【藤井恵さんのレシピ】菜の花の昆布じめの作り方

菜の花の昆布じめ 未分類

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春の訪れを感じさせる食材といえば、鮮やかな緑色とほろ苦さが特徴の菜の花です。今回は、人気料理研究家の藤井恵さんによる「菜の花の昆布じめ」のレシピをご紹介します。昆布じめといえば、白身魚のお刺身などが定番ですが、実は野菜で作っても絶品なのです。

菜の花を昆布ではさむことで、昆布の持つ豊かな旨みが野菜の芯までじんわりと浸透し、まるでお出汁をたっぷりと含んだような奥深い味わいに仕上がります。さらに、昆布が余分な水分を吸い取ってくれるため、菜の花の味が凝縮され、特有のほろ苦さと甘みがより一層引き立ちます。

藤井恵さんのこのレシピでは、菜の花をフライパンで少量の水を使って蒸し茹でにすることで、水っぽくならずシャキッとした食感を残す工夫がされています。ご飯のお供にはもちろん、お酒のおつまみや、おもてなしの席の小鉢としても大活躍間違いなしの、上品で風味豊かな一品です。

ぜひ、旬の味わいを堪能できる藤井恵さん直伝のレシピをご自宅で再現してみてください。

Servings

4

servings
Prep time

25

minutes
Cooking time

2

minutes
Calories

30

kcal
Total time

27

minutes

春の訪れを感じさせる食材といえば、鮮やかな緑色とほろ苦さが特徴の菜の花です。今回は、人気料理研究家の藤井恵さんによる「菜の花の昆布じめ」のレシピをご紹介します。昆布じめといえば、白身魚のお刺身などが定番ですが、実は野菜で作っても絶品なのです。

材料

  • 菜の花 2束(400g)

  • 塩 小さじ1/5

  • 水 大さじ4

  • 昆布(15×20cm) 3枚

作り方

  • 菜の花は全体を20分間ほど水につけ、シャキッとさせる。フライパン(直径28cm)に入れ塩小さじ1/5をふり、水大さじ4を回し入れる。ふたをして強火にかけ、蒸気が出たら上下を返し20~30秒間蒸し、粗熱を取る。
  • ラップに昆布を1枚のせ、 1 の半量を並べて同じ大きさの昆布をのせる。残りの菜の花を並べ、さらに同じ大きさの昆布ではさみ、ラップでぴったりと包む。2時間ほど冷蔵庫におく。

メモ

  • 藤井恵さんのレシピ (菜の花の昆布じめ)
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菜の花の昆布じめを美味しく作る3つの極意

事前に水につけてシャキッとさせる

菜の花は調理前に全体を20分間ほどたっぷりの水につけておくことが、このレシピの重要なポイントです。買ってきたばかりの菜の花は、水分が抜けて少ししんなりしていることがあります。

根元だけでなく全体を水に浸すことで、葉先までしっかりと水分を吸い上げ、収穫したてのようなみずみずしさとシャキッとしたハリを取り戻します。このひと手間を加えることで、加熱後も心地よい歯ごたえが残り、食べたときの満足感が格段にアップします。

水につけすぎると風味が逃げるため、20分という時間を守るようにしてください。

フライパンでの少量の水による蒸し茹で

菜の花を茹でる際、たっぷりのお湯で茹でるのではなく、直径28cmのフライパンを使い、塩小さじ1/5と水大さじ4というごく少量の水分で蒸し茹でにします。ふたをして強火にかけ、蒸気が出たら上下を返して20~30秒間という短時間で火を通します。

これにより、菜の花の持つ水溶性のビタミンや豊かな風味、ほろ苦さがお湯に逃げ出すのを防ぎます。また、昆布じめにする際、菜の花に余分な水分が残っていると味がぼやけてしまいますが、この蒸し茹での方法なら水っぽくならず、昆布の旨みをしっかりと吸収できる絶妙な状態に仕上がります。

昆布で挟んで冷蔵庫で2時間寝かせる

粗熱を取った菜の花は、同じ大きさ(15×20cm)の昆布3枚を使って、ミルフィーユ状に挟み込みます。ラップを敷いた上に昆布をのせ、半量の菜の花、昆布、残りの菜の花、そして最後に昆布を重ねてラップでぴったりと包み込みます。

隙間なく包むことで、昆布が菜の花のわずかな水分で程よく戻り、同時に昆布の濃厚な旨み成分が菜の花へと移行します。冷蔵庫で2時間ほどおくことで味がなじみ、単なる茹で野菜が極上の料亭の小鉢のような一品へと変化します。長すぎると味が濃くなる場合があるので、まずは2時間を目安にしてください。

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最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物

藤井恵さんの「菜の花の昆布じめ」は、和の繊細な旨みと春の野菜が持つ特有のほろ苦さが美しく調和した一品です。この上品な味わいに合わせるなら、やはりお酒も寄り添うような繊細さを持つものがおすすめです。

日本酒であれば、米の旨みが穏やかに感じられる純米酒や、すっきりとした飲み口の特別本醸造などがよく合います。少し冷やしていただくと、昆布の旨みと菜の花の青々しい香りがより引き立ちます。ワインを合わせる場合は、樽香のないクリーンな白ワインが最適です。

例えば、日本の固有品種である甲州を使った白ワインは、柑橘系の爽やかな香りとほのかな苦みが菜の花の風味と見事に同調します。また、フランスのロワール地方で造られるソーヴィニヨン・ブランも、ハーブのような爽快なニュアンスがあるため、野菜料理との相性が抜群です。

お茶と合わせるなら、旨みの強い玉露や、香ばしいほうじ茶が、昆布の風味を優しく包み込んでくれます。

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保存テクニックと温め直し方

完成した菜の花の昆布じめは、ラップでぴったりと包んだ状態、もしくは清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。昆布の旨みが染み込みすぎると塩気が強くなってしまうため、2時間ほどおいて食べ頃になったら、昆布から菜の花を外して保存することをおすすめします。

外した菜の花は、冷蔵庫で2〜3日程度おいしくお召し上がりいただけます。なお、一度昆布じめに使用した昆布は、細かく刻んでお味噌汁の具にしたり、佃煮にしたりと、余すところなく活用できます。冷凍保存はシャキッとした食感が損なわれるため避けてください。

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このレシピのまとめと栄養のポイント

今回は、藤井恵さんの「菜の花の昆布じめ」のレシピをご紹介しました。春を代表する食材である菜の花を、魚介類ではなくあえて昆布じめにするという、素材の持ち味を最大限に引き出す素晴らしいアプローチです。

調理前の20分間の水つけでシャキッとした食感を復活させ、フライパンと少量の水を使った蒸し茹でで旨みを逃さず閉じ込める。そして、昆布で挟んで2時間寝かせることで、野菜の奥まで深い旨みを浸透させるという、緻密に計算された手順がこのレシピの魅力です。

材料は菜の花、塩、水、昆布のみという非常にシンプルな構成だからこそ、ごまかしのきかない本物の美味しさを味わうことができます。いつものお浸しや和え物とは一味違う、上品で贅沢な一品は、食卓に春の喜びと新鮮な驚きをもたらしてくれるはずです。ぜひ、旬の時期に何度も作って、この豊かな味わいをお楽しみください。

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