暑い季節にぴったりの、涼しげでありながら深い旨味を感じられる一品をご紹介します。今回は、イタリアンの巨匠である落合務さんのレシピによる本格的なガスパチョの作り方をお届けします。
ガスパチョといえばスペインの冷製スープとして有名ですが、落合務さんのレシピでは、えびや帆立て貝柱といった魚介の旨味を贅沢に組み合わせているのが大きな特徴です。
フルーツトマトの甘みとトマトの水煮の濃厚なベースに、きゅうりやセロリ、たまねぎ、にんにく、バジルの爽やかな香りとアクセントが絶妙に溶け合います。赤ワインビネガーの心地よい酸味とホットペッパーソースのピリッとした辛みが全体の味を引き締め、エクストラバージンオリーブ油がリッチなコクをプラスしてくれます。
火を使わずに材料の下ごしらえと混ぜ合わせるだけで作れるため、ホームパーティの前菜や、食欲の落ちがちな時期のおもてなし料理としても非常に重宝します。冷蔵庫でしっかりと冷やすことでそれぞれの素材が一体となり、洗練されたレストランのような味わいに仕上がります。
ぜひご家庭で落合務さん直伝の本格的な味を再現し、極上の冷製スープをお楽しみください。
【落合務さんのレシピ】ガスパチョの作り方
Course: 副菜Cuisine: イタリアン4
servings25
minutes5
minutes285
kcal30
minutes暑い季節にぴったりの、涼しげでありながら深い旨味を感じられる一品をご紹介します。今回は、イタリアンの巨匠である落合務さんのレシピによる本格的なガスパチョの作り方をお届けします。
材料
えび(大) 12匹(ブラックタイガーなど。)
帆立て貝柱 4コ
【A】
フルーツトマト 2コ
トマトの水煮(缶詰) カップ3
きゅうり 2/3本
セロリ 10cm
たまねぎ 少々
にんにく 少々
バジル 6枚
赤ワインビネガー 大さじ2(または酢)
ホットペッパーソース 少々
オリーブ油(エクストラバージン) 大さじ6~7
塩 少々
こしょう 少々
作り方
- えびは頭と殻を除き、帆立て貝柱とともにゆで、帆立て貝柱は6等分にする。
- フルーツトマトはヘタを取って皮を湯むきし、8等分に切る。トマトの水煮は裏ごしする。
- きゅうり、セロリ(筋ごと)、たまねぎ、にんにく、バジルはそれぞれみじん切りにする。
- 2 、 3 と【A】を混ぜ合わせ、 1 を加える。冷蔵庫で冷やして食べる。
メモ
- 落合務さんのレシピ (ガスパチョ)
ガスパチョを美味しく作る3つの極意
魚介類の丁寧な下ごしらえと火入れ
このレシピのポイントは、えびの頭と殻を除いてから帆立て貝柱とともにゆでるという丁寧な下ごしらえにあります。えびと帆立て貝柱を加熱したあと、帆立て貝柱は6等分に切り分けてスープに加えます。
魚介をあらかじめ火を通しておくことで、スープ全体に生臭さが残らず、上品で奥行きのある魚介の旨味がしっかりと溶け込みます。また、食感のアクセントとしても存在感が際立ちます。
フルーツトマトの湯むきとトマトの水煮の裏ごし
このレシピのポイントは、フルーツトマトのヘタを取って皮を湯むきし、8等分に切るという細やかな作業と、トマトの水煮をしっかりと裏ごしする工程にあります。
トマトの皮を取り除くことで口当たりが滑らかになり、裏ごしされたトマトの水煮と合わさることで、スープ全体のテクスチャーが非常にクリーミーで均一になります。トマト本来の甘みと酸味がダイレクトに感じられる仕上がりになります。
香味野菜とハーブのみじん切りによる豊かな香り
このレシピのポイントは、きゅうり、筋を取ったセロリ、たまねぎ、にんにく、バジルをそれぞれしっかりとみじん切りにすることです。これらの野菜とハーブを細かく刻むことで、スープを飲んだときにシャキシャキとした心地よい食感が残ると同時に、噛むたびにそれぞれの香りが口いっぱいに広がります。
赤ワインビネガーやホットペッパーソース、オリーブ油、塩、こしょうと合わせることで、全体の味わいに複雑で深みのあるコントラストを生み出します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
豊かな魚介の旨味とトマトの爽やかな酸味が調和したガスパチョには、キリッと冷やした白ワインやロゼワインが非常によく合います。
特に、ハーブや青草を思わせる爽やかな香りとシャープな酸味を持つソーヴィニヨン・ブランや、果実味が豊かでミネラル感のあるイタリア産の白ワイン(ヴェルメンティーノなど)を選ぶと、スープに含まれるバジルやセロリの風味、そしてえびや帆立て貝柱の上品な甘みを一層引き立ててくれます。
また、軽やかなロゼワインを合わせれば、トマトの赤色とワインの美しい色合いが視覚的にもマッチし、食卓を華やかに演出してくれます。しっかりと冷やした状態でお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
完成したガスパチョは密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。魚介類や生の香味野菜を使用しているため、当日中か、遅くとも翌日までには食べ切るようにしてください。食べる前には冷蔵庫でしっかりと冷やすことで、味が馴染んでより一層おいしく召し上がれます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、落合務さんのレシピによる絶品のガスパチョの作り方をご紹介しました。えびと帆立て貝柱をゆでて準備し、湯むきしたフルーツトマトや裏ごししたトマトの水煮に、きゅうりやセロリ、たまねぎ、にんにく、バジルといったたっぷりの香味野菜とハーブをみじん切りにして混ぜ合わせるのが特徴です。
赤ワインビネガーの酸味、ホットペッパーソースのピリッとした辛み、そして香り高いエクストラバージンオリーブ油が全体をまとめ上げます。すべての材料を混ぜ合わせて冷蔵庫でしっかりと冷やすだけで、本格的なレストランの味わいがご家庭で手軽に楽しめます。
火を使わずに作れるため、暑い季節のおもてなしや特別な日の前菜としても最適なメニューです。ぜひご家庭で作ってみてください。
