今回は、偉大な料理人である陳建一さんのレシピをご紹介します。ご紹介するのは「アラと豚バラの辛み煮込み」です。魚のアラと豚バラ肉という旨味がたっぷり詰まった食材を贅沢に使い、豆板醤や花椒といった本格的な中華の調味料でピリッと辛く仕上げた、食べ応え抜群の煮込み料理です。
魚のアラは、事前にグリルなどでこんがりと焼くことで臭みがしっかりと抜け、香ばしさがプラスされます。さらに、干しえびやたっぷりの野菜、春雨が加わることで、それぞれの食材から出る旨味が鶏ガラスープに溶け込み、奥行きのある味わいを生み出します。
ピリッとした花椒の刺激とにんにく、しょうがの豊かな香りが食欲をそそり、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても非常に喜ばれる一品です。陳建一さん直伝の本格的な中華の味わいを、ぜひご家庭の食卓で再現してみてください。
【陳建一さんのレシピ】アラと豚バラの辛み煮込みの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華4
servings20
minutes15
minutes480
kcal35
minutes今回は、偉大な料理人である陳建一さんのレシピをご紹介します。ご紹介するのは「アラと豚バラの辛み煮込み」です。魚のアラと豚バラ肉という旨味がたっぷり詰まった食材を贅沢に使い、豆板醤や花椒といった本格的な中華の調味料でピリッと辛く仕上げた、食べ応え抜群の煮込み料理です。
材料
魚のアラ 1匹分(たい、ぶりなどのカマ)
豚バラ肉 150g
干しえび(乾) 10g
春雨(戻したもの) 100g
にんじん 1/2本
ねぎ 10cm
チンゲンサイ 3株
鶏ガラスープ 1.5リットル(市販の鶏ガラスープの素を湯で溶いたもの。)
花椒(ホワジャオ) 10粒(中国のさんしょうで、辛みが強い。)
塩
サラダ油
酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
こしょう 少々
【A】
おろしにんにく 小さじ1
おろししょうが 小さじ1
豆板醤(トーバンジャン) 大さじ1~1+1/2
ラーユ 大さじ1
作り方
- アラに塩少々をふり、グリルなどでこんがりと焼く。干しえびは水で戻す。
- ポイント
- アラは煮込む前に焼いておくと、臭みが出ない。
- にんじんは色紙切り、ねぎはブツ切り、チンゲンサイはザク切りにする。
- 豚バラ肉はサラダ油少々で焼き色がつくまでいためる。
- 大きめのなべにサラダ油少々をなじませ、【A】を入れてよくいためる。香りが出たら鶏ガラスープを加える。
- 煮立ったら 1 、 2 のにんじんとねぎ、 3 、春雨を加え、酒大さじ2、花椒も加えて10分間煮込む。アクが浮いたら取り除く。
- しょうゆ大さじ1、塩・こしょう各少々、チンゲンサイを加え、さらに5分間煮る。
メモ
- 陳建一さんのレシピ (アラと豚バラの辛み煮込み)
アラと豚バラの辛み煮込みを美味しく作る3つの極意
アラは煮込む前に焼いて臭みをなくす
魚のアラは、そのまま煮込むとどうしても生臭さが出てしまいがちですが、このレシピでは事前に塩少々をふり、グリルなどでこんがりと焼く工程を取り入れています。表面を香ばしく焼き上げることで魚特有の臭みがしっかりと抜け、煮込んだ際の上質な旨味だけを引き出すことができます。
ひと手間加えることで、スープ全体の味わいが格段に美味しく仕上がります。
豚バラ肉を香ばしく炒めてコクを出す
豚バラ肉は、サラダ油少々を使って焼き色がつくまでしっかりと炒めます。肉の表面を香ばしく焼くことで余分な脂が適度に落ち、香ばしさと深いコクが生まれます。
この豚バラ肉から出る旨味と脂が、のちに加える鶏ガラスープや野菜、春雨全体にいきわたり、煮込み料理全体の味わいにしっかりとしたボリューム感と深みをもたらします。
【A】と花椒を香ばしく炒めてからスープを加える
大きめのなべにサラダ油少々をなじませ、【A】のおろしにんにく、おろししょうが、豆板醤を入れてよくいため、しっかりと香りを引き出してから鶏ガラスープを加えます。
また、スープを加えて煮立たせた後、酒大さじ2や花椒も一緒に加えて10分間煮込むことで、中華特有のシビれるような辛みと豊かな香りがスープ全体にしっかりと行き渡ります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
アラと豚バラの辛み煮込みには、しっかりとした旨味とピリッとした辛み、そして花椒の爽やかな香りが特徴であるため、すっきりとした味わいのビールやハイボール、あるいはフルーティーで冷えた白ワインなどがよく合います。
特に、ドライでキレのあるビールは、豆板醤やラーユのピリッとした辛さと豚バラ肉の脂っぽさをすっきりと洗い流してくれるため、最高の組み合わせです。また、華やかな香りと軽やかな酸味を持つ白ワインを合わせることで、魚介の旨味や香味野菜の風味を引き立てつつ、口の中を心地よくリフレッシュしてくれます。
保存テクニックと温め直し方
余った場合は、粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存の際は、春雨がスープを吸い込んでふやけてしまうことがあるため、なるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。温め直す際は、なべに移して弱火でじっくりと加熱し、全体が温まってからお召し上がりください。
長期保存したい場合は、具材とスープを分けて冷凍保存することも可能ですが、野菜の食感が変わる場合があります。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、陳建一さんのレシピによる「アラと豚バラの辛み煮込み」の作り方をご紹介しました。魚のアラを事前に香ばしく焼き上げることで臭みを取り除き、豚バラ肉や干しえび、たっぷりの野菜とともに鶏ガラスープでじっくりと煮込むことで、素材の旨味が凝縮された奥深いスープに仕上がります。
豆板醤やラーユ、花椒の効いたピリッとした辛みが食欲をそそり、春雨がスープの旨味を吸い込んで満足感も抜群です。手順に沿って丁寧につくることで、ご家庭でも本格的な中華料理店の味わいを楽しむことができます。ぜひこの機会に作ってみてください。
