今回は、中華料理を代表する一品、陳建太郎さんのレシピ「えびのチリソース」をご紹介します。えびのプリッとした食感と、豆板醤のピリッとした辛味、トマトケチャップの甘味が絶妙なバランスで絡み合う、本格的ながらもご家庭で作りやすい素晴らしいレシピです。
えびの下処理からソースの仕上げまで、一つ一つの工程を丁寧に行うことで、まるでお店で食べるような本格的な味わいをご自宅で再現することができます。
特に、えびを塩と片栗粉でもみ洗いして臭みを取り除く工程や、卵白と油でコーティングして旨味を閉じ込めるテクニックは、美味しいえびチリを作るための重要なポイントです。香味野菜の香りをしっかりと油に引き出し、特製のチリソースと絡めることで、食欲をそそる豊かな風味が生まれます。
毎日の食卓のメインディッシュとしてはもちろん、特別なおもてなしの席や、お酒のおつまみにもぴったりな一品です。陳建太郎さん直伝の本格えびのチリソース、ぜひご家庭で挑戦してみてください。
【陳建太郎さんのレシピ】えびのチリソースの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings15
minutes10
minutes296
kcal25
minutes今回は、中華料理を代表する一品、陳建太郎さんのレシピ「えびのチリソース」をご紹介します。えびのプリッとした食感と、豆板醤のピリッとした辛味、トマトケチャップの甘味が絶妙なバランスで絡み合う、本格的ながらもご家庭で作りやすい素晴らしいレシピです。
材料
むきえび 150g
卵白 大さじ1/2
ねぎ(みじん切り) 10cm分
溶き卵 大さじ1
レタス(せん切り) 適量
塩
かたくり粉
こしょう
酒
サラダ油
酢
【A】
しょうが(すりおろす) 小さじ1
にんにく(すりおろす) 小さじ1/2
豆板醤(トーバンジャン) 大さじ1
トマトケチャップ 大さじ1
【B】
スープ カップ1/2(顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風)を表示どおりに湯で溶く。)
酒 大さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
塩 少々
こしょう 少々
作り方
- えびは背ワタがあれば除き、塩・かたくり粉各一つまみをふってもみ、水が濁らなくなるまで洗う。水けをきり、塩・こしょう各少々、酒小さじ1、卵白を順に加えてもみ込む。かたくり粉大さじ1、サラダ油小さじ1を順に加えてまぶす。
- フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、えびを中火で焼く。色が変わったら返し、八分(ぶ)どおり火を通して取り出す。
- 2 のフライパンにサラダ油大さじ1を足し、【A】を中火で焦がさないように炒める。香りが出たら混ぜた【B】を注ぎ、煮立ったらえびを戻す。
- ねぎを加えて火を止め、かたくり粉大さじ1を同量の水で溶いて加え、全体に大きく混ぜる。
- 再び中火にかけ、煮立ったら大きく混ぜる。溶き卵を回し入れ、サラダ油小さじ1、酢小さじ1/2を加えてひと混ぜする。器に盛り、レタスを添える。
メモ
- 陳建太郎さんのレシピ (えびのチリソース)
えびのチリソースを美味しく作る3つの極意
えびの臭み取りと下味のコーティング
えびは調理前に塩と片栗粉をふってもみ、水が完全に濁らなくなるまで丁寧に洗うことが極めて重要です。これにより、えび特有の臭みや汚れがしっかりと取り除かれます。さらに、水気をしっかり切った後に塩、こしょう、酒で下味をつけ、卵白をもみ込み、片栗粉とサラダ油でコーティングします。
この工程を行うことで、加熱時にえびの水分や旨味が逃げるのを防ぎ、仕上がりがパサつかず、驚くほどプリッとジューシーな食感になります。少し手間がかかりますが、この下準備が仕上がりの味を左右する一番のポイントです。
えびは八分どおりの火入れで取り出す
フライパンでえびを焼く際は、中火で両面の色が変わった段階、つまり「八分どおり」火が通ったところで一度取り出すのがコツです。えびは非常に火が通りやすい食材であり、最初から最後まで加熱し続けると固く縮んでしまい、せっかくの食感が損なわれてしまいます。
後から熱々のソースにえびを戻し入れて再び加熱する工程があるため、最初の焼き段階では完全に火を通し切らないことが重要です。これにより、最終的にソースと絡んだ時に、最も美味しくプリプリとしたベストな火入れ加減に仕上がります。
香味野菜の香りを引き出し、卵と酢で仕上げる
ソースを作る際は、まずフライパンにサラダ油を熱し、すりおろしたしょうが、にんにく、豆板醤、トマトケチャップを中火で焦がさないようにじっくりと炒めます。ここでしっかりと炒めることで、香味野菜の豊かな香りと豆板醤のコク、ケチャップの旨味が油に溶け出し、ソースの土台が完成します。
さらに、とろみをつけた後に溶き卵を回し入れることでソース全体がまろやかになり、最後に加える少量のサラダ油と酢が、風味を引き締めつつ美しいツヤを与えてくれます。この仕上げのひと手間がプロの味わいを生み出します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
陳建太郎さんのえびのチリソースには、ピリッとした辛味とケチャップの甘味、コクのあるソースに負けない、スッキリとした飲み口のドリンクがよく合います。
ビールはもちろんのこと、ワインを合わせるなら、フルーティーで果実味の豊かなロゼワインや、酸味が爽やかな辛口の白ワイン(例えば、リースリングやソーヴィニヨン・ブランなど)が特におすすめです。豆板醤のスパイス感とワインの果実味が口の中で見事なマリアージュを生み出します。
また、ノンアルコールであれば、冷たい烏龍茶やジャスミン茶を合わせると、口の中の油分をさっぱりと流してくれ、えびチリの濃厚な旨味を一口ごとに新鮮な気持ちで味わうことができます。
付け合わせには、レシピにもあるようにシャキシャキとしたレタスを添えることで、食感のコントラストが生まれ、より美味しくお召し上がりいただけます。
保存テクニックと温め直し方
調理後のえびのチリソースは、えびに火が通り過ぎると固くなってしまうため、出来立ての熱々をすぐにお召し上がりいただくのが最も美味しくおすすめです。もし保存する場合は、粗熱をしっかりと取った後、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、翌日中には食べ切るようにしてください。
温め直す際は、電子レンジで過度な加熱をするとえびが縮んで固くなり、卵の食感も悪くなるため、様子を見ながら短時間で温めるか、フライパンに移して弱火で優しくソースごと温め直すのが風味が落ちにくいコツです。冷凍保存はえびの食感が大きく変わってしまうため避けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した陳建太郎さんのレシピ「えびのチリソース」は、丁寧な下処理と絶妙な火加減によって、家庭でも本格的な中華の味わいを実現できる素晴らしい一品です。
えびを塩と片栗粉で洗って臭みを取り、卵白と油でコーティングして旨味を閉じ込めるという基本の工程を忠実に守ることが、極上のプリプリ食感を生み出す最大の鍵となります。
香味野菜と豆板醤をじっくり炒めて香りを引き出した特製ソースに、ふんわりとした溶き卵と仕上げのお酢が加わることで、辛味の中にもまろやかさと奥深いコクが広がります。夕食のメインディッシュとしてはもちろん、特別な日のお祝いメニューとしても食卓を華やかに彩ってくれること間違いありません。
ぜひこの陳建太郎さん直伝のレシピで、ご自宅で本格的なえびチリの美味しさを存分に味わってみてください。
