人気料理研究家・ワタナベマキさんのレシピ「とうがんと鶏ささ身のサッと煮」をご紹介します。みずみずしく淡泊な味わいのとうがんと、ヘルシーで旨味のある鶏ささ身を組み合わせた、上品で優しい味わいの煮物です。
味付けのベースには塩昆布を使用し、素材が持つ本来の美味しさを最大限に引き出すワタナベマキさん直伝のレシピとなっています。仕上げに添える新しょうがとみょうがの爽やかな香りがアクセントになり、暑い季節や食欲がないときでもさっぱりと美味しくいただけます。
冷やしても美味しくいただける、素材の組み合わせの妙が光る絶品おかずです。特別な調味料を使わず、手軽に作れる本格的な和食メニューをぜひご家庭でお楽しみください。
【ワタナベマキさんのレシピ】とうがんと鶏ささ身のサッと煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes10
minutes142
kcal25
minutes人気料理研究家・ワタナベマキさんのレシピ「とうがんと鶏ささ身のサッと煮」をご紹介します。みずみずしく淡泊な味わいのとうがんと、ヘルシーで旨味のある鶏ささ身を組み合わせた、上品で優しい味わいの煮物です。
材料
鶏ささ身(筋を取ったもの) 3本(180g)
とうがん 250g
新しょうが 2かけ(20g)
みょうが 1コ
塩昆布(細切り) 10g
塩
片栗粉
酒
作り方
- とうがんは包丁で皮を薄くそぎ落とし、3cm角に切る。新しょうがは皮をむいてせん切りにする。みょうがはせん切りにし、しょうがとともに水にサッとさらしてざるに上げ、水けを拭く。塩昆布は粗く刻む。
- ささ身は長さを3等分に切って塩少々をまぶす。バットに片栗粉大さじ1を入れ、ささ身を加えてまぶす。
- ポイント
- ささ身に片栗粉をまぶすと、口当たりがよくなる。まぶしたら、軽くはたいて、余分な粉を落とす。
- 鍋に酒大さじ2、水カップ1+1/2、塩昆布を入れて中火にかける。沸騰したらとうがんを加え、ひと煮立ちさせたらふたをして5分間煮る。ささ身を加えて弱火にし、ふたをしてさらに3分間煮る。塩小さじ1/3を加えて混ぜ、火を止める。粗熱が取れたら、汁ごと器に盛り、 1 のしょうがとみょうがをのせる。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (とうがんと鶏ささ身のサッと煮)
とうがんと鶏ささ身のサッと煮を美味しく作る3つの極意
鶏ささ身に片栗粉をまぶして口当たりをよくする
鶏ささ身はパサつきやすい食材ですが、長さを3等分に切って塩をまぶした後に、片栗粉をしっかりとまぶすことで水分と旨味を閉じ込めます。まぶした後に軽くはたいて余分な粉を落とすことが大切です。これにより、加熱してもささ身が硬くならず、しっとりとジューシーで滑らかな口当たりに仕上がります。
さらに、片栗粉が煮汁に溶け出すことで、スープ全体に適度なとろみがつき、とうがんや薬味との絡みが抜群によくなります。
塩昆布をベースにした出汁でとうがんをじっくり煮る
鍋に酒大さじ2、水カップ1と1/2、そして細切りの塩昆布を入れて中火にかけます。沸騰したところに3cm角に切ったとうがんを加え、ひと煮立ちしたらふたをして5分間煮込みます。塩昆布から出る濃厚な旨味と適度な塩気が、短時間でとうがんの奥までじっくりと染み込みます。
あらかじめ出汁をとる手間を省きながらも、深みのある豊かな味わいに仕上げるための非常に合理的で優れた調理のポイントです。
弱火でささ身に火を通し余熱で味を馴染ませる
とうがんを5分煮た後、片栗粉をまぶしたささ身を加えて弱火にし、ふたをしてさらに3分間煮ます。ささ身を入れた後は火が強すぎると肉が硬くなってしまうため、必ず弱火で優しく火を通すことが重要です。最後に塩小さじ1/3を加えて混ぜて火を止め、粗熱が取れるまでしっかりと冷まします。
粗熱を取る段階で、汁に溶け出した鶏の旨味と塩昆布のコクがとうがんにしっかり染み込み、一体感のある味に仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このお料理には、すっきりとした酸味と豊かなミネラル感を持つ白ワインが非常によく合います。例えば、フランス・ブルゴーニュ地方のシャブリや、日本の甲州ブドウを使った辛口の白ワインがおすすめです。
塩昆布をベースにした和風の繊細な出汁の旨味や、新しょうが・みょうがといった爽やかな和のハーブの香りが、白ワインのみずみずしいフルーティーさと見事に調和します。また、鶏ささ身の繊細な味わいとも相性がよく、お互いの良さを引き立て合います。
保存テクニックと温め直し方
調理後、粗熱が取れたら汁ごと清潔な保存容器に移し、密閉して冷蔵庫で保管してください。冷蔵庫で2日ほど保存可能です。しっかりと冷やすことで、とうがんに味がさらに深く染み込み、ひんやりとした口当たりの美味しい冷やし煮物としても楽しむことができます。温め直す際は、鍋に移して弱火でゆっくりと温めてください。
温めすぎるとささ身が硬くなることがあるので注意が必要です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
ワタナベマキさん直伝の「とうがんと鶏ささ身のサッと煮」の作り方をご紹介しました。味の決め手に塩昆布を使うことで、手軽でありながらも奥深い和の旨味を表現した素晴らしいレシピです。ささ身に片栗粉をまぶして弱火で優しく煮るひと工夫によって、驚くほどしっとりと柔らかな食感に仕上がります。
また、とうがんにしっかりと染み込んだ塩昆布と鶏の旨味、そして仕上げの新しょうがとみょうがの爽快なアクセントが絶妙なバランスを保っています。冷やしても温めても美味しくいただける万能なおかずですので、ぜひ日々の献立に取り入れて、プロの味をご家庭で堪能してみてください。
