毎日のお弁当作りで、「あと一品どうしよう」「メインのおかずが決まらない」と悩むことはありませんか。今回は、人気料理家である飛田和緒さんのレシピ「きんぴらご飯の和風オムのっけ」をご紹介します。
このレシピは、作り置きやお惣菜の定番である「きんぴらごぼう」を賢く活用し、ボリューム満点で栄養バランスもばっちりなお弁当を手軽に作ることができる素晴らしい一品です。きんぴらごぼうのシャキシャキとした食感と甘辛い味わいが、細切りにしたベーコンの旨みと相まって、白いご飯を絶品の炒めご飯へと変身させます。
さらに、その上にのせるのは、砂糖としょうゆで味付けをした甘じょっぱい和風オムレツ。ふんわりとした半熟状の卵がきんぴらご飯を包み込み、一口食べるごとにホッと心和む美味しさが口いっぱいに広がります。
オリーブオイルを使って炒めることで、和風の味付けの中にもほんのりと洋の香りが加わり、コク深い仕上がりになるのが特徴です。忙しい朝でも、手軽に手に入る食材と残り物を活用して、サッとフライパン一つ(卵用のフライパンを合わせれば二つ)で作れるこのレシピは、お弁当作りの強い味方となること間違いありません。
飛田和緒さんならではの、日常に寄り添った温かみのあるお弁当メニューを、ぜひご家庭で実践してみてください。
【飛田和緒さんのレシピ】きんぴらご飯の和風オムのっけの作り方
Course: 主食Cuisine: 和食1
servings5
minutes10
minutes610
kcal15
minutes毎日のお弁当作りで、「あと一品どうしよう」「メインのおかずが決まらない」と悩むことはありませんか。今回は、人気料理家である飛田和緒さんのレシピ「きんぴらご飯の和風オムのっけ」をご紹介します。
材料
きんぴらごぼう 25g
ベーコン(薄切り) 1枚
ご飯(温かいもの) 200g
卵 1コ
ミニトマト 3コ
オリーブ油
塩 1つまみ
しょうゆ
砂糖 小さじ2
作り方
- ベーコンは細切りにする。フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱してベーコンをサッと炒め、きんぴらごぼうを加えて炒め合わせる。
- 1 にご飯を加え、ほぐしながら炒め合わせる。味をみて、塩1つまみとしょうゆ少々を加えて味を調える。
- ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖小さじ2としょうゆ小さじ1/4を加えて混ぜ合わせる。小さなフライパン(直径18~20cm)にオリーブ油小さじ1/2を熱し、卵液を流し入れる。箸で大きくかき混ぜ、半熟状になったら端に寄せてオムレツ形に整える。
- お弁当箱に 2 を詰めて 3 をのせ、ヘタを取ったミニトマトを添える。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (きんぴらご飯の和風オムのっけ)
きんぴらご飯の和風オムのっけを美味しく作る3つの極意
きんぴらごぼうとベーコンの旨みの相乗効果
このレシピの最初のポイントは、きんぴらごぼうにベーコンを合わせることです。フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、細切りにしたベーコンをサッと炒めることで、ベーコンから滲み出る動物性の旨みとスモーキーな香りが油に溶け出します。
そこにきんぴらごぼう25gを加えることで、きんぴらの根菜の土の風味と甘辛い醤油味がベーコンの脂と絡み合い、味に深いコクと立体感が生まれます。単なる混ぜご飯ではなく、炒め合わせることで水分が適度に飛び、ご飯を加えた際にもベチャッとせず、パラリとした仕上がりになります。
冷蔵庫に残りがちなきんぴらごぼうが、ベーコンという新しいパートナーを得ることで、メイン級の満足感を持つ絶品の炒めご飯へと昇華されるのです。
温かいご飯を加え、ほぐしながら味を馴染ませる
美味しいきんぴらご飯に仕上げるための重要なコツは、必ず「温かいご飯」を使用し、ほぐしながら炒め合わせることです。冷たいご飯を使うと、フライパンの温度が急激に下がってしまい、油がご飯にベタっとまとわりついて重たい食感になってしまいます。
