがの千切りの爽やかな風味が全体の味を引き締め、仕上げに添える青じそが上品なアクセントになります。調理時間は下ごしらえに約10分、加熱調理に約20分を要し、手軽に本格的な煮物を作ることができます。
半量は冷蔵庫で3日間の保存が可能で、作り置きとしても重宝する便利な一品です。
