料理研究家の斉藤辰夫さんが提案する「なすのあっさり漬け」は、夏の食卓やさっぱりとした副菜が欲しいときにぴったりの一品です。なすやきゅうりといった夏野菜をふんだんに使い、丁寧に下ごしらえを施すことで、野菜本来のみずみずしさとシャキシャキとした食感を最大限に引き出しています。
しょうがやみょうがの爽やかな香りがアクセントとなり、一口食べれば口いっぱいに清涼感が広がります。特別な調理器具は必要なく、ご家庭にある身近な材料とシンプルな手順だけで手軽に作れるのも大きな魅力です。作り置きの副菜やお酒のおつまみとしても非常に優秀で、毎日の献立に彩りと爽やかさをプラスしてくれます。
今回は、斉藤辰夫さん直伝の本格的でありながら作りやすいレシピの魅力と、美味しく仕上げるためのポイントを詳しくご紹介します。
【斉藤辰夫さんのレシピ】なすのあっさり漬けの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes20
minutes75
kcal30
minutes料理研究家の斉藤辰夫さんが提案する「なすのあっさり漬け」は、夏の食卓やさっぱりとした副菜が欲しいときにぴったりの一品です。なすやきゅうりといった夏野菜をふんだんに使い、丁寧に下ごしらえを施すことで、野菜本来のみずみずしさとシャキシャキとした食感を最大限に引き出しています。
材料
なす 2コ
きゅうり 1本
みょうが 2コ
しょうが 10g
白ごま 小さじ2
塩
【A】
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1+1/3
酢 小さじ2
昆布茶(粉) 小さじ1/2
作り方
- なすはヘタを落とし、皮をしま目にむいて薄い輪切りにする。水にさらし、水けをきり、塩小さじ1をまぶして10分間おく。
- きゅうりは表面を塩少々でもみ、薄い小口切りにして塩小さじ1を全体にまぶして10分間おく。
- みょうが、しょうがはそれぞれせん切りにする。
- 1 、 2 をそれぞれ水で2~3回洗い、しっかりと水けを絞る。
- ボウルに【A】を合わせ、 3 、 4 を入れて混ぜ合わせ、15分間以上漬ける。器に盛り、白ごまをふる。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (なすのあっさり漬け)
なすのあっさり漬けを美味しく作る3つの極意
皮をしま目にむいて薄い輪切りにする下ごしらえ
なすはヘタを落とした後、皮をしま目にむいて薄い輪切りにします。このひと手間によって、なすに味がしっかりと染み込みやすくなり、口当たりもなめらかに仕上がります。さらに、水にさらして水けをきった後、塩小さじ1をまぶして10分間おくことで、なす特有のアクや余分な水分がしっかりと抜けて身が引き締まります。
仕上がりの食感が格段に良くなり、調味料の味がぼやけず美味しく漬かる大切な工程です。
塩もみと時間を置くことで食感を良くするきゅうりの処理
きゅうりは表面を塩少々でもんでから薄い小口切りにし、塩小さじ1を全体にまぶして10分間おきます。塩でもむことで表面の汚れが取れて色鮮やかになり、塩をまぶして時間を置くことで水分が適度に抜けてシャキシャキとした心地よい歯ごたえが生み出されます。
なすと同様にしっかりとおくことで味が均一になじみやすくなり、全体のバランスが良い上品な漬け上がりに直結します。
水洗いと水けの絞り、そして15分間以上の漬け込み
塩漬けにしたなすときゅうりは、それぞれ水で2~3回しっかりと洗い、余分な塩分を落としてからしっかりと水けを絞ります。この作業が塩辛くなりすぎないための重要なポイントです。
その後、しょうゆ、みりん、酢、昆布茶を合わせた【A】に、せん切りにしたみょうが、しょうがとともに投入し、15分間以上しっかりと漬け込みます。時間をおくことでそれぞれの風味が調和し、器に盛ったあとに振る白ごまの香ばしさが全体の味わいをきれいにまとめ上げます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
なすのあっさり漬けには、冷たくキリッと冷やした白ワインや、爽やかな喉越しの日本酒がよく合います。
特に、柑橘類を思わせる軽快な酸味とすっきりとしたミネラル感を持つソーヴィニヨン・ブランや辛口のシャブリなどの白ワインは、しょうがやみょうがの爽やかな香り、そして酢の効いたさっぱりとした味わいと見事に調和します。
また、日本酒であれば、香りが穏やかでフレッシュな生酒や純米吟醸の冷酒を選ぶと、野菜の瑞々しさや昆布茶の旨みをより一層引き立て、食中酒としてお互いの美味しさを高め合います。
保存テクニックと温め直し方
作ったなすのあっさり漬けは、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は2〜3日程度ですが、時間が経つにつれて野菜からさらに水分が出て味が染み込みすぎてしまうことがあるため、できるだけ早めにお召し上がりいただくのがおすすめです。
食べる前には軽くかき混ぜてから器に盛り付けると、風味と食感を美味しく楽しむことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家の斉藤辰夫さんが手がける「なすのあっさり漬け」は、なす、きゅうり、みょうが、しょうがといったみずみずしい夏野菜の魅力を存分に活かした、爽やかな味わいの和え物・漬け物レシピです。
なすときゅうりはそれぞれ塩をまぶして10分間おき、水で洗ってしっかりと水けを絞ることで、余分なアクが抜け、シャキシャキとした最高の食感に仕上がります。
しょうゆ、みりん、酢、粉末の昆布茶を合わせた特製の漬け汁に、せん切りにしたみょうがとしょうがを合わせ、15分間以上じっくりと漬け込むことで、旨みと酸味のバランスが絶妙な一品が完成します。仕上げに振る白ごまの香ばしさが良いアクセントになり、毎日の食卓の副菜やおつまみとして幅広く活躍します。
特別なテクニックを必要とせず、手順に沿って丁寧に下ごしらえをするだけで本格的な美味しさが手に入る、ぜひマスターしたいおすすめのレシピです。
