料理研究家の白井操さんが手掛ける、素材の旨みを最大限に引き出した「香味野菜のコールドチキンの作り方」をご紹介します。鶏むね肉にしっとりと火を通し、たっぷりの香味野菜や昆布の旨みをまとわせることで、驚くほどジューシーで奥行きのある味わいに仕上げられています。
電子レンジを活用して手軽に作れるのも大きな魅力で、忙しい日々の中でも本格的なごちそうを堪能できる優秀なレシピです。アンチョビのコクが効いた特製のたれを合わせることで、一口ごとに豊かな風味が広がり、おもてなしやお酒のおつまみとしても喜ばれること間違いなしの一品です。
ぜひご家庭で挑戦して、その素晴らしい味わいをお確かめください。
【白井操さんのレシピ】香味野菜のコールドチキンの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings15
minutes8
minutes245
kcal23
minutes料理研究家の白井操さんが手掛ける、素材の旨みを最大限に引き出した「香味野菜のコールドチキンの作り方」をご紹介します。鶏むね肉にしっとりと火を通し、たっぷりの香味野菜や昆布の旨みをまとわせることで、驚くほどジューシーで奥行きのある味わいに仕上げられています。
材料
鶏むね肉 1枚(270g)
昆布(8cm四方) 1枚
たまねぎ 1/4コ
にんじん 40g
セロリ 40g
フレッシュハーブ 適量(オレガノ、タイム、イタリアンパセリ、フェンネルなど好みのもの。)
白ワイン カップ1/4
トマト 1/2コ
塩 小さじ1
こしょう 少々
【A】
アンチョビ(みじん切り) 2切れ
しょうゆ 小さじ1
にんにく(すりおろす) 少々
作り方
- 鶏肉は皮側を下にしてバットにのせ、塩大さじ1、こしょう少々、白ワインカップ1/4をふり、竹串で身側を数か所刺す。
- たまねぎとにんじんは薄切りにする。セロリは筋を除いて斜め薄切りにする。
- 耐熱皿に半分に切った昆布を置き、その上に 2 の半量とハーブ適量を散らして鶏肉をのせる。残りの 2 とハーブ適量を肉の上に散らしたら、バットに残った白ワインを加え、ラップをかける。電子レンジ(600W)に4分間かけたら一度取り出して皿を揺すり、再び電子レンジに4分間かける。ラップをかけたまま粗熱が取れるまでおき、余熱で火を通す。
- ボウルに【A】を入れ、 3 の蒸し汁大さじ3を加えて混ぜ合わせ、器に入れる。
- 3 の鶏肉は食べやすく切り、 3 の野菜と1cm四方に切った昆布、 4 のたれを添える。トマトは1cm角に切って肉の上に散らし、たれをかける。
メモ
- 白井操さんのレシピ (香味野菜のコールドチキン)
香味野菜のコールドチキンを美味しく作る3つの極意
昆布と白ワインによる下味と蒸しの技術
鶏肉をバットにのせて塩、こしょう、白ワインをふり、竹串で身側を数か所刺して下味をしっかりと馴染ませます。さらに、耐熱皿に半分に切った昆布を置き、その上に香味野菜の半量とハーブを散らして鶏肉をのせ、残りの野菜やハーブをさらに重ねます。
バットに残った白ワインも余さず加えることで、電子レンジ加熱の際に発生する蒸気が昆布や香味野菜、ハーブの香りを鶏肉の隅々まで行き渡らせ、しっとりとした柔らかさと極上の風味を引き出します。
電子レンジ加熱と余熱による絶妙な火加減
耐熱皿にラップをかけたら、電子レンジ(600W)で4分間加熱し、一度取り出して皿を揺すって全体をなじませた後、再び電子レンジで4分間加熱します。この段階的な加熱によって熱が均一に伝わり、鶏むね肉がパサつくのを防ぎます。
さらに加熱後はラップをかけたまま粗熱が取れるまでおき、余熱を利用してじっくりと火を通すことで、肉汁を閉じ込め、驚くほどしっとりとした口当たりに仕上げることができます。
アンチョビと蒸し汁が織りなす極上だれの活用
ボウルにみじん切りのアンチョビ、しょうゆ、すりおろしたにんにくを合わせ、鶏肉の加熱時に出た蒸し汁の大さじ3を加えて混ぜ合わせてたれを作ります。素材の旨みが凝縮された蒸し汁をソースに活かすことで、アンチョビの塩気とコク、にんにくの香りが絶妙に調和した深みのある味わいが生まれます。
鶏肉や野菜、昆布と合わせていただくのはもちろん、上に散らしたトマトの爽やかな酸味とも相まって、全体を絶妙にまとめ上げてくれます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
香味野菜のコールドチキンには、すっきりとした酸味と爽やかな果実味を持つ白ワインが非常によく合います。特に、ハーブの香りやセロリの爽やかな風味を引き立ててくれる、ソーヴィニヨン・ブラン種のすっきりとした辛口の白ワインがおすすめです。
アンチョビの旨みとにんにくのコクが効いた特製のたれにもワインの酸味が絶妙に寄り添い、お互いの味わいを引き立て合います。また、冷たく冷やして楽しむコールドチキンだからこそ、少し冷やしめのキレのあるワインを選ぶことで、口の中が心地よくリフレッシュされ、食事のひとときをより一層優雅に演出してくれます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きとして保存する場合は、しっかりと粗熱を取ってから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。鶏肉のジューシーさを保つために、蒸し汁やたれに浸した状態、あるいは乾燥を防ぐラップ等でしっかりと包んだ状態で保存するのがおすすめです。
おいしく召し上がっていただくためには、冷蔵保存で2〜3日以内にお召し上がりください。なお、電子レンジで再加熱すると肉質が硬くなることがあるため、食べる際は冷蔵庫から出して少し室温に戻すか、冷たいままサラダ感覚で楽しむのもおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
白井操さんによる「香味野菜のコールドチキンの作り方」は、身近な食材と電子レンジを活用しながらも、本格的なフレンチやデリのような味わいを楽しめる素晴らしいレシピです。
鶏むね肉に昆布、たまねぎ、にんじん、セロリ、フレッシュハーブを重ねて加熱することで、素材本来の旨みがしっかりと肉に移り、驚くほどジューシーに仕上がります。
さらに、アンチョビやしょうゆ、にんにくに蒸し汁を合わせた特製だれが全体の味わいをぐっと引き締め、トマトのフレッシュな酸味と相まって最後まで飽きずに美味しくいただけます。手軽でありながら食卓を華やかに彩る、ぜひレパートリーに加えたい絶品メニューです。
