今回は、イタリアンの巨匠として知られる落合務さんのレシピをご紹介します。本格的な味わいを自宅で手軽に楽しめる、王道のペンネ・アラビアータです。
トマトの水煮缶、にんにく、赤とうがらし、そしてペンネという身近な食材を使いながらも、素材の持ち味を最大限に引き出すための丁寧なステップが随所に散りばめられています。
にんにくをじっくりと香ばしく色づくまで火に通すことで生まれる豊かな風味と、赤とうがらしのピリッとした辛みがアクセントになり、シンプルながらも奥深い味わいに仕上がります。トマトの旨みが凝縮されたソースがペンネの穴や表面にしっかりと絡み、一口食べればその美味しさに魅了されること間違いなしの一皿です。
特別な日のおうちディナーにはもちろん、普段の食卓をちょっと贅沢に彩りたいときにもぴったりの本格イタリアンを、ぜひご自宅でお試しください。
【落合務さんのレシピ】ペンネ・アラビアータの作り方
Course: 主菜Cuisine: イタリアン2
servings10
minutes15
minutes480
kcal25
minutes今回は、イタリアンの巨匠として知られる落合務さんのレシピをご紹介します。本格的な味わいを自宅で手軽に楽しめる、王道のペンネ・アラビアータです。
材料
ペンネ 160g
トマトの水煮(缶詰) 340g
にんにく 3かけ
赤とうがらし 2本
イタリアンパセリ(生/粗みじん切り) 二つまみ
塩
エクストラバージンオリーブ油
作り方
- トマトの水煮はボウルに入れて果肉を手でつぶし、堅い芯(しん)が気になるようなら除く。にんにくは横に4つに切り、芯を除く。赤とうがらしは半分に切って種を除く。
- たっぷりの熱湯に1.5~2%の塩を入れ、ペンネをゆで始める(全体備考参照)。
- フライパンにエクストラバージンオリーブ油大さじ 2+1/2を入れ、フライパンを傾けてにんにくを加える。強めの中火にかけ、にんにくから小さな泡が出てきたら弱火にし、きつね色に色づき、ようじがスッと通るようになったら、火を止める。赤とうがらしを加え、15~20秒間転がし、イタリアンパセリ一つまみを加える。
- ポイント
- にんにく全体にオリーブ油がかぶる状態で、焦がさないように火を通す。ようじがスッと通ればOK。
- 1 のトマトを加え、強めの中火にかける。煮立ったら中火にし、塩一つまみを加え、フライパンを揺すりながら、水分を蒸発させるように煮詰めていく。約2/3量に煮詰まり、トロリとしてきたら火を止め、味をみて塩適宜で調える。
- ポイント
- にんにく、赤とうがらし、イタリアンパセリの風味や辛みを移した油にトマトを加えて煮詰める。トマトを加える前に、にんにく、赤とうがらしは除いてもよい。
- ゆで上げて湯をきったペンネを加えてあえる。器に盛り、残りのイタリアンパセリを散らす。
メモ
- 落合務さんのレシピ (ペンネ・アラビアータ)
ペンネ・アラビアータを美味しく作る3つの極意
にんにくを香ばしく色づかせる火加減のコツ
フライパンにエクストラバージンおリーブ油を入れ、フライパンを傾けて横に4つに切り芯を除いたにんにくを加えます。強めの中火にかけ、小さな泡が出てきたら弱火にします。焦がさないように注意しながら、きつね色に色づき、ようじがスッと通るようになるまで丁寧に火を通します。
このプロセスによって、オイルににんにくの芳醇な香りがしっかりと移り、全体の風味を大きく底上げすることができます。
赤とうがらしの風味と辛みをオイルに移すタイミング
にんにくが理想的な状態まで火を通したら火を止め、半分に切って種を除いた赤とうがらしを加えます。余熱や優しい熱を利用しながら15〜20秒間転がし、さらにイタリアンパセリの一つまみを加えます。
赤とうがらしとハーブの香りをオイルに丁寧に溶け込ませることで、アラビアータ特有のキレのある辛みと豊かな香りを引き出し、ソース全体の味わいに奥行きを持たせることができます。
トマトの水分を飛ばして旨みを凝縮させる煮詰め方
ボウルに入れて手でつぶしたトマトの水煮を加え、強めの中火にかけます。煮立ったら中火にし、塩一つまみを加えてフライパンを揺すりながら水分を蒸発させるように煮詰めていきます。約2/3量に煮詰まり、全体がトロリとしてきたら火を止め、味をみて塩適宜で調えます。
この工程により、トマトの酸味が程よく飛んで甘みと旨みが凝縮され、パセリやスパイスの風味をまとった濃厚なソースが完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ペンネ・アラビアータには、しっかりとした果実味と適度な酸味、そして心地よい渋みを持つイタリア産の赤ワインが非常によく合います。例えば、サンジョベーゼ主体で作られるキャンティなどは、トマトの酸味やガーリックの風味、そして赤とうがらしのシャープな辛みと絶妙なマリアージュを楽しめます。
ワインの果実味が辛みを優しく包み込み、料理全体の味わいをより一層引き立ててくれるおすすめの組み合わせです。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、パセリを散らす前の状態で粗熱をしっかりと取り、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は2〜3日程度です。
食べる際には、フライパンに移して軽く温め直し、必要に応じてオリーブ油やゆで汁少々でのばしてから、仕上げに新鮮なイタリアンパセリを散らすと美味しくお召し上がりいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
落合務さんが手掛けるペンネ・アラビアータは、基本の材料と丁寧な手順を守ることで、お店のような本格的な味わいを家庭で再現できる素晴らしいレシピです。
にんにくをじっくりと香ばしく揚げ焼きにして香りを移したオリーブ油に、赤とうがらしの辛みとイタリアンパセリの風味を重ね、手でつぶしたトマトの水煮をしっかりと煮詰めて濃厚なソースを作ります。
たっぷりの熱湯に1.5〜2%の塩を入れてゆで上げたペンネを、このこだわりのソースにしっかりとあえることで、ソースが一体となった極上のパスタに仕上がります。特別なテクニックは必要なく、一つひとつの工程を確実に行うことで素材の持ち味が最大限に引き出されます。
ぜひこのレシピを参考に、ご自宅で本場さながらの絶品ペンネ・アラビアータを作ってみてください。