温かい状態のご飯200gを加えることで、ベーコンときんぴらの旨みをまとったオリーブオイルが米粒一つ一つに均一にコーティングされ、ふっくらとした仕上がりが保たれます。また、具材が混ざり合ったところで味見をし、塩1つまみとしょうゆ少々で味を調えるプロセスも欠かせません。
きんぴらの味の濃さに応じて微調整を行うことで、上にのせる和風オムレツとの味のバランスが完璧に計算されたお弁当になります。
卵は半熟状でまとめ、ふんわりオムレツ形に
きんぴらご飯の上にのせる「和風オム」の火入れも、このレシピを成功させるための大切な極意です。ボウルに卵1個を溶きほぐし、砂糖小さじ2としょうゆ小さじ1/4を加えてしっかりと混ぜ合わせます。
小さなフライパン(直径18~20cmが最適)にオリーブ油小さじ1/2を熱し、卵液を流し入れたら、すぐに箸で大きく円を描くようにかき混ぜて空気を含ませます。ここでのスピードがふんわり感の鍵です。卵全体が半熟状になったら、すかさずフライパンの端に寄せてオムレツの形に整えます。
火を通しすぎないことで、お弁当として時間が経ってから食べる際にも、パサつかずにしっとりとした柔らかい食感を保つことができます。甘じょっぱい味付けのふんわり卵が、しっかり味のきんぴらご飯を優しく包み込みます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
飛田和緒さんの「きんぴらご飯の和風オムのっけ」は、お弁当として楽しむのはもちろんのこと、休日のランチなどにもぴったりな一品です。この和と洋のエッセンスが絶妙に融合したお料理に合わせるなら、飲み物は緑茶やほうじ茶といった日本茶が定番として間違いありません。
焙煎香のあるほうじ茶は、ベーコンのスモーキーな風味やきんぴらごぼうの土の香りと見事に調和し、食後の口の中をさっぱりと洗い流してくれます。また、あえてワインを合わせるという大人の楽しみ方もおすすめです。
きんぴらごぼうの甘辛い醤油味やごぼうの土っぽいニュアンスには、軽めの赤ワインやオレンジワインがよく合います。例えば、日本のマスカット・ベーリーAを使用した赤ワインは、醤油やみりんなどの和の調味料と相性が良く、赤い果実の香りがトマトの酸味ともマッチします。
あるいは、果皮の旨みと程よい渋みを持つオレンジワインを選ぶと、ベーコンの脂の旨みやオリーブオイルの風味をしっかりと受け止め、料理全体の複雑な味わいをより一層引き立ててくれます。
保存テクニックと温め直し方
お弁当として作ることが前提のレシピですが、ご飯部分とオムレツ部分はそれぞれ適切に保存することで美味しさを保つことができます。きんぴらご飯は、多めに作って粗熱をしっかりと取った後、密閉容器に入れて冷蔵庫で2日程度保存可能です。
食べる直前に電子レンジで温め直すと、ベーコンの風味とオリーブオイルの香りが復活します。一方、上にのせる和風オムレツは、半熟状で仕上げているため、衛生面を考慮して作り置きには適していません。
卵は必ず食べる当日、もしくはお弁当を持っていく当日の朝に焼いて、粗熱を取ってからご飯の上にのせるようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
いかがでしたでしょうか。今回は、飛田和緒さんの「きんぴらご飯の和風オムのっけ」をご紹介しました。冷蔵庫に少しだけ余ってしまったきんぴらごぼうを、ベーコンと合わせることで旨み溢れる炒めご飯へと変身させ、さらに甘じょっぱい和風の半熟オムレツをのせるという、アイデアと愛情がたっぷり詰まったレシピです。
オリーブオイルを使って炒めることで、和風でありながらもコクのある洋風の満足感がプラスされ、お子様から大人まで喜ぶ味わいに仕上がっています。彩りとして添えるミニトマトの赤も、お弁当箱を開けた瞬間の気分を明るくしてくれます。身近な材料とわずかな調理時間で、見た目も栄養バランスも抜群の一品が完成します。
毎朝のお弁当作りを少しでも楽しく、そして美味しく乗り切るためのアイデアとして、飛田和緒さん直伝のこの素晴らしいレシピを、ぜひご家庭の定番メニューに加えてみてください。
