今回は、テレビや雑誌など数々のメディアで親しみやすい家庭料理を提案されている料理研究家、堀江ひろ子さんのレシピをご紹介します。普段の調理では捨ててしまいがちな青菜の根元を主役に抜擢し、厚揚げと一緒にピリ辛な旨味たっぷりの一品に仕上げる画期的なレシピです。
ほうれんそうや小松菜、水菜、チンゲンサイなどの青菜の根元は、実は甘みや栄養がぎっしり詰まった美味しい部分。しっかりと土を落として丁寧に下処理をすることで、シャキシャキとした心地よい食感を存分に楽しむことができます。
豆板醤のピリッとした辛味と、オイスターソースのコク深い味わいがしっかりと絡み合い、白いご飯が進むのはもちろんのこと、お酒のおつまみとしても抜群の存在感を発揮します。食材を無駄なく美味しく食べられる知恵が詰まった、毎日の献立作りにぜひ取り入れたい一品です。
【堀江ひろ子さんのレシピ】青菜の根元ばっかり炒(いた)めの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings10
minutes10
minutes240
kcal20
minutes今回は、テレビや雑誌など数々のメディアで親しみやすい家庭料理を提案されている料理研究家、堀江ひろ子さんのレシピをご紹介します。普段の調理では捨ててしまいがちな青菜の根元を主役に抜擢し、厚揚げと一緒にピリ辛な旨味たっぷりの一品に仕上げる画期的なレシピです。
材料
青菜の根元 3~4ワ分(ほうれんそう、小松菜、水菜、チンゲンサイなど)
厚揚げ 1枚
ねぎの青い部分 1/2本分
しょうがの皮 少々
豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1/2
サラダ油 大さじ1
塩 少々
酒 大さじ1
ごま油 小さじ1
かたくり粉 小さじ1/2
【A】
オイスターソース 大さじ1
酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
顆粒チキンスープの素(中国風) 小さじ1/2
水 カップ1/4
作り方
- 青菜の根元は縦半分に切り、しばらく水に浸して土を落とし、さらに流水できれいに洗う。チンゲンサイの根元は薄切りにする。厚揚げは1cm角に切り、ねぎの青い部分としょうがの皮はみじん切りにする。【A】は混ぜ合わせておく。
- フライパンにサラダ油大さじ1と、塩少々、水けをきった青菜の根元を入れて中火でいためる。全体に油が回ったら、酒大さじ1と湯カップ1/2を加えて煮立て、ざるに上げる。
- 2 のフライパンにごま油小さじ1と豆板醤を入れ、中火でいためる。香りが出たら、ねぎ、しょうが、【A】を加えていため合わせる。
- 3 に厚揚げを加え、2~3分間煮る。 2 を加えてひと煮立ちさせ、かたくり粉小さじ1/2を水大さじ1/2で溶いて加え、軽くとろみをつける。
メモ
- 堀江ひろ子さんのレシピ (青菜の根元ばっかり炒(いた)め)
青菜の根元ばっかり炒(いた)めを美味しく作る3つの極意
青菜の根元を丁寧に洗い土を完全に落とす
青菜の根元は縦半分に切り、しばらく水に浸して土を落とし、さらに流水できれいに洗います。根元の部分は土や汚れが残りやすいため、水に浸してしっかりふやかしてから流水で洗い流すことが重要です。チンゲンサイの根元を使う場合は薄切りにすることで、火が通りやすくなるとともに、食感のバランスも良くなります。
この丁寧な下処理により、安心しておいしく根元の食感を味わうことができます。
青菜の根元を一度炒めてから煮ることで食感を活かす
フライパンにサラダ油大さじ1と、塩少々、水け theきった青菜の根元を入れて中火でいためます。全体に油が回ったら、酒大さじ1と湯カップ1/2を加えて煮立て、ざるに上げます。この工程により、根元に程よく火が通り、青臭さが抜けて甘みが引き出されます。
一度ざるに上げることで、水っぽくならずシャキシャキとした食感をしっかりとキープすることができます。
厚揚げと合わせダレでコクととろみを加える
フライパンにごま油小さじ1と豆板醤を入れ、中火でいためて香りを出してから、ねぎ、しょうが、【A】を加えていため合わせます。そこに1cm角に切った厚揚げを加えて2〜3分間煮ることで、厚揚げに旨味たっぷりのタレがしっかりと染み込みます。
最後に下茹でした青菜の根元を戻し入れてひと煮立ちさせ、水溶きかたくり粉で軽くとろみをつけることで、具材全体にタレが一体感を持って絡みます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ピリッとした豆板醤の辛味とオイスターソースのコク深い味わいが特徴のこの一品には、すっきりとした辛口の白ワインや、フルーティーな香りの軽やかな赤ワインがよく合います。特に、キリッとした酸味を持つシャルドネや、果実味豊かなピノ・ノワールなどは、厚揚げの旨味やピリ辛のタレの味わいを引き立ててくれます。
また、和食の延長として楽しむなら、冷えたビールやキレのある日本酒も抜群の相性を発揮します。お好みのドリンクと一緒に、贅沢な味わいのマリアージュをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、粗熱を取った後に清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で2〜3日程度です。食べる際には、電子レンジなどでしっかりと再加熱してからお召し上がりください。
なお、根元のシャキシャキとした食感を保つため、長期間の保存は避け、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめいたします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
堀江ひろ子さんによる「青菜の根元ばっかり炒め」は、普段は調理の過程で捨ててしまいがちな青菜の根元を主役として美味しく食べ尽くす、アイディアあふれる素敵なレシピです。
ほうれんそう、小松菜、水菜、チンゲンサイなどの根元には、豊かな甘みとシャキシャキとした食感が詰まっており、丁寧に土を落として下処理を行うことでその魅力を最大限に引き出すことができます。
厚揚げを組み合わせ、豆板醤のピリッとした辛味とオイスターソースのコクが効いたタレで煮込むことで、食べ応え抜群の一品に仕上がります。かたくり粉で軽くとろみをつけることで、タレが具材にしっかりと絡み、最後まで美味しく味わえます。
食材を無駄なく活用できるだけでなく、食卓がパッと華やかになるボリューム満点のおかずを、ぜひご家庭で作ってみてください。
