中華料理の巨匠、陳建一さん直伝のレシピ「ミニトマトの甘酢漬け」をご紹介します。赤と黄色の色鮮やかなミニトマトを使い、甘酢の爽やかな酸味と香辛料の奥深い香りを染み込ませた、彩り豊かな冷菜です。
甘酢のベースとなる砂糖や酢、しょうゆなどの調味料を合わせたら、中華鍋でホワジャオと赤とうがらしを炒めて香りを立たせたオイルを一気に加えるのがポイント。この香ばしい熱々オイルを甘酢に加えることで、一気に中華料理らしい本格的な風味と深いコクが生まれます。
さらに、ミニトマトは素揚げにして皮をはじけさせることで、味染みが格段に良くなり、一口食べた瞬間にじゅわっとジューシーな旨味が広がります。冷蔵庫でじっくり冷やすことで味がキュッと引き締まり、暑い季節やこってりとしたメイン料理の箸休めにもぴったりの一品に仕上がります。
プロの技が光る極上の甘酢漬けを、ぜひご家庭で味わってみてください。
【陳建一さんのレシピ】ミニトマトの甘酢漬けの作り方
Course: 副菜Cuisine: 中華2
servings10
minutes5
minutes185
kcal15
minutes中華料理の巨匠、陳建一さん直伝のレシピ「ミニトマトの甘酢漬け」をご紹介します。赤と黄色の色鮮やかなミニトマトを使い、甘酢の爽やかな酸味と香辛料の奥深い香りを染み込ませた、彩り豊かな冷菜です。
材料
ミニトマト(赤) 10コ
ミニトマト(黄) 10コ
揚げ油
【A】
砂糖 75g
酢 大さじ5
水 大さじ2+1/2
しょうゆ 少々
塩 少々
【B】
サラダ油 大さじ1
ホワジャオ 4~5粒(中国さんしょうの実を乾燥させたもの。なければ省略可。)
赤とうがらし(輪切り) 少々
作り方
- ボウルに【A】を順に入れて混ぜ合わせ、砂糖を溶かす。
- 中華鍋(またはフライパン)に【B】を入れて弱火にかけ、ゆっくり混ぜながら香りをたたせる。赤とうがらしとホワジャオが黒っぽくなってきたら取り出し、火を止める。
- 油はねに十分注意して、 2 の油を 1 のボウルに加える。
- あいた中華鍋に揚げ油を入れて160~170℃に熱し、ミニトマトを入れ、皮がはじけたらすぐ引き上げる。はねる油をよけながら 3 に加え、冷蔵庫で5~6時間漬ける。
- ポイント
- ミニトマトは油に入れたとたんに皮がはじけ、水分がはねるので注意。
メモ
- 陳建一さんのレシピ (ミニトマトの甘酢漬け)
ミニトマトの甘酢漬けを美味しく作る3つの極意
香味オイルで甘酢に芳醇な香りとコクを移す
ボウルに混ぜ合わせた甘酢に、中華鍋でホワジャオと赤とうがらしを弱火でじっくり炒めて香りを立たせたサラダ油を加えます。
ホワジャオと赤とうがらしが黒っぽくなるまで加熱して香りをしっかりと油に移し、熱々の油を甘酢に合わせることで、単なる甘酢漬けとは一線を画す中華ならではの深みと香ばしいコクが全体に広がります。油はねに注意しながら加えるのがコツです。
160〜170℃の油でサッと素揚げして味染みを抜群にする
あいた中華鍋に揚げ油を入れ、160〜170℃に熱してミニトマトをサッと揚げます。油に入れた瞬間に皮がはじけますが、皮がはじけたらすぐ引き上げるのが大切なポイントです。
高温の油で短時間加熱して皮を破ることで、その後の甘酢がミニトマトの内部まで一気に染み込みやすくなり、一口かんだときに口の中で果汁と甘酢がじゅわっと溢れ出します。
冷蔵庫で5〜6時間じっくり漬け込んで冷やす
素揚げした熱々のミニトマトを香ばしい甘酢液に加え、冷蔵庫で5〜6時間しっかりと漬け込みます。時間をかけてじっくり冷やすことで、トマトの酸味と甘酢のバランスが馴染み、香辛料の風味もトマトの芯まで均一に行き渡ります。
しっかりと冷えた甘酢漬けは、さっぱりとした口当たりで清涼感があり、美味しさが一段と引き立ちます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
甘酢の爽やかな酸味とホワジャオの華やかな香り、トマトのフレッシュな旨味が詰まったこの料理には、スッキリとした酸味とフルーティーな果実味を持つ白ワインが非常によく合います。特におすすめなのは、ドイツ産のレースリングやフランス・アルザス地方のリースリングです。
また、少しスパイスのニュアンスを楽しみたい場合は、ゲヴュルツトラミネールの白ワインと合わせると、ホワジャオのエキゾチックな香りと見事に調和します。しっかりと冷やした辛口スパークリングワインやシャンパンも、甘酢の甘酸っぱさを爽やかに洗い流してくれるため相性抜群です。
保存テクニックと温め直し方
完成したミニトマトの甘酢漬けは、清潔な保存容器に入れ、甘酢に全体がしっかり浸かった状態で冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存で約2〜3日がおいしく食べられる目安となります。時間が経つにつれてさらに味が染み込んでいきますが、トマトの水気が出て味が薄まるのを防ぐため、3日以内には食べきるのがおすすめです。
冷凍保存はトマトの食感が損なわれて崩れてしまうためおすすめできません。
このレシピのまとめと栄養のポイント
中華の巨匠・陳建一さん直伝の「ミニトマトの甘酢漬け」は、色鮮やかな赤と黄色のミニトマトを使用し、目でも舌でも楽しめる極上の冷菜レシピです。ホワジャオと赤とうがらしで香りを立たせた熱々の中華オイルを甘酢に注ぎ入れることで、プロならではの深いコクと華やかな風味を演出しています。
また、160〜170℃の油でミニトマトをサッと素揚げし、皮を破ってから甘酢に漬けるというひと手間によって、果汁たっぷりの旨味と甘酢の酸味が驚くほどしっかり馴染みます。冷蔵庫で5〜6時間冷やすだけで、普段の食卓やおもてなし、お酒のおつまみにもぴったりな一品が完成します。
プロの知恵と技が詰まった本格中華の味を、ぜひ手軽にお試しください。
