料理研究家の堀江ひろ子さんが提案するあじの塩焼きをご紹介します。毎日の食卓の定番である焼き魚だからこそ、ていねいな下ごしらえや焼き方のコツを押さえることで、素材の持つ旨みを最大限に引き出すことができます。
今回のレシピでは、あじの下処理における包丁の入れ方や、臭みを抜くための塩の振り方など、家庭の魚料理がお店の味のように仕上がる絶妙なテクニックが詰まっています。香ばしく焼き上がった皮目と、ふっくらとしたジューシーな身の食感は、白いご飯やお酒のお供にもぴったりの一品です。
ぜひこの機会に堀江ひろ子さん直伝の作り方をマスターして、毎日の献立に取り入れてみてください。
【堀江ひろ子さんのレシピ】あじの塩焼きの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes15
minutes210
kcal30
minutes料理研究家の堀江ひろ子さんが提案するあじの塩焼きをご紹介します。毎日の食卓の定番である焼き魚だからこそ、ていねいな下ごしらえや焼き方のコツを押さえることで、素材の持つ旨みを最大限に引き出すことができます。
材料
あじ 4匹
大根おろし 適量
レモン(くし型切り) 適量
塩 少々
しょうゆ 適量
作り方
- あじは盛りつけたとき裏になるほうの腹に切り目を入れて内臓を取り、エラも取り除いてよく水で洗い、水けをふく。尾のほうから包丁を入れて、ゼイゴも取り除く。盛りつけたとき表になるほうの腹に飾り包丁を入れる。
- あじに塩を多めにふり(重量の2%が目安)、10分間ほどおいて水けをふく。全体に塩少々をふり、尾とヒレには、焦げにくいように塩をまぶしてグリルでこんがりと焼く。
- 2 を器に盛り、大根おろしにしょうゆをかけ、レモンとともに添える。
メモ
- 堀江ひろ子さんのレシピ (あじの塩焼き)
あじの塩焼きを美味しく作る3つの極意
裏面の腹から内臓とエラを取り除く下処理
盛りつけたとき裏になるほうの腹に切り目を入れて内臓を取り、エラも取り除いてよく水で洗い、水けをふくことが重要です。この丁寧な下処理を行うことで、魚特有の生臭さや雑味がしっかりと取り除かれ、すっきりとした上品な仕上がりになります。
さらに、尾のほうから包丁を入れてゼイゴも丁寧に取り除くことで、口当たりが良くなり、食べたときの食感が格段に向上します。
重量の2%の塩をふって10分おき水けをふく
あじに塩を多めにふり、重量の2%が目安となりますが、10分間ほどおいてから出てきた水分や水けをしっかりとふき取ります。この工程により、身がキュッと引き締まるとともに、余分な水分や臭みが外に排出され、旨みが凝縮されます。
その後に全体に塩少々をふり、尾とヒレには焦げにくいように塩をしっかりとまぶしてグリルでこんがりと焼くことで、見た目も美しく仕上がります。
グリルでのこんがりとした焼き上げと薬味の添え方
尾とヒレに塩をまぶしたあじをグリルに入れ、こんがりと焼き色がつくまでしっかりと焼き上げます。焼き上がったあじを器に盛りつけたら、大根おろしにしょうゆをかけ、くし型切りのレモンとともに添えていただきます。
大根おろしの爽やかさとレモンの酸味が、あじの濃厚な脂の旨みを引き立て、最後まで飽きずに美味しく食べられる組み合わせとなっています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
あじの塩焼きには、すっきりとした辛口の日本酒や、キリッとした冷えた白ワインが非常によく合います。特に、フレッシュな酸味を持つシャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの白ワインは、あじの香ばしい皮目や旨みの詰まった身の味わいを引き立ててくれます。
また、大根おろしとレモンの爽やかな酸味が加わることで、ワインのフルーティーなアロマと見事に調和します。和食の食卓をしっとりと彩る、大人のための最高の組み合わせをぜひお試しください。
保存テクニックと温め直し方
焼き上がったあじの塩焼きは、乾燥を防ぐためにラップにしっかりと包むか、密閉保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安はおよそ1〜2日程度となります。食べる際には、電子レンジや魚焼きグリルで中心までしっかりと温め直すと、ふっくらとした食感と香ばしさを再び楽しむことができます。
長期間保存する場合は、焼く前の状態で冷凍保存することも可能です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家の堀江ひろ子さんが提案するあじの塩焼きは、丁寧な下処理と絶妙な塩加減によって素材の魅力を極限まで引き出す素晴らしいレシピです。腹の切り目から内臓やエラを取り除き、ゼイゴを丁寧に削ぎ落とすことで、雑味のないクリアな味わいを生み出します。
さらに、重量の2%の塩をふって10分間おき、水けをしっかりとふき取ることで身が引き締まり、旨みが凝縮されます。尾とヒレに焦げ防止の塩をまぶしてグリルでこんがりと焼き上げれば、香ばしい皮目とふっくらジューシーな身のコントラストが楽しめます。
大根おろしとレモンを添えてさっぱりといただくことで、毎日の食卓がワンランク上の贅沢な時間に変わります。基本の工程をしっかりと守るだけで誰でも美味しく作ることができるため、ぜひ今日の献立に取り入れてみてください。
