田村隆さんのレシピ「きのこのホイル焼き」をご紹介します。多種類のきのこを贅沢に使い、それぞれの旨味をアルミ箔の中に閉じ込めて蒸し焼きにするシンプルながらも奥深い一品です。
しめじ、しいたけ、まいたけ、えのきだけ、マッシュルームといった多彩なきのこが織りなす豊かな香りと食感は、ひと口食べれば箸が止まらなくなる美味しさです。特別な調味料を使わず、バターのコクと酒、塩、そして隠し味の砂糖による絶妙な塩梅が、きのこ本来の持ち味を最大限に引き立てます。
仕上げに添えるすだちの爽やかな酸味が全体の味を引き締め、最後まで飽きることなく楽しめます。フライパンとアルミ箔があれば手軽に作れるため、食卓のもう一品としてはもちろん、おつまみにもぴったりの本格的な味わいをぜひご家庭でお楽しみください。
【田村隆さんのレシピ】きのこのホイル焼きの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes15
minutes74
kcal30
minutes田村隆さんのレシピ「きのこのホイル焼き」をご紹介します。多種類のきのこを贅沢に使い、それぞれの旨味をアルミ箔の中に閉じ込めて蒸し焼きにするシンプルながらも奥深い一品です。
材料
しめじ 1パック(100g)
生しいたけ(中) 4枚
まいたけ 1パック(100g)
えのきだけ 1パック(100g)
マッシュルーム 4コ
すだち(半分に切る) 2コ
砂糖 1つまみ
バター 小さじ4
酒 大さじ2
塩 小さじ1+1/3
作り方
- きのこ類は、汚れを軽くふき取る。しめじは石づきを取り、小房に分ける。しいたけは軸を除く。まいたけ、えのきだけは根元を取り、4等分に分ける。砂糖一つまみを入れた水適量に、しいたけ、しめじ、まいたけを5~6分間つけ、水けをきる。しいたけは、かさの表面に数か所切り目を入れる。
- アルミ箔にオーブン用の紙を重ね、 1 のきのことマッシュルームの各1/4量をのせる。その上にバター小さじ1をのせ、酒大さじ1/2、塩小さじ1/3をふりかける。オーブン用の紙を包むようにして口を閉じ、さらに、アルミ箔で包むようにして両端をねじり、とめる。残り3人分も同様にする。
- フッ素樹脂加工のフライパンを中火にかけ、熱湯を1cm深さにはり、 2 を2つ入れ、ふたをして15分間蒸し焼きにする。残り2つも同様にする。
- 器に盛り、すだちを添える。
メモ
- 田村隆さんのレシピ (きのこのホイル焼き)
きのこのホイル焼きを美味しく作る3つの極意
砂糖水につけて旨味と香りを引き出す下ごしらえ
このレシピのポイントは、しいたけ、しめじ、まいたけを砂糖一つまみを入れた水に5〜6分間浸すという丁寧な下ごしらえにあります。砂糖水に浸すことで、きのこの細胞が保水性を高め、加熱した際に水分が逃げにくくなり、ふっくらとした食感とジューシーな仕上がりになります。
また、水っぽくならずにきのこ特有の豊かな香りと旨味がしっかりと閉じ込められ、雑味が抜けてクリアで深い味わいを生み出すための重要な工程となっています。
二重包みによる密閉構造と蒸し焼きの妙
アルミ箔にオーブン用の紙を重ね、きのこ類にバター、酒、塩をのせて包む際は、オーブン用の紙を包むようにして口を閉じ、さらにアルミ箔で包んで両端をねじりしっかりと密閉します。この二重包みの構造により、加熱時に発生する蒸気や旨味成分が外に逃げるのを完全に防ぎます。
フライパンに熱湯を1cm深さにはり、ふたをして15分間蒸し焼きにすることで、熱が均一に行きわたり、きのこがしっとり柔らかく蒸し上げられます。
すだちの酸味による完璧な味の調和
蒸し上がった熱々のホイル焼きを器に盛り、仕上げにすだちを添えていただきます。バターの濃厚なコクと塩気によって引き立てられたきのこの力強い旨味に対し、半分に切ったすだちを絞ることで、キレのある爽やかな酸味が加わります。
この柑橘の香りと酸味が全体の脂っぽさをすっきりと中和させ、最初から最後まで素材の美味しさを飽きることなく堪能できる絶妙なアクセントとなっています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
田村隆さんの「きのこのホイル焼き」には、すっきりとした酸味と軽やかな口当たりの白ワインがよく合います。例えば、シャブリなどのミネラル感豊かな辛口白ワインを合わせると、バターのコクと豊かなきのこの旨味にワインのシャープな酸が調和し、お互いの味を引き立て合います。
また、日本酒を選ぶのであれば、香りの穏やかな純米酒や生酒が最適です。きのこの持つ素朴で深い旨味と、酒の米の旨味が優しく寄り添い、すだちの爽やかな酸味が後味を心地よくまとめてくれます。
保存テクニックと温め直し方
調理前の状態でホイルに包んだものは、冷蔵庫で保存する場合は当日中に速やかに加熱調理してください。加熱後の完成したものは、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、1〜2日以内にお召し上がりください。食べる際は、再度電子レンジやトースター、またはフライパンで温め直すと、バターの風味が蘇り美味しくいただけます。
なお、きのこ類は水分を多く含むため、長期間の保存は避け、できるだけ出来立ての風味豊かな状態でお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
田村隆さんの「きのこのホイル焼き」は、しめじ、生しいたけ、まいたけ、えのきだけ、マッシュルームという多彩なきのこをふんだんに使い、素材の旨味を極限まで引き出した絶品レシピです。
砂糖水に浸すというひと手間を加えることで、きのこがふっくらとジューシーに仕上がり、バターのコクと酒、塩のシンプルな味付けが見事に調和します。オーブン用の紙とアルミ箔で二重に包み、フライパンで15分間しっかりと蒸し焼きにすることで、旨味を完全に閉じ込めることができます。
仕上げに絞るすだちの酸味が全体を爽やかにまとめ上げ、一口ごとに豊かな香りと深い味わいが広がります。手軽な材料と調理法でありながら、料亭のような上品な美味しさを家庭で手軽に再現できる、何度でも作りたくなるおすすめの一品です。
